今日は、あの崩壊ガレ場が続く南沢岳から不動岳を歩いて船窪小屋へ向かいます。
予想以上にアップダウンがありましたが、噂通りの素敵な山小屋で寛ぐことが出来ました。
2015.9.23 (祝) | 烏帽子 小屋 | → | 南沢岳 | → | 不動岳 | → | 2341m? | → | 船窪 第2ピーク | → | 船窪山頂 | → | 船窪乗越 | → | テント場 | → | 船窪小屋 |
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晴れ | 06:00発 | 07:35 08:00 | 09:25 09:45 | 10:35 10:45 | 12:05 12:40 | 13:50 13:55 | 14:10 | 14:55 | 15:15着 泊 |
朝食は6時から。今日は読みの難しいコースなので、早発ちしようと朝はおにぎりにしてもらいました。晴れていましたが、テント場手前のヘリポートに上がってみると、東の地平線には雲が横たわり、隙間が輝いているだけ。ご来光は諦めて小屋に戻り、ポットの湯(500ml-250円)で作ったポタージュだけ飲んでスタートしました。 |
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昨日歩いた烏帽子岳方面へ進みます。 |
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霜の草紅葉や朝日に輝くチングルマの穂など見ながら、昨日散策した四十八池の道を進み、南沢岳手前まで来ました。 |
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南側から見るとトンガリだった烏帽子岳。 |
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南沢岳の頂稜は細長いザレ広場で、正面の薬師岳~立山の稜線を眺めながら、朝食にしました。 |
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崩壊ガレ沢の崖際を下ったり、低木帯に移ったりしながら下って行きます。 |
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小ピークを幾つか下って行くので、どこが南沢乗越かよく分からないまま下って来ました。 |
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ようやく不動岳の山頂らしいピークが見えて来て、紅葉の山肌を登って行きます。 |
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不動岳の山頂に着きました。 なんて素晴らしい展望なんでしょう~♪ |
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歩いて来た烏帽子岳や南沢岳なども振り返りながら、ゆっくり眺望タイム。 |
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樹林帯に入ると、シラビソや黄葉のダケカンバなどで、足元にはゴゼンタチバナの赤い実がちらほら。 |
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時々、高みに出ます。向かい側に今日の宿の船窪小屋らしい屋根がチラッと見えていました。 |
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この先にもポコポコと小ピークが見えてきて、2341mや2299mがどれか分からず、アップダウンを続けて行きました。 |
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ザレ地質なので所々梯子やロープ場があるけれど、ナナカマドやダケカンバの赤や黄が美しい。 |
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そろそろかなと登り続け、ようやく船窪岳第2ピークに着きました。小さな木陰でお昼。 |
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船窪岳第2ピークの下りになると、正面に蓮華岳~北葛岳の尾根が見えて来ました。明日はあの「蓮華の大下り」を大登りします。 |
地図に記されているように、第2ピークからは梯子やロープの下りが多くなってきました。 |
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ザレた地質の下りが続くので、注意しながら下って行きます。 |
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ロープや桟橋がなければ通行出来ないような所もあるので、台風通過後などは要注意。 |
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特にザレたヤセ尾根は中央部分が極端に狭いので、ビックリ!そ~っと慎重に通り抜けます。 |
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無事に通り抜け、ホッ! |
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針ノ木谷古道への分岐道標が立つ船窪乗越から、また登り返しです。最後に、また登りが待っているので大変だけれど、頑張るしかありません。 |
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急登が終わると緩やかになり、周辺は紅葉黄葉の森。 午後の光に輝いて、素晴らしい~♪ |
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簡易トイレのあるテント場に着きました。右下に水場への細い道が下りています。 |
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七倉岳分岐を過ぎてようやく下りになり、やがて今日の宿、船窪小屋が見えてきました。 |
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タルチョーと呼ばれる五色の祈祷旗で飾られた入口から入ると、囲炉裏のあるランプ部屋。 |
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今日の宿泊者は19人。ご夫婦が数組いましたが、あとは単独ばかりです。 |
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船窪小屋のお客さんには色々なルートの人が多いようで、今回も栂海新道から上高地へ抜けるスゴイ人や、黒部からの周回という人がいて、私は頭の中で地図を広げ、皆さんも大盛り上がり。黒部からの周回とは、読売新道~水晶~針ノ木岳谷古道ということのようで、他にも昨夜は水晶小屋泊だったという私より年配(多分)男性がいて速さにビックリ仰天でした。
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