思いがけず釜トンネルを歩けることになり、青空の下、雪の穂高岳に会ってきました。
紅色のケショウヤナギが並ぶ景色にも出会え、人の少ない静かな上高地を堪能できました。
2016.3.26(土) ほぼ快晴 | 釜トンネル | → | 大正池 | → | 田代池 | → | 河童橋 | → | 小梨平 | → | 上高地 駐車場 | → | 右岸道 | → | 大正池 | → | 釜トンネル |
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長年、上高地の雪景色を見たいと思いつつも、アレが出るという釜トンネルがネックで行けずにいました。しかも、『青空で、霧氷があって、風がなくて、穂高がきれいに見える日に、ふかふか新雪の上をスノーシューで歩きたい』などと欲張りなことを言っていたので、宿の予約もままならず。 |
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翌日、バスターミナルで待ち合わせ。結構な人の列ですが、登山姿は少なめです。予報よりいい天気になりそうで嬉しい。車窓からは鹿島槍ヶ岳方面が見えてきて、あちらは昨日雪が降ったようで真っ白です。 |
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トンネル内は両側に一段高い歩道がついていました。照明がないので真っ暗ですが、TAKAさんのヘッデンは私のよりずっと明るいし、時々工事用ダンプが通ると更に明るい。舗装道路なので粉塵はさほど上がりませんでした。 |
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除雪車が置かれている所は照明が点いて明るい。20分ほどで無事、釜トンネル通過。ほっとすると、目の前もトンネル工事中でした。2009年の落石事故で道路が封鎖されたのがきっかけとなったトンネル工事で、完成すれば延長665m、全幅8m。 平成28年度末の開始を目指しているようです。 |
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天気予報が外れて素晴らしい青空。 ルンルンで大正池へ向かうと、穂高が見えてきました~♪ |
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来るたびに心が震える、素晴らしい感動の穂高です。 |
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【冬期トイレ (拡大)】 |
大正池ホテルの横の広場にはスノーシューグループさんがいました。どこへ行くのでしょう。 |
穏やかな噴煙を上げている焼岳。 |
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何度も何度も見てしまう穂高の峰々。 |
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焼岳も振り返りつつ、大正池遊歩道を進みます。 今日はアイゼンもスパッツも不要です。 |
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撮っても撮っても、また撮ってしまう素晴らしい穂高の峰々です。 |
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透き通る梓川のほとりを、六百山見つつ歩きます。 整然と並ぶカラマツ林も美しい。 |
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赤く染まった木々が増えてきました。あれはケショウヤナギ?なんて美しい紅色なんでしょう♪ |
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白い霧氷に飾られた穂高はどんなに素敵だろうかと思いましたが、 |
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シラカバ並木越しに見る、赤と白と青の景色も素敵です。 |
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私たちのほかには誰もいない静かな河童橋。 |
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河童橋の上からの、定番写真も撮っておきましょう。 |
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更に小梨平方面へ進むと、これまた素晴らしい風景がありました。 |
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深緑の森 冬枯れの木々 白い雪 ふんわり紅色。 |
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誰もいない小梨平キャンプ場の先まで散策し、梓川の畔でお昼にしました。 |
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河童橋に戻り、ちょっと駐車場にも寄ってみました。雪の広場から見る焼岳と穂高岳。 |
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誰もいない河童橋を渡って、帰りは梓川の右岸沿いに下って行きます。 |
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梓川の右岸から仰ぎ見る六百山~霞沢岳も迫力あって素晴らしいでした。 |
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穂高橋には、日向ぼっこのおサルさん。今年は雪が少なくて、過ごしやすかったかな。 |
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千丈沢沿いにテント3張。トレースがついていたので霞沢岳へ登ったのでしょうか、いいなあ。 |
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今日は予報よりずっといい天気になり、終日快晴。最後まで素晴らしい景色を味わえました。
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朝の釜トンネルでは気づかなかったけど、わずかに傾斜があるようで、帰りは緩やかな下り調子で早く抜けられました。16:55のバスは松本駅に18:15頃到着。18:35発のスーパーあずさに乗り継げました。 |
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平年なら3月の上高地はまだ冬景色だと思いますが、今年は雪が少なかったので早春の雰囲気でした。抜けるような青空、白い峰々、赤いケショウヤナギ。ケショウヤナギがあんなに美しい紅色に染まっているなんて、全く予想もしていなかったので、感動の連続でした。曇っていたら、あの紅色はくすんで違った色に見えたでしょう。今日の青空と太陽に、心から感謝です。素晴らしい色彩の景色が見れるのは、芽吹きまでかも知れません。雪のある時期に、近くの宿に泊まらなくても上高地へ行けるなんて、考えてもいなかったので本当に感謝です。TAKAさん、同行させていただき、ありがとうございました。 |