8月になっても北アルプスは天気が安定しないので、思い切って鳥海山と月山に行ってみることにしました。
初日の鉾立ルートは花も眺望も素晴らしく、雪渓のある千蛇谷経由で登頂。宿泊は山頂下の御室小屋です。
2017.8.3 (木) | 鉾立 | → | 賽ノ河原 | → | 御浜 小屋 | → | 御田ヶ原 分岐 | → | 七五三掛 | → | 千蛇谷 | → | 急坂 | → | 御室 小屋 | → | 鳥海山 (新山) | → | 御室 小屋 |
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晴れたり 曇ったり |
06:55着 07:15発 | 08:50 09:00 | 09:35 09:55 | 10:30 | 10:50 11:00 | 11:30 11:50 | 12:45 13:00 | 13:40 14:25 | 14:55 15:35 | 15:55 泊 |
8月1日。北アルプスは諦めて、2年前に買ったままの「鳥海山・月山」の地図を取り出しました。案の定アクセスが大変で、湯ノ台口コースの庄内交通バスは今年から廃止。象潟口コースの象潟へは、夜行「ドリーム鳥海号」が一番便利だけれど、8月は10日まで満席。仕方なく新幹線で秋田駅まで行き、象潟へ戻って鉾立山荘泊の計画で、その後の宿や行程調整。
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準備に疲れ果てていたのでぐっすり休め、気づいたら象潟駅に到着。乗客全員が登山者という訳ではなく、下りたのは数人。 |
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象潟駅6:20発の「鳥海ブルーライナー」に乗り、鉾立口6:55着。 |
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登山口から10分ほどの展望台。今日歩く鳥海山までのなだらかな山の斜面が一望で素晴らしい! 【鉾立展望台から望む鳥海山~象潟口コース (拡大)】 |
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下には先ほどの鉾立駐車場と象潟の町が見え、 |
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エゾアジサイやハナニガナが咲く緩やかな簡易舗装の道から石畳の道になりました。 |
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大岩の点在する広い道になり、賽ノ河原に到着。ルートは左ですが、右手の雪渓を歩いている人がいます。 |
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振り返っても素晴らしい眺めでしたが、雲が上がってきました。 |
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トイレ工事中の御浜小屋を越えると、下に鳥海湖が広がっていました。 【長海湖 右奥に月山 その左奥は・・・? (拡大)】 |
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御浜小屋からは鳥海山を眺めながら気持ちのいい花の稜線歩きです。 |
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色とりどりの花畑がず~っと続いて、本当になんて素敵な道なんでしょう~♪ |
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振り返れば御浜小屋が小さく見えて、その左に残雪のあるポコポコとした山並み。 【鳥海湖 ず~っと奥のピークが笙ヶ岳 (拡大)】 |
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御田ヶ原に着きました。 |
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しばらくすると雲が流れ、この先も晴れたりガスったりと目まぐるしい。 |
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七五三掛(しめかけ)への八丁坂も花畑が続いて、この辺りはハクサンシャジンやチョウカイアザミが素晴らしいです。 |
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ちょっと小広い七五三掛は休憩適所。 |
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左手は崖になっているので、注意個所もありますが、ハシゴなどで整備されているので大丈夫。
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やがて大きな雪渓が見えてきました。 |
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草地の花など見ながら登り返し、振り返ればガスが晴れて、ずっと奥まで雪渓が続いています。 |
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下り着いて、よく見れば「千蛇谷」の道標。 |
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雪渓を渡り、草地へ入るとこの辺はヨツバシオガマが群生していて見事です。 |
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イワブクロやイワギキョウ、ミヤマキンバイなど咲く道を登り、急登途中の大岩で昼食。 |
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岩ゴロゴロ地帯を過ぎ、山頂分岐の上に御室小屋がありました。今日は余裕の一人一枚。奥の神社にお参りし一休みして山頂へ向かいます。 |
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小屋の左手に山頂への分岐があります。チョウカイフスマやイワブクロがあちこちで群生していました。 |
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すぐ上が山頂かと思いましたが、岩稜のペンキマークに従い岩の隙間を下ったり登り返したり。 |
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右へ行ったり左へ行ったり回り込んだりして、ようやく鳥海山の山頂に着きました。 |
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横に見えるのが七高山で、外輪山の東端。 |
帰りは右へ回り込んで下りました。 |
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夕食まで、遠くに光る日本海を見ながら過ごしました。 |
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夕食は5:30からで、保存食品がメイン。 |
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夕食後、また岩の上で日没を待ちました。たぶん、今まで見たことのない日本海の夕陽。 |
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鳥海山の花々 |