今日は七倉岳・北葛岳を経由して、蓮華岳から扇沢へ下山します。
針ノ木岳雪渓はガスで空洞を心配したり、1.5m滑落を経験したりで、気の抜けた最後が一番の難路でした。
2015.9.24 (祝) | 船窪小屋 | → | 七倉岳 | → | 北葛岳 | → | 北葛 乗越 | → | 第2岩場 | → | 蓮華岳 | → | 針ノ木 小屋 | → | 雪渓 (ロス) | → | 大沢 小屋 | → | 扇沢 |
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曇り のち小雨 |
06:15発 | 06:25 06:30 | 08:15 08:20 | 09:00 | 09:20 09:25 | 10:50 10:55 | 11:35 11:50 | 13:15 13:25 | 14:05 | 15:00着 15:00発 |
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今日は曇り。雲海が広がり、上空も雲いっぱいですが、東の空にはオレンジ色に染まった美しい雲が浮かんで、絵画のような日の出を迎えました。 |
美味しい朝食後、出発支度。すると常連さんが「撮ってあげましょう」と言って下さったので、 |
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振り返りつつ七倉岳へ。高曇りなので遠望は利き、槍ヶ岳もすっきり見えていました。 |
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曇っているのでイマイチ冴えない色彩ですが、黄葉紅葉もきれいです。 |
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昨日通ったテント場との分岐から、わずかに登れば七倉岳の山頂。ちょっと狭い山頂ですが、針ノ木岳や蓮華岳が目の前です。 |
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下に七倉ダムが見え、遠くには八ヶ岳や富士山も見えています。 |
晴れていれば気持ち良さそうな稜線で、七倉岳の下りになると岩稜帯になりました。 |
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終わりかなと思っても、また先に岩下りがあって、けっこう長い下りです。 |
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ハシゴも幾つかあるけれど、比較的緩やかな登りで北葛岳山頂に着きました。ここはちょっと広いので、しばし眺望タイム。 |
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北葛岳からも緩急交互の下り。向かいには「蓮華の大下り」のジグザグ道がよく見えています。 |
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下りは更に続き、300m弱下れば、今度は500mの登り返しが待っています。 |
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ダケカンバの黄葉やナナカマドの紅葉がきれいな北葛乗越に着きました。 |
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長いクサリ場があり、ちょっとしたアスレチックコース。 |
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振り返り見る山肌がとてもきれいです。晴れていれば、黄葉・紅葉ももっと鮮やかだったでしょうね。 |
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岩場が過ぎると、蓮華岳らしいザレザレ斜面になってきました。紅葉したオヤマソバが点在する道を、大きくジグザグに折り返しながら登って行きます。 |
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ようやく蓮華岳山頂に到着しました。雲っていても空気は澄んで、相変わらず遠望が利きます。 |
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山頂の西に祀られている若一王子神社奥宮に、ご挨拶。 |
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針ノ木岳~鳴沢岳~爺ヶ岳の稜線もよく見えていますが、このあと下る針ノ木雪渓は雲の下。 |
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なだらかな稜線漫歩から急な下りに変わり、下に針ノ木小屋が見えてきました。ダケカンバ黄葉がきれいですが、人の気配なく、テントもありません。 |
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針ノ木小屋に着いても人影がなく、連休明けだからでしょうか、本当に静かです。ベンチをお借りして、簡単お昼にします。 |
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この時期は雪渓も融雪空洞化が進んでいるので、左の高巻き道がルートになっています。 |
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そして、とうとうガスに突入。 |
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高巻き道にはクサリ場もあって、そういえば去年もこの時期、ここを下ったことを思い出しました。
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去年より残雪多く、この雪渓部分はけっこう長い下りになりました。 |
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空洞の轟音に気を付けながら右寄りに下り、ようやく雪渓を脱出。下に桟橋が見えて、ホッとしました。 |
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濡れた笹竹の茂るトラバースが続き、ここで |
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今回の烏帽子岳~船窪岳は北アルプスの中でも地味で、元々静かなルートですが、連休後半だったので行き交う人も少なく、とても静かなSW山行となりました。前半は用心しながらもきれいな紅葉と素晴らしい展望に恵まれ、後半はビックリアクシデントの忘れられない山旅となりました。以前の足首骨折もそうですが、2度目3度目の道こそ危険。油断大敵と思いました。 |
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