塩山駅からのバス運行開始以来、行ってみたいと思っていた焼山峠から小楢山へ行ってきました。
レンゲツツジが満開できれいでしたが、妙見山の尾根の最後は鹿柵に阻まれ右往左往しました。
2015.6.7 (日) | 焼山峠 | → | 一杯水 | → | 小楢山 | → | 幕岩 | → | 天狗 岩 | → | みだれ 岩 | → | 一次峠 | → | 見返り 岩 | → | 差山 | → | 富士見台 | → | 妙見山 | → | 鼓川 温泉 |
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曇り | 09:25着 09:30発 | 11:00 | 11:20 12:00 | 12:35 12:55 | 13:15 13:20 | 13:50 14:00 | 14:10 | 14:25 14:35 | 14:40 | 14:45 15:05 | 15:15 | ロス 15分 | 16:15着 16:38発 |
忘年山行でご一緒するアイさんのお誘いで、小楢山へ行くことになりました。15年以上前、山再開にあたり買い求めたハイキングの本では「レンゲツツジとアヤメがきれいな小楢山」と紹介されていたので、『行ってみたいけど、車派の人しか行けない山』と思っていました。レンゲツツジも今はもう鹿に食べられてなくなっているかも知れないけど、折角バスが通るようになったのでご一緒することにしました。 |
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塩山駅8:30発のバスは満員でしたが、焼山峠で降りたのは私達二人だけ。駐車場やトイレのある立派な峠で、数台が駐車していたので、先行者はいるようです。 |
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登山口から入るとすぐに子授け地蔵がありました。子のない夫婦が一体を預かり、朝夕にお参りすると子が授かり、お礼に石地蔵を二体にしてお返しするというもので、新しいお地蔵さんも並んでいました。 |
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しっとり緑の防火帯で、緩やかなアップダウンの道が続いています。 |
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新道旧道の分岐では、急坂の新道へ。 |
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マルバダケブキの葉が茂る防火帯が過ぎると、苔むした平たい岩が見えてきました。 |
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その先に古い「的岩」道標があり、カラマツ林の中にそれらしい大岩がありました。 |
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的岩の下で、旧道と合流します。
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緩やかな登りになり、シラカバ林の中にレンゲツツジがちらほら見えてきました。 |
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シラカバとダケカンバが混じっている林の中、白い幹に朱色のレンゲツツジが映えてきれい。 |
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山頂部は広い草原?林?になっていて、奥に一本、燃え立つようなオレンジ色の木がありました。こちらはヤマツツジのようですが、凄い花付きです。 |
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広い山頂の南側に小楢山山頂の道標があり、周辺は広い草地になっています。 |
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簡単ランチのあとは、小楢峠へ下ります。 |
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緑の樹林帯を進んで行くと、左側が大きな岩壁になり、やがて幕岩の下にきました。 |
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岩頭からは素晴らしい眺めのはずですが、金峰山の稜線は雲に隠れて残念でした。 |
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幕岩から下り、わずかに進めば大沢ノ頭です。 |
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カラマツ林の急下りが過ぎると、天狗岩分岐。 |
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短いヤセ尾根が過ぎ、道標で左に折れ、更に下ると「みだれ岩」の道標がありました。 |
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みだれ岩から10分ほどで、林道に出ました。 |
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急な登り返しになり、やがてクサリ場になりました。 |
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下って登り返した所に「妙見山三角点峰」の標柱が立っていましたが、三角点があるだけなので通過。 |
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少し下れば、今度は「富士見台」の標柱。 |
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のんびり下って行き、登り返したら、なんとここに「妙見山」の標柱が立っていました。 |
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納得できないまま下ると、3分後に可愛い看板。「ごんばち(牧平山)」があるらしい。 |
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下るにつれ尾根が広がり、急な下りになりましたが、道標があるので間違いないでしょう。 |
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温泉のそばに登山口があるようなので、再度左へ進んで行くと一つ目の扉も針金で固く閉じてあります。更に進み、二つ目の扉が正しい扉でした。周囲に道標はないので、逆ルートの場合はとにかく上へ登ればいいようです。扉の外は雑草が茂っているので、夏以降はヤブ漕ぎしないと扉が見えないかも知れません。真っ直ぐ下ると、すぐ簡易舗装道に出てホッとしました。 |
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折れて、短い坂を下ればすぐ鼓川温泉で、バス停も見えます。 |
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思いのほかレンゲツツジが沢山咲いていて、展望はなかったけれど暑くなく寒くなく、幕岩からは私たちだけの静かなルートでした。小楢山は静かな防火帯の道もいいし、天気が良ければ展望もあって素敵な山だと思います。妙見山の尾根も楽しいルートでしたが、最後はちょっと分かりにくく、鹿柵に囲まれた時は、道標が欲しいなあと思いました。 |