今日はロープウエイで上がり、八甲田山を回って酸ヶ湯温泉へ下山する予定でしたが、
天気が悪いので蔦七沼巡りに変更し、静かな原生林をゆったり散策しました。
2015.6.24 (水) | 仙人橋 | → | 赤沼 | → | 赤沼 入口 | → | ビジター センター | → | 蔦沼 | → | 鏡沼 | → | 月沼 | → | 長沼 | → | 菅沼 | → | ひょうたん沼 | → | 蔦温泉 |
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曇り | 09:15着 09:15発 | 10:00 10:40 | 11:25 | 12:00 12:10 | 12:20 12:45 | 12:55 | 13:00 | 13:20 13:30 | 13:45 14:00 | 14:05 | 14:15着 16:06発 |
朝になりました。窓の外はどんより。とりあえず7時からの朝食をいただき、青森駅7:50発の十和田湖行きバス「みずうみ2号」に乗車。麓を離れ、標高が上がるにつれガスで視界がなくなってきました・・・ |
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このバスは途中の「かやの茶屋」と「蔦温泉」で10分ほどの休憩があります。 |
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八甲田山を越えると霧雨も消え、仙人橋(2010円)ではただの曇り空になって、よかった~ |
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静かな静かなブナ原生林。朽ちた大木や苔むす倒木、トチノキなど見上げながら進みます。 |
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途中で赤沼入口からの道と合流しました。赤沼をピストンしたあとは、そちらへ進む予定。 |
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森の小人たちが住んでいそうな大木の根元。 |
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熊笹の茂る道では地図にない赤倉岳方面への分岐があり、左へ進むと赤沼に出ました。 |
湖底の土に赤味があるので、名前が「赤沼」なのでしょうか。 |
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水の色は青緑でとてもきれい。水面に映る木々も美しくて、東山魁夷の絵のようです。 |
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気づいたら40分もいたらしい。 |
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最後はフキ葉の群生をかき分けて車道に出ました。こちらから入る場合は入口がちょっと分かりにくいかも知れません。 |
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蔦沼までは車道歩き。紅葉の頃はこの道も混むのでしょうね。今は殆ど通らないので、道端の花など撮りながらのんびり歩けます。 |
ウメガサソウには幹(?)があったので、後日調べてみたら常緑低木つまり「樹木」なんですね~ |
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蔦温泉に到着しました。赤沼以外の蔦六沼を巡るため、 |
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蔦沼までは部分的にチップなど敷かれた遊歩道になっていました。 |
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蔦沼の先からは緩やかなアップダウンの散歩道になりました。 |
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この道では、ときどき観光客とすれ違います。 |
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次の月沼も、森の中でひっそり静まり返った小さな池で、水面が鏡のようでした。 |
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この原生林にはホオノキも多く、1m未満の幼木も何度か見かけました。 |
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エゾアジサイなど咲く森の道。右に青い湖面が見えてきて、次の長沼には東屋がありました。 |
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案内板には、「大量の雪解け水が注ぐ春の間は細長いが、夏の訪れとともに水かさが減り、水面が後退すると植物の群落となり、丸い沼に変わる」と記されていて、今はもう四角い沼になっていました。ほとりに立つ樹木はサワグルミでしょうか、とても風格ある大木です。 |
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一番標高の高い場所にあるのが長沼のようで、この先は緩やかな下りに転じます。 |
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菅沼へ分岐から少し寄り道する感じで下りると、ここにも東屋があり落ち着いた風情の池です。 |
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蔦七沼の最後はひょうたん池。 |
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ひょうたん池を過ぎれば、もう蔦温泉です。 |
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あとは温泉に浸りながら、ゆっくりバス待ち。蔦温泉の日帰り湯は800円で、16時まで。ブナ材の浴槽から梁までの高さが最頂部で12メートル。湯船の底からポコポコと源泉が湧き上がってくる風情のある温泉で、やや熱め。数人が出たり入ったりで、私は時間がいっぱいあるので、奥の板床に寝転んで高い梁天井を眺めたりしながら、とてもゆったりした時間を過ごしました。シャンプー・リンス・洗顔料までありますが、カランはなく手前の湯槽から手桶で汲み出して洗う仕組みになっています。 |
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このあとバス(930円)で今日の宿、酸ヶ湯温泉旅館へ向かいました。国民保養温泉地第1号で、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」が有名ですが、混浴。いくら中高年とはいえ、まだ少しばかりの恥じらいは残っている身なので男女別の「玉の湯」へ入りました。こちらも今日は数人が出たり入ったり。千人風呂と同じ白濁した酸性硫黄泉で、カラン・シャワーがあり、シャンプー・リンス・基礎化粧品があります。 |
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天気が悪かったので予定が入れ替わりましたが、明日はどうか晴れてくれますように! |