前回に続いて、ずっと気になっていたマイナー尾根の高畑山北尾根と倉岳山北西尾根を歩いてきました。
新緑の尾根から萌黄色の稜線まで、ほぼ自然林の気持ちのいい尾根歩き。しかし最後の最後は右往左往でした。
2017.5.2 (火) | 鳥沢駅 | → | 小篠の イトヒバ | → | NHK アンテナ | → | 登山道 横断 | → | 高畑山 | → | 倉岳山 | → | へそ水 | → | 720m 石仏分岐 | → | 350m下 道迷い | → | 小篠池 | → | 鳥沢駅 |
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快晴 | 07:40着 07:40発 | 08:25 08:30 | 09:00 09:05 | 10:10 | 11:00 11:15 | 12:15 12:40 | 13:00 | 13:15 13:20 | 14:25 14:50 | 14:55 15:10 | 15:45着 15:54発 |
鳥沢駅は駅舎が改築されて、仮設トイレは東へ4,5分歩いた鳥沢小学校の入口前になっていました。こちら方面の山の場合はいいけれど、扇山へ行く場合はちょっと不便そうです。
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国道を東へ進み、途中の道標から右へ入って中央線の下を潜り抜けると、倉岳山~高畑山の山並みが見えてきました。
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虹吹橋を渡り、小篠貯水池へ向かう途中のT字路で右へ進み、小篠のイトヒバを目指します。
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イトヒバの先を少し進んでしまいましたが、取付きが分からず引き返すと、
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すっかり新緑になった尾根にはヤマツツジが咲き、急登でアンテナのある平坦地に着きました。
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緩急で登った小ピークが511m点のようで、四等三角点がありました。 |
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フデリンドウが点々と咲く尾根を緩やかに下り、登り返した次の小ピークが513m点です。 |
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新緑いっぱいの緩急交互の尾根がひたすら続き、ひたすら登って行きます。
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登山道を横断し、そのまま明るい新緑の尾根伝いに登って行きます。
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やがて右側が植林になってきて、緩く上がったコブは820mあたりのようで、更に進んだ小ピークが871m点でした。
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下った鞍部の先に登山道の道標が立っていました。ここから倉岳山までは一般道です。 |
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高畑山山頂に着きました。 |
平日ですが、GWなので時々登山者とすれ違います。稜線はまだ萌黄色とミツバツツジ色。 |
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途中にある天神山は北側の展望が良くなっていました。前回(12年前?)はどうだったかな。 |
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天神山のすぐ先が穴路峠で、いかにも峠といった雰囲気。ここからまた登りになります。 |
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萌黄色のなかにヤマザクラも混じり、向こうに道志の山々が見えていました。
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倉岳山山頂に到着。前回より更に広く伐採されて富士山もよく見えるようになっていました。
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山頂の北東に立つ「この先行き止まり」看板の後ろに細道がついていました。すぐ先で北東尾根を見送り、北へ向かいます。 |
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落ち葉グズグズの急下りの途中で、下から年配の単独男性が登ってきました。北西尾根から登って来られたのかと伺えば、北尾根からとのこと。見せて下さった地図を見ると、倉岳山の北側には5,6本の尾根が伸びていますが、ほぼ全てを歩かれているかなりのベテランさんでビックリしました。思わず「失礼ですが、もしかして松浦さんですか?」と聞いてしまいました。違うようでしたが、どこぞのガイドさんとのこと。『中年おばさんが単独で大丈夫かな?』と思われたのでしょう、「どうぞお気を付けて」と言われてしまいました。「はい、すみません。気を付けます。」としか返事のしようがありません。スミマセン。 |
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北西に下り、斜面を左へ折れると、下に一瞬ピカッと光るものが見えました。
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右へ進み、気持ちいい尾根に戻りました。進むほど緩やかになり足元には点々とフデリンドウ。
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緩やかな気持ちのいい下りが続き、720m辺りに来ました。ここは左右に赤テープ。
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グズグズ急降下で周辺は緑一色。見通しがきかず、644m点が見えないのでちょっと心配になりました。
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滑り落ちそうな急降下が緩んだ鞍部の先から登りに転じたので、ひと安心。あのピークが多分644mと思われ、ホッとしました。
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570m辺りまで下ると周辺はヤマツツジがきれいで、左へも道が伸びていましたが、この道はそのまま下ってしまいそうなので、引き返し、わずかに登り返して緩やかに進みました。 |
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すっかり緑も深くなり、ひたすら下って行くと植林が出て来ました。
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しかし途中からヤブになり、適当に下ったら沢に出てしまいました。どうしよう・・・
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近くに祠はあるし少し先には幼木が植林されている。どこかに道はあるはずと周辺を右往左往。
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ツツジが並ぶ小篠貯水池堰堤下に出ました。 |
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小篠貯水池の堰堤に上がり、奥の東屋で電車の時間まで時間調整ティータイム。
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高畑山北尾根は登りだったので問題ありませんでしたが、倉岳山北西尾根は何度も磁石で方向を確かめながらの下りでした。冬枯れの季節なら次の目標も見やすいと思いますが、今の季節は緑に埋もれて周辺の様子が分からず、マイナールートの下りは見通しのいい季節にすべきと改めて感じました。
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