今日は馬蹄型東半分。七ツ小屋山~清水峠~朝日ヶ原の緩やかな稜線は紅葉がきれいでしたが、
朝日岳から笠ヶ岳は細かなアップダウンで時間がかかり、白毛門の下は岩場の急下りでした。
2016.10.15 (土) | 蓬 ヒュッテ | → | 七ツ小屋山 | → | 清水峠 | → | 休憩 | → | ジャンクション ピーク | → | 朝日岳 | → | 笠ヶ岳 | → | 白毛門 | → | 松ノ木 沢ノ頭 | → | 土合橋 |
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快晴 | 05:35発 | 06:40 | 07:35 07:45 | 08:35 08:45 | 10:00 10:15 | 10:45 11:05 | 12:20 12:50 | 13:45 13:50 | 14:35 14:40 | 16:15着 16:56発 |
5時からの朝食を頂いてスタート。振り返る山々には、まだ朝日は差し込んでいません。 |
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早朝の清々しい空気のなか、緩やかに進む気持ちのいい笹原道。 |
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七ツ小屋山の手前は花も多そうな小さな湿原で、池塘の水面が凍っていました。 |
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気持ちのいい笹原道を何度も振り返りながら登り、七ツ小屋山に着きました。 |
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七ツ小屋山の少し先に大源太山分岐があったので、ちょっと寄り道。 |
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この先も冬路ノ頭まで、なだらかな上下の笹道が続きます。左下に、小さな池塘が見えていました。 |
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冬路ノ頭からは一気に笹斜面を急降下。手前の三角屋根が送電監視所でその先に白崩避難小屋。 |
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清水峠からは、朝日岳へ向けてちょっと長い登り。振り返れば、緑の笹原と赤い三角小屋が可愛いけれど、あちこち道が伸びているので巡視路に注意。 |
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所々に池塘が点在し、青空を映しています。 |
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清水峠から上はちょうど紅葉の盛りで、例年より鮮やかさに欠けるようですが、それでも青空の下で眺める景色は素敵でした。 |
朝日岳と思っていたピークはジャンクションピーク。逆光なので写真では分かりにくいけれど、鮮やかな紅葉も所々あってきれいです。 |
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この長い尾根は紅葉も眺めも素晴らしくて、何度も何度も振り返りつつ登って行きました。 |
ジャンクションピークに到着。 |
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ジャンクションピークを越えると東側が一気に開け、こちらもまた素晴らしい眺望です。 |
こちら方面の山はさっぱり分からないけれど、反対側から来た人に教えていただきました。 【朝日ヶ原から見る上越~尾瀬の山々 (拡大)】 |
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朝日岳周辺にはホソバヒナウスユキソウの葉があちこちいっぱい。花の頃は素敵でしょうね~ |
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朝日岳山頂は、今回のルートで一番広い山頂。 |
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右手には、武能岳~蓬峠~七ツ小屋山・大源太山の緩やかな稜線が見えます。 |
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地図のコースタイムを見た時は、『朝日岳まで登ってしまえば、あとは下りね。』などと考えていましたが、細かなアップダウンがあり、更に標高の高い大烏帽子を越えたりして、予想以上に大変でした。 |
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大烏帽子を越え、小烏帽子を越えてきました。 |
小烏帽子の先から急下り、草地から笠ヶ岳へ登り返します。振り返れば避難小屋と烏帽子二つ。 |
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笠ヶ岳山頂に到着。ほど良い広さの山頂で、目の前には屏風のような谷川岳。 |
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谷川岳馬蹄形も、いよいよ終盤。 |
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それでもこの辺一帯には鮮やかな赤や黄色があって、とても素敵な道でした。 |
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振り返り見る、笠ヶ岳と小烏帽子。 |
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白毛門に到着。思いのほか狭い山頂で、谷川岳はすっかり逆光になっていました。 |
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白毛門からは、岩混じりの急下り。 |
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ロープ下りもあり、一旦緩やかになって、また急下りというパターンが続きます。 |
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松ノ木沢ノ頭まで下って来ました。 |
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さて、いよいよ最後の大下り。 |
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色づきはこの辺りまでで、この先はひたすら下るだけです。 |
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幹が伸びて張り出している木や、根が浮き出て、歩き難い所もけっこうありました。 |
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昨日の小屋で、「飽きるほど長い下りだよ。」と言われていた通り、長い長い下りでした。 |
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登山口の谷川連峰馬蹄形概念図では、天神平から土合までの稜線を馬蹄形としているようです。 |
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今年は台風やら雨続きで、鮮やかさに欠ける紅葉だったようですが、清水峠周辺や白毛門周辺はきれいでした。谷川岳主脈縦走は、ひたすら西へ向かう気持ちのいい笹尾根コース。馬蹄形縦走は進む方向がぐるっと変わるので遠景も変化し、コース自体も変化があって楽しいコースでした。二日間とも素晴らしい眺望に恵まれ、念願の谷川岳馬蹄形を無事歩けて感謝の秋の山旅となりました。 |