横手山・赤石山

よこてやま(2304m)・あかいしやま(2108m)
平成28年9月1日〜2日

スキーシーズン以外、行ったことのなかった志賀高原の山へ行って来ました。
今回は横手山から寺小屋峰へと稜線を北上し、翌日は岩菅山へ行く予定です。


2016.9.1
(木)
 渋峠横手山
三角点
横手山
展望台
硯川
分岐
鉢山大沼池
分岐
赤石山金山沢
ノ頭
寺小屋
ゲレンデ
高天ヶ原
サニー志賀
晴れ  09:15着
 09:20発
09:40
09:50
09:55
10:15
11:2011:4013:00
13:15
13:40
13:50
15:10
15:20
15:3516:20着



足首を骨折した2007年の夏、リハビリウオークしようと思って買ったのが若い頃スキーで行った志賀高原の地図でした。しかし一旦都心に出ないといけない長野方面は遠く感じて行かずじまい。以来一度も地図を広げたことがなかったけれど、この夏、金森さんが行かれたようなので、久し振りに地図を引っ張り出してみました。

高原というくらいなので草原歩きや池巡りが良さそうですが、池は紅葉の頃に歩いてみたいので、まずは全体を眺めようと稜線歩きを計画。ラクして渋峠までバスで一気に上がり、北上しながら明日は岩菅山へ登ろうと思います。


往きは夜行バスを利用。長野電鉄6:21始発〜湯田中7:32着。渋峠行きのバスは8:10発ですが、先発する硯川行き7:40発のバスに乗り蓮池で下車。30分後に通る渋峠行きのバスが来るまで、蓮池を散歩します。地図には蓮池から発哺温泉への「志賀高原ロープウエイ」が記されていますが、どこにもロープウエイがなくてビックリ。後日分かったけれど、2011年に廃止になったらしい。やっぱり地図は新しい方がいいかも。


蓮池
【蓮池】

バス停から北へ進んだ先に蓮池がありました。
向かいの山は、裏志賀山と志賀山のようです。


早くも真っ赤に紅葉したナナカマドの横から池の畔を一周。白い蓮の花、そろそろ開く時間でしょうか。


蓮池
【蓮池】

蓮の花
【蓮の花】

蓮池8:44発の渋峠行きに乗り継いで、終点で下車。広い駐車場があり、地図ではリフト右手の舗装道路が山頂までのルートとして記されていますが、現在は関係者以外登山者も立入禁止になっていました。

今はリフト横のゲレンデを通って行くようです。


渋峠
【渋峠  左に登山口】

すっかり秋の装いになった草原は、エゾリンドウが花盛りです。


エゾリンドウ群生
【ゲレンデはエゾリンドウ群生】

エゾリンドウ
【エゾリンドウ】


【振り返れば・・・赤城山?】

リフトは運行していますが、平日なので利用者はわずか。振り返れば、遠くに見えているのは赤城山でしょうか、いまだにどれも同じに見えて同定できず。

山頂駅手前の道標に従って左へ進むと、横手山の三角点がありました。神社も祀られていて、素晴らしい眺めです。

横手山三角点
【横手山三角点と神社】
白根山と本白根山
【白根山と本白根山 (拡大)】

南側は崖で、正面にはいかにも火山といった雰囲気の白根山が見えていました。さすがに湯釜までは見えないようです。

東から西へ180度の眺望ですが、相変わらずどれがどれやら。

ほぼ平坦な明るいシラビソ林を進むと観光地っぽい雰囲気になり、横手山山頂ヒュッテがありました。

日本一高い所にあるという有名なパン屋さんがあるので、明日の朝食用に購入。お値段もそれなりに、ちょっと高めでした。

横手山山頂ヒュッテ
【横手山山頂ヒュッテ】
横手山展望台から
【横手山展望台から  笠ヶ岳と志賀山 (拡大)】

向かいのレストランにある展望台からは素晴らしい眺望です。真下に、硯川へのリフトが伸び、左右に笠ヶ岳と志賀山が見下ろせます。

遠くの雲間から北アルプスも見えていました。テラス左端からは先ほど見た白根山が見え、その横に富士山が見えるそうですが、今日は雲で見えません。

横手山山頂ヒュッテに戻り、鉢山へ向かいます。


地図にある直線ルートは通行止めになっていて、現在はスキーコースを下るようです。
岩菅山や笠ヶ岳など見ながら大きくジグザグに下って行きました。


笠ヶ岳 志賀山
【笠ヶ岳 志賀山】

岩菅山?
【岩菅山?】

夏は草原になっているコース。ここにはヤナギランが群生していたようで、花が終わった今もピンク色に染まっていました。夏は見事だったでしょうね〜



【ヤナギラン】

【草津峠へ】

樹林帯に入ると、あちこちに真っ赤な木の実。
わずかに色づいた葉も、ちらほら見えます。


笹の茂る樹林帯はけっこうぬかるんでいて、細かなアップダウンがあります。
草津峠には案内板があり、5分先に硯川分岐がありました。右の鉢山へ。


草津峠
【草津峠】

硯川⇔鉢山 分岐
【硯川⇔鉢山 分岐】

苔むした石や滑りやすい赤土の急登で鉢山に到着。地図や看板には小さな火口湖・鉢池が記されていますが、今は笹に覆われて何も見えませんでした。


鉢山
【鉢山】

急下りの先にちょっと見晴らしのいい所があり、あの白い点が次に目指す赤石山でしょうか。
整備されていますが、流されやすい地質のようで泥濘や水溜りが多く、時々ズボッとはまってしまいます。


赤石山へ
【赤石山へ】


【ぬかるみ多い】

四十八池⇔赤石山 分岐
【四十八池⇔赤石山 分岐】

次の分岐は四十八池や志賀山方面への分岐です。そちらも魅力的だけれど、池巡りは秋のお楽しみにとっておいて、今回は右の赤石山へ進みます。

植生が少し変わってきて、ダケカンバが増えてきました。細かなアップダウンが続きます。

忠右衛門新道
【忠右衛門新道を赤石山へ】

熊ヅリ尾根の上に出たあたりは笹も低く、気持ちのいい尾根道でした。
この時は分かりませんでしたが、あの大きな断崖岩の横がルートだったのでトリミングしてみます。


忠右衛門新道
【シラビソと笹】

赤石山 絶壁岩
【赤石山 絶壁岩】

忠右衛門新道分岐
【大沼池分岐「忠右衛門新道分岐」】

少し下ると大沼池分岐で、「忠右衛門新道分岐」の標識が掛かっています。

ずっと展望のない泥濘道が続いたので休憩適所が少ない尾根でしたが、ここにはベンチがあったので、ようやくお昼にしました。

分岐から樹林帯を登って行くと、突然ガレ斜面に出ました。振り返れば大沼池が見下ろせて、素敵な景色です。

『ここでお昼にすればよかったかな〜』と思いましたが、単独男性が静かに眺望を楽しんでいたので、何だかお邪魔しては申し訳なく、取りあえず先へ。

赤石山 絶壁岩
【赤石山断崖岩の下 ガレ斜面】
赤石山崩壊ザレ
【崩壊】

上に出ると崩壊ザレの縁に出ました。
転ばないよう注意して進みます。

断崖岩の横に立つと、さすがの高度感・・・

恐る恐る岩の上に立ってみると、
なんて素晴らしい眺めなんでしょう〜!

真下に真っ青な大沼池。
緑の森に囲まれ、静かな湖面が美しい。

赤石山から見る大沼池
【赤石山 山頂から見る大沼池 (拡大)】

あの横手山から緩やかに下り、短い急登の鉢山を通って、こちらに歩いて来た尾根が見えます。
大沼池の上が志賀山で、下に四十八池があり、周辺にも多くの池が点在するのが志賀高原なんですね。

横手山〜鉢山〜志賀山
【赤石山から見る横手山〜鉢山〜志賀山 (拡大)】

樹林の中に赤石山道標があり「野反湖へ下る尾根は長く10時間以上」の警告が掲示されていました。
この先も泥濘の多い笹の道が続き、赤いブリキの古標識が点々と置かれていました。


赤石山 山頂道標
【赤石山 山頂道標】

「寺小屋峰・赤石山」
【「寺小屋峰・赤石山」赤い古標識】

金山沢ノ頭へ
【金山沢ノ頭へ  奥が岩菅山?】

やがて遠くに見えていた岩菅山が近づいてきましたが、今日は次の金山沢ノ頭へ登り返してから、宿のある高天ヶ原へ下ります。


シラビソとダケカンバの滑りやすい短い急登で金山沢ノ頭に着きました。
ベンチがある三叉路で、明日はこの分岐から岩菅山を目指す予定です。


金山沢ノ頭へ
【金山沢ノ頭へ】

金山沢ノ頭
【金山沢ノ頭】

少し進むと寺小屋峰でした。三角点がありますが、今は笹に覆われ何も見えません。


寺小屋峰
【寺小屋峰】
寺小屋峰スキー場
【寺小屋峰スキー場】

寺小屋峰から下ると5分もかからず、突然草原に出ました。

いかにもスキー場といった雰囲気で、ゲレンデを下って左へ進むと、上に建物があり、ゴンドラリフトは動いていました。


高山植物園を抜ければ高天ヶ原リフトですが、こちらは休止していました。下にホテル群が見えます。
途中にヤナギランが群生し、ほわほわの白い綿毛の中に、まだピンクの花がいて嬉しくなりました。



【ヤナギラン 綿毛】

高天ヶ原へ
【ゲレンデ下って 高天ヶ原へ】

高天ヶ原は、シーズン中は賑わいそうですが今日は静か。バス停からすぐのホテルサニー志賀へ。
オシャレな雰囲気なので思わず足元の靴を見れば、最後に草地を下ったおかげで泥汚れはなく、ホッ。
ベッドもある広い和洋室は眺め良く、すぐ上の高天ヶ原源泉から引いてきたという温泉は独り占めでした。


ホテルサニー志賀
【ホテルサニー志賀】

ホテルサニー志賀 夕食
【夕食】

宿泊者は、私の他は二人組だけ。ホテルなので朝食は7時半から。明日は早出しようと朝食不要の予約にしておいたので夕食後に清算を済ませ、早々に休むことにしました。予報では明日も晴れ。いいお天気になりますように!




前回:薬師岳    HOME    山域別    翌日:琵琶池・丸池