今日は知床半島の付け根にある斜里岳へ、新道コースピストンで登ってきました。
昨日とは打って変わって素晴らしい快晴に恵まれ、360度の大パノラマを楽しむことができました。
2015.7.9 (木) | 清岳荘 | → | 下二股 | → | 熊見峠 | → | 上二股 | → | 馬ノ背 稜線 | → | 斜里岳 | → | 上二股 | → | 熊見峠 | → | 下二股 | → | 清岳荘 |
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快晴 | 08:40着 08:50発 | 09:50 10:00 | 11:15 11:25 | 12:05 | 12:45 | 13:10 13:40 | 14:10 | 14:50 15:00 | 15:45 | 16:50着 17:00発 |
今日は朝からすっきり青空。朝食は7:15からなので、運転大好きなAさんの提案で、朝食前に、昨日は雲に隠れて全く見えなかった羅臼岳を見に、もう一度知床峠へ行くことになりました。車は便利ですね~ |
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知床横断道路をぐんぐん上がり、早朝の知床峠に到着しました。今日は羅臼岳が目の前に見えて感動。 |
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ホテルに戻って、朝食後スタート。途中のコンビニで昼食を調達し、清里町へ向かいます。 |
大きな駐車場のある清岳荘に到着。トイレ(100円)・スパッツなど身支度し登山届を出して出発。 |
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樹林帯を少し進むと林道になり10分ほどで斜里岳登山口に着きました。ここから登山道です。 |
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始めは沢沿いの道で、少し先からは何度も沢を渡り返しました。 |
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残雪と徒渉が繰り返し現れます。 |
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下二股に着くと、旧道への道には通せんぼの枝が置かれています。 |
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下二股からはズルズルの泥濘急登が続きます。 |
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ようやく急登が終わり、稜線直下の木陰で水分補給タイム。 |
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信州では2500m辺りで森林限界のハイマツ帯になるけれど、この辺では1100mでハイマツ帯。 |
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熊見峠は小さな平坦地。先客さんがいたので少し先で斜里岳を眺めながら休憩になりました。 |
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熊見峠からは緑の絨毯に伸びるトレイルを歩きます。 なんて気持ちいいんでしょう~♪ |
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小ピークの1250m点を過ぎると下りになります。また「あたま~」の伝令が再開。 |
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緩やかな雪渓のトラバースもあります。 |
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上二股で通行止めの旧道と合流。 |
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やがて石ゴロゴロのガレ急登になりました。 |
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ザレ急登になり、残雪も出て来て、馬ノ背の稜線に上がりました。 |
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チングルマやエゾノツガザクラなど咲いていて、真っ白なエゾノハクサンイチゲもきれい。 |
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山頂直下には神社が祀られていました。今日の晴天に心から感謝。 |
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斜里岳の山頂に到着しました。 |
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まずは昨日雲がかかっていた知床連山方面。今日の羅臼岳は素晴らしい展望でしょうね~ |
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南西方面には湖が二つ。左の湖には小島があるので摩周湖でしょうね。 |
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北にはオホーツク海の網走湾。流氷はこの湾にも流れて来るのでしょうね、見てみたいなあ |
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おにぎり片手に、ゆっくり眺望を楽しんで、そろそろ下山。 |
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上二股のスノーブリッジ、午後には一部崩壊。 |
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登り返し、1250mからハイマツ帯を熊見峠へ。 |
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熊見峠で休憩して、ここからはひたすら下山。 |
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ズルズル急下りは朝より少し乾いていました。 |
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ようやく下二股に到着すると、清岳荘の管理人さんが待機していました。そして「雪渓が危険になったので、迂回コースを案内します。」とのこと。ありがたく先導していただきました。 |
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長靴の女性管理人さんの後に続きます。 |
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そして次は、『えっ、ここを降りるの?』というような所から沢に下り立ち、岩をへつりながら進みます。左に見える朝の雪渓ルートは崩落していました。愛するこの山で怪我人が出ないようにとの強い使命感・想いの管理人さんに、心から感謝です。本当にありがとうございました。 |
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あとは朝と同じ沢を何度も渡り返して、林道に到着。 |
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短い樹林帯を過ぎ無事登山口に到着しました。 |
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今日は終日素晴らしい快晴。斜里岳も、朝と同じ美しい姿で見送ってくれました。
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女満別空港20:25発~羽田空港22:15着だったので、山梨・群馬組の帰宅は深夜1時過ぎ。唯一の東京組の私も午前様の強行軍で、今回の北海道はちょっと忙しい日程でした。でも、見どころいっぱいの知床観光、非常に印象深い雨氷の羅臼岳(メンバーの皆さんは雨氷の希少価値に気づいていないので、私だけ大興奮でした・笑)、素晴らしい眺望の斜里岳と、とても充実していました。 |
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斜里岳の花々 |