丸池・琵琶池


平成28年9月1日~2日

今日は岩菅山へ行く予定でしたが、ガスとアクシデントで途中下山。
きれいな青空がもったいなくて、丸池と琵琶池を散歩してきました。


2016.9.2
(金)
 高天ヶ原岩菅山
登山口
金山沢ノ頭引き返す岩菅山
登山口
高天ヶ原BS丸池琵琶池サンバレー
バス停
晴れ  06:00発07:3007:55
08:05
08:1508:4009:35
10:10
10:35
10:55
11:05
11:50
11:55着
12:12発



今日は岩菅山へ行く予定ですが、展望が良ければ裏岩菅山もピストンしたいので、
朝食は横手山ヒュッテで買ったパンとココアで済ませ、6時にスタートしました。
今日の青空に感謝して、すぐ上の高天ヶ原神社へお参り。横に温泉の源泉施設がありました。


高天ヶ原の朝
【高天ヶ原の朝】

高天ヶ原神社
【高天ヶ原神社】


【朝のゲレンデ】

まだ朝日の当たらない、朝露に濡れた草原。
昨日下ったゲレンデを、上がって行きます。

高天ヶ原リフト乗り場の上に出ると、ゴンドラ駅の横から朝日が輝いてきました。

この時は今日の晴天を信じていましたが・・・

東館山高山植物園へ
【東館山高山植物園へ】

【稜線は・・・ ガス】

上の高山植物園を越え、次の寺小屋スキー場へ向かうと・・・ ビックリ~!! 

なんで上に雲がかかっているの?

振り返る後方はきれいな青空で、爽やかな朝の草原が広がっています。

東館山・焼額山
【東館山・焼額山は青空】
岩菅山 登山口
【岩菅山 登山口】

稜線に出ればガスも流れて行ってくれるかな~と、心配しつつも昨日下りてきた登山口から登って行きました。


シラビソ樹林帯に入り、ガスの中になると気温もかなり下がり、12℃。
ガスに包まれた寺小屋峰を過ぎ、泥濘を進んで金山沢ノ頭に着きました。


寺小屋峰
【寺小屋峰】

金山沢ノ頭
【金山沢ノ頭】

休憩後、ガックリしつつも岩菅山へ。
樹林帯を下って行くと、笹の稜線に出ました。


が、真っ白・・・ 
10m先も、な~んにも見えません。



【真っ白・・・】

【引き返します】

しばらく進んだものの、立ち止まってしまいました。

初めての山は、やはりきれいな姿を心に残したい。ここはまた今度にしようと、引き返すことにしました。

何となく靴がヘンだなあ~とは思ったけれど、ガスで真っ白の方がショックで、あまり気に留めず登山口まで下ってきました。


【戻れば・・・登山口も真っ白】

さっきはきれいな姿が見えていた東館山や焼額山も、今はガスに隠れてしまいました。
未練がましく振り返り、ふと足元を見れば、なんとソールが一部剥がれていて、ビックリ~!!
これは靴も『今日は行かない方がいいヨ』と言っているのかもと、都合よく解釈。



【「東館山・焼額山は青空」写真と同じ場所】


【振り返っても やっぱりガス】

高天ヶ原リフト駅
【高天ヶ原リフト駅】

何だか諦めもついて、更に戻って行って高山植物園を過ぎると、ウソのような晴天域です。

ガスから抜ければ、焼額山方面は相変わらずきれいでした。

焼額山方面
【焼額山方面】

【ソール剥がれ】

左足のソール剥がれは大きくなり、気になりながらも、つま先は剥がれていません。朝露やら泥濘やらで汚れた靴なので、このままテープを巻く気になれず、引きずりながら下って行きました。


高天ヶ原バス停に到着。
上空を境に、東は雲が迫り、西はほぼ快晴。

ソールはわずかにつま先2㎝だけで付いていました。靴を脱いで直射日光に当て、ウチワで扇いで乾燥させ、汚れを取りました。

バス時間まで40分くらいあったので、まあまあマシになり、ザックの奥に入れたままのテープを巻いて、バスに乗りました。


高天ヶ原バス停
【高天ヶ原バス停   東は雲 西は青空】

丸池
【丸池】


しかし、この青空。
このまま帰るのは、もったいない。

遊歩道くらいならテープ補修の靴でも歩けると思い、池巡りに変更することにしました。
蓮池は昨日歩いたので、丸池で下車。


ほんの一部色づいている葉もありましたが、まだ緑一色の湖畔から池を眺めつつ一周しました。


丸池
【丸池】

丸池
【丸池】

琵琶池へ
【琵琶池へ】

すぐ下のサンバレーから、琵琶池も歩いてみます。この辺一帯は「サンシャイントレール」として、蓮池からのトレイルが整備されていました。


舗装された遊歩道を進むと、少し先に蓮池分岐がありました。気持ちのいい木陰道です。
シラカバ道にはゴマナやヨツバヒヨドリなど咲いていて、観光客も歩いています。


蓮池分岐
【蓮池分岐】

琵琶池
【シラカバ林】

丸池より大きな琵琶池を眺めつつ回ると旭山分岐がありましたが、今日は「山」はお休み。


琵琶池
【琵琶池】

旭山分岐
【旭山分岐】

サンバレーバス停で靴を点検。ローバーはお気に入りで2足持っていて、これは古い方の靴です。3年前にソール張替し、いつも汚れは落し、陰干しして、風通しのいい所に置いていましたが、やっぱり傷んでいたんですね。簡単に巻いただけの補修なので既に踵の外側は切れ始めていましたが、縦走中だったら厳重に巻いていても歩き続けることは困難だったろうと思います。


サンバレーバス停
【サンバレーバス停】


【テープ補修】

長野電鉄の車窓からは、きれいな青空の下、赤く色づいたリンゴ畑の景色が流れていきました。長野駅からは新幹線で帰ります。



早い帰宅だったので、都心に出てもラッシュに遭わずよかったけれど肌色テープで巻いた靴で電車に乗るのは、かなり恥ずかしかった・・・



【車窓から見る りんご園】


意気込んで行った志賀高原。横手山や赤石山では、楽しい眺めでした。岩菅山は残念でしたが、ソール剥がれはそれ以上にショック。張替3年でも、使用回数や泥濘状況によっては早い剥離もあると分かったので、他の靴もよく点検しないといけないなと思いました。日本手拭いを裂いて巻くのがいいという話も聞いたので、これからは茶色の手拭いや茶色の靴紐、針金なども携行した方がいいなあと思いました。いずれにせよ、岩菅山はいつかリベンジしたいと思います。




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