今日は大好きな双六岳から三俣蓮華岳への稜線歩き。どちらも地味な山ですが、
この稜線は、北アルプスの名だたる峰々を眺めながらの素晴らしい散歩道です。
2016.8.6 (土) | 鏡平 山荘 | → | 弓折 乗越 | → | 花見 ベンチ | → | 双六 小屋 | → | 巻き道 分岐 | → | 双六岳 | → | 中道 合流 | → | 三俣蓮華岳 | → | 巻き道 分岐 | → | 黒部五郎 小舎 |
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晴れ | 06:15発 | 07:05 07:20 | 07:40 07:45 | 08:50 09:00 | 09:20 | 10:15 10:45 | 11:05 | 12:15 13:00 | 13:25 | 14:20着 泊 |
12人程の部屋でしたが、3:30頃にずっと鳴り続けるアラーム音に、ほぼ全員起こされました。個室ではないので本来バイブでセットすべきと思いますが、目覚めてしまえばもう眠れない。外に出るとキラキラの星空だったので私は嬉しかったけれど、もう少し寝ていたかった人には迷惑。山小屋での目覚まし音はマナーに反することで以前なら考えられないことだと思いました。 |
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朝食前、皆さんと鏡池で朝日を待っていましたが、ここは山間。日の出の時間よりかなり遅れそうです。 |
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朝は、すっきり快晴。 |
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弓折乗越は正面に槍ヶ岳が望め、ベンチなども置かれていて休憩にいい所です。 |
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以前来た時は、緩やかな起伏の花見平あたりにも残雪があり、高山植物が多かった記憶ですが、今年は雪解けも花も早かったようです。 |
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下に「くろゆりベンチ」が見える所では、正面に鷲羽岳と赤い屋根の双六小屋が見えてきます。
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大きく崩壊したザレの縁を進みますが、ここの崩壊も以前より進んだ感じがします。 |
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鷲羽岳と双六小屋の赤い屋根。小屋が見えてからが長いけれど、ようやく近づいてきました。 |
広いキャンプ場の手前に来ると、奥に笠ヶ岳がよく見えるようになってきます。 |
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双六小屋に着きました。 |
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20分ほど登ると巻道分岐で、更に2,3分で中道分岐です。今日のメインは、双六岳~三俣蓮華岳の稜線なので直進。 |
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始めは岩ゴツゴツですが、けっこう花も咲いていて、やがて広~い馬の背のような一本道。 |
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この双六岳の広い稜線から、槍ヶ岳を振り返り見る景色が素晴らしいのです。 |
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双六岳の山頂に到着。 |
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燕岳から伸びる表銀座と大天井岳。 槍ヶ岳のギザギザ北鎌尾根とこちらに向う西鎌尾根。 【表銀座~槍ヶ岳~穂高連峰 (拡大)】 |
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反対側には、明日向かう黒部五郎岳~太郎平の稜線と、大きな薬師岳。 【黒部五郎岳~薬師岳 三俣蓮華岳 水晶岳~鷲羽岳 (拡大)】 |
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双六岳とは相性が良く、今回も素晴らしい眺望を叶えてくれて、本当に感謝です。 |
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双六岳から三俣蓮華岳への緩やかな稜線は、まさに天空の散歩道。 |
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途中のピーク、丸山から三俣蓮華岳への眺め。 |
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三俣蓮華岳の山頂に着きました。 |
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北に雲ノ平。北アルプス最深部に広がる溶岩台地で、庭園のような緑の中に山荘が見えます。 【薬師岳 雲ノ平 水晶岳~鷲羽岳 (拡大)】 |
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槍ヶ岳方面では、赤く荒々しい山肌をさらしている硫黄尾根の迫力ある姿が際立っています。 【燕岳~大天井岳~槍ヶ岳 硫黄尾根~双六岳 (拡大)】 |
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素晴らしい景色を楽しみながら、ゆっくりお昼にしていたけれど、そろそろ黒部五郎小舎へ向かいます。 |
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すっかり終わっていたチングルマやハクサンイチゲも、残雪があるここは少し咲いています。 |
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ハイマツや笹の道をぐるっと回り込んで、途中から右方向へ。 |
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下に黒部五郎小舎が見えてくると、樹林帯の急な下りになります。 |
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小岩ゴロゴロの急な下りですが、途中は少し道が付け替えられていました。 |
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鞍部の草原に下り立てば、黒部五郎小舎です。今日は比較的空いていて、布団は1人1枚。 |
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この小屋も山に囲まれ日没は見られないので、夕食後も部屋の皆さんとおしゃべりしながら過ごしました。 |