今日は、週末でもちょっと静かそうな大源太山から、今回の谷川連峰主脈の山々を眺めようと思います。
樹林の緩やかなアップダウンで、思いのほか見晴しもいい尾根歩き。三国山からは眺望の木段下りでした。
2016.6.4 (土) |
平標山の家 | → | 大源太山 分岐 | → | 大源太山 | → | 三角山 | → | 三国山 | → | 笹原 ベンチ | → | 三国峠 | → | 三国峠 登山口 | → | 浅貝 雪ざさの湯 | → | 浅貝 BS |
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晴れ | 06:05発 | 07:00 | 07:20 07:40 | 08:05 | 09:20 09:45 | 10:00 10:10 | 10:30 10:35 | 11:00 | 11:40 12:30 | 12:33着 12:37発 |
平標山の家は、山の鞍部に建っているので日の出は見れないけれど、エビス大黒ノ頭の横から朝日が輝き始めました。 |
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5:30からの朝食をいただいて、出発。 |
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ダケカンバなど広葉樹林の明るい尾根道で、足元にはマイヅルソウやアカモノが群生し、 |
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全体的に見晴しのいい笹道で、西側の山々が一望。 正面の奥に見えるのは、佐武流山です。 |
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振り返れば、昨日歩いた平標山~仙ノ倉山に朝日が当たって清々しい姿です。 |
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緑いっぱいのブナ林を進むと、やがて大源太山の山頂分岐で、道標の下にはマイヅルソウが群生していました。 |
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短い急登で稜線に上がると南東側の展望が広がりました。皇海山とか赤城山方面だと思います。 |
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緩やかになった尾根道を奥へ進んで行くと、くねくねブナが増えてきて、楽しい熊笹道。 |
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大源太山の山頂に到着です。
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その右には昨日歩いたエビス大黒ノ頭や万太郎山、谷川岳も見えていて、嬉しい眺め。 |
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これから向かう三国山や、その右の佐武流山方面も見えて、狭いながらも落ち着く雰囲気の山でした。 |
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先ほどの山頂分岐に戻り、熊笹の低木帯を三角山目指して進みます。 |
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三角山は山頂というより三叉路ピークといった雰囲気で三国山や浅貝への道が分岐しています。 |
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イワカガミやヨツバシオガマなど見ながらブナ等の樹林帯や笹尾根道を交互に歩いて行きます。 |
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小さなアップダウンを繰り返すので、登り返しになると、何度も振り返ってしまいます。 |
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三国山の巻き道分岐に来ました。 |
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地図に「三国山:南面の展望よい」と書かれているので北面の展望はよくないかも知れません。 |
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稜線の南側に出た所が三国峠分岐のようで、左へ進むと三国山の山頂に到着しました。 |
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先ほどの三国峠分岐へ。道標がありませんが、ここから左下に向けて、長い階段道が続いています。 |
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レンゲツツジやウラジロヨウラクが咲くガレ場木段が終わると、笹原の階段下りになりました。 |
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樹林帯になっても木段道は続き、咲き始めのヤマツツジが多くなってきました。下の方は花盛りで、朱色に染まっています。 |
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鳥居のある三国峠に下り立ちました。 |
ミヤマキンバイかと思いましたが、3枚葉の下に2枚葉があるのでエチゴキジムシロでしょうか |
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三国峠からは緑いっぱいの緩やかな木陰道。 |
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国道に下り立った所に、「上信越自然歩道・三国峠登口」の大きな看板がありました。 |
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あとは浅貝まで長い車道歩きですが、車はさほど通らないので、ボーっと歩ける車道です。
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バスで越後湯沢駅に出て、新幹線で帰途に就きましたが、 |
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大源太山は平標山や仙ノ倉山が眺められ、とても静かな山でした。三国山は人気の山のようで登山者ともけっこうすれ違いましたが、ニッコウキスゲが群生するそうなので、その頃はまた一段と賑やかになるのでしょうね。今回の谷川縦走は初日がビックリでしたが、ロープウエイ最終に乗り遅れた場合の、比較的安全な下山道を見つけたと思えば、ラッキー(?笑)かも知れません。メインの二日間は青空に恵まれ、虫にも遭わず、気持ちのいい稜線歩きが出来て、感謝の山旅でした。 |
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大源太山・三国山の花々 |