今日は、以前パスした大天井岳の山頂に寄り、喜作新道を歩いて西岳へ向かいます。
西岳では、大きな二重の虹が現れ感動。きれいな夕焼けも見ることが出来ました。
2015.8.5 (水) | 燕山荘 | → | 大下り の頭 | → | 大天井 分岐 | → | 大天井岳 | → | 大天井 ヒュッテ | → | ビックリ平 | → | 赤岩岳 道標 | → | ヒュッテ 西岳 | → | 西岳 | → | ヒュッテ 西岳 |
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晴れ のち曇り |
05:45発 | 06:35 06:40 | 08:15 08:20 | 09:00 09:20 | 10:05 10:40 | 11:15 11:25 | 12:25 12:45 | 13:35 14:25 | 14:35 14:55 | 15:05着 泊 |
4:30からの朝食をいただき、ご来光へ。 |
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燕山荘前でゆっくり展望を楽しんでから出発。 |
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蛙岩を過ぎると朝日の当たる山腹道で、ウサギギクやウメバチソウなどが咲いていました。 |
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目の前の大きな大天井岳や槍ヶ岳・笠ヶ岳など見ながら、次の大下りの頭へ。 |
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この先の大下りは、慣れない人には「なるほど大下り」と思える下りかも知れません。 |
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大下りが過ぎ、短い急登が過ぎると緩やかな道になります。甚右衛門吊岩の辺りは巻くのでしょうか、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、トリカブト、タカネナデシコなど咲く山腹道を進みます。 |
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ロープで保護されたコマクサ自生地があり、既に見頃は終盤で株数も少なめですが、この先も増えてくれるといいですね。 |
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喜作新道を開いた喜作レリーフがある切通岩からは、梯子などの短い急登です。 |
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大天井岳中腹にある、常念岳と槍ヶ岳の分岐。
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ちょっと遠回りですが、まずは大天荘へ向けて山腹道を上がって行きます。 |
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稜線に建つ大天荘にザックを置き、サブザックにティータイムセットを入れて山頂へ。 |
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燕岳から東鎌尾根を通って槍ヶ岳へ行く道は表銀座縦走コースと呼ばれる槍ヶ岳メインルート。 |
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大天荘に戻って、ザック回収。 |
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大天井岳南側にある緩やかな山腹道を下って行きます。 |
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北西側の縦走路と合流して、下に見える大天井ヒュッテへ。 |
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ここから喜作新道と呼ばれる登山道。 |
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森林限界ギリギリなので、ダケカンバなども見かけ、オタカラコウ、マルバダケブキ、ハナニガナなど咲いています。 |
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稜線に出た所がビックリ平でした。巻いてきた牛首展望台と大天井岳がよく見えています。 |
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ここからはずっと槍ヶ岳を見ながらの緩やかな稜線漫歩です。雲が多いのは残念だけれど、太陽ギラギラ道ではなくて、むしろ良かったような気もします。 |
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赤岩岳へ緩やかなハイマツ帯の道。途中の小ピークは格好の展望お休み処になっています。 |
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赤岩岳の山頂は通らないようで、手前50mの所に道標がありました。 |
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これが赤岩岳の山頂部分でしょうか? |
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ミヤマキンポウゲ、トリカブト、ヨツバシオガマ、ハクサンフウロなどの高山植物を見ながらの緩やかな道でしたが、途中に一ヶ所、ちょっとしたヤセ尾根部分があり、雨の時などは要注意だなあと思いました。 |
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遠くに見えていた横長ザレはテント場だったようで、山小屋の赤い屋根が見えてきました。 |
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ゆっくり休んで、すぐ横の西岳山頂へ行ってみました。狭いけれど、360度の眺めのいいピークです。 |
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山頂からは明日歩く槍ヶ岳の東鎌尾根が真正面に見えて、素晴らしいです。 |
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すっかりガスってしまったけれど、夕食まで時間があるので、テント場を散策。ここのテント場はけっこう奥まであって、眺めがとてもいい所でした。 |
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小屋に戻り、5時からの夕食をいただいて、おしゃべりしていたら、「虹が出ている~!」の声。慌てて外に飛び出しました。 |
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七色がはっきり見える虹で、常念岳の上に大きな弧を描いています。 |
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その後は雲も増えて日没は残念でしたが、夕焼け雲がきれいでした。 |
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素晴らしい夕暮れを過ごした西岳は心に残る山になりました。明日は東鎌尾根です。お天気も良さそうだけれど、槍ヶ岳の穂先に着くまでガスらないことを願って床に就きました。 |