高倉山・名倉金剛山

たかくらやま(378m)・なぐらこんごうさん(456m)


中央線藤野駅の南に位置する小さな里山、高倉山。
昨日のニュースに驚き、以前から気になっていた名前の山へ行ってみることにしました。


2014.11.19
(水)
 藤野駅通行止め見晴し台高倉山天神峠金剛山葛原神社
正念寺
一本松山藤野駅
快晴  10:50発11:3012:10
12:15
12:30
13:00
13:1013:35
13:50
14:10
14:15
14:4015:05着
15:11発



今日は快晴。違う山を予定していましたが、健さんを偲んで急遽高倉山へ変更。

早朝からテレビにくぎ付けで、ちょっと遅い出発になりましたが、中央線藤野駅で下車。

地図で方向を確かめると、あの”緑のラブレター”の奥の方に高倉山はあるようです。

藤野町
【藤野町 ”緑のラブレター”】
弁天橋
【弁天橋】

改札口を出て国道を右へ進み、やがて左に見えてきた弁天橋を渡ります。高倉山は藤野駅から周回ルートで回れるようなので、朝日の当たる東側から時計回りで進むことにしました。


この辺りは藤野町が遊歩道として整備したようで、至る所に立派な案内板があります。
大刀BSを過ぎ、「芸術の道」へ入って間もなく左へ下りると通行止めの注意板がありました。
ちょうど高倉山への登山口手前あたりから通行止めのようですが、どんな感じなんでしょう。


遊歩道案内板
【遊歩道案内板(拡大)】

「通行止め」注意板
【「通行止め」注意板(拡大)】

確かに通行止めにはなっていますが少し開いて、歩かれている雰囲気もあります。

遊歩道としてなら危険ということかも知れない、無理なら引き返して、芸術の道経由で行けばいいかと、とりあえず通ってみます。


通行止め
【通行止め】
秋山川橋
【秋山川橋が見えてきた】

数分ほど進むと川沿いになり、小さな橋が見えてきました。

右の山肌は崩れやすそうな大きな岩の垂直壁で、「落石注意」の立札。足元にも大石ゴロゴロなので、のんびり散策の遊歩道としては危険かも知れないので、相模原市も責任負えずということでしょう。

橋の先から登りになり、短いトラバースもありましたが、自己責任の登山道としてなら問題はありませんでした。

支尾根に乗ると周辺は紅葉黄葉がいっぱい。
道はしっかりと整備され、段々になっている所もあります。

黄葉 紅葉
【黄葉 紅葉 (拡大)】

・・・・・・・・・・・メグスリノキ(たぶん)も多く、色いろいろ・・・・・・・・・・・






緩やかな段々道が続き、見上げる紅葉もきれいな静かな道です。


紅葉の道
【紅葉の道 (拡大)】

高倉山へ
【高倉山へ (拡大)】

主尾根に上がると「見晴し台」ベンチがあり、ここにも「通行止め」の注意板がありました。

通行止め区間を通ってしまって申し訳なかったけど、紅葉がきれいだったので、通れないのはもったいないなあと思いました。


「見晴し台」ベンチ
【「見晴し台」ベンチ】
高倉山へ
【高倉山へ】

黄葉と落ち葉の緩やかな道が続きます。
誰にも会わない静かな遊歩道。

木々の間からは、藤野駅方面が見えていました。奥の山並みは陣馬山の稜線のようです。

藤野駅方面
【藤野駅方面】

ぼんやり歩いて行くと、ぽつんと一つ、ベンチがありました。
見上げる黄葉が光に透けて、とってもきれい。


ベンチ
【ぽつんと、ベンチ】

黄葉
【輝く黄葉】

しばらくすると下り道になり、葛原分岐になってしまいました。『えっ・・・? 高倉山は過ぎたの?』と慌てて引き返し、先ほどの”ぽつんとベンチ”まで戻りましたが、やはり山頂道標はありません。

映画の撮影が終了すると、いつもふっと姿を消してしまって行方知れずになるという健さん。

高倉山も行方知れず?と、不思議に思いながら、横のピークに上がってみると・・・


高倉山山頂?
【遊歩道の横に上がってみると・・・】
高倉山山頂
【たぶん高倉山山頂】

ここに三角点がありました。
山名札もないけれど、多分ここが高倉山の山頂なのでしょう。ひっそりとした山頂で、そっとお昼。

高倉山から少し下ると「山の目」道標があり、下に大きな白い物が置かれています。

後日、遠くから見ると山に目があるように見えるらしいと知りましたが、電車から見えるのでしょうか・・・

「山の目」
【「山の目」】
「葛原分岐」
【「葛原分岐」】

そのすぐ先が、先ほど来た葛原分岐。
地図にはないけれど、道標があるので、ここからも里へ下りれるようです。

ちょっと登るとまたベンチがあって、ここには「高倉見晴し」の標識がありました。

すぐ下には送電鉄塔が立ち、木々の上に大室山が見えています。

「高倉見晴し」ベンチ
【「高倉見晴し」ベンチ】
天神峠
【天神峠】

わずかに下り、林道に出ました。
天神峠の道標があり、金剛山は左へ。

すぐ先に金剛山への登り口がありました。
段々道をわずかに登ります。

金剛山へ
【金剛山へ】

黄葉と落ち葉の尾根道になり、しばらく進むとまた立派なテーブル・ベンチ。
「見晴し台」の標識があり、道志と丹沢の山々がよく見えています。


丹沢方面
【丹沢方面】

「見晴し台」ベンチ
【「見晴し台」ベンチ】

金剛山へ
【金剛山へ】

穏やかな雰囲気の黄葉と落ち葉の道。
里山なのに、ほんとに誰も通らない。

間もなく金剛山の山頂に着きました。ほっそりとした祠が祀られていて、「藤野町十五名山」の標柱が立っています。

金剛山
【金剛山】

見晴しがよく、左には丹沢方面、右には上野原の町や笹尾根が見えていました。


丹沢方面
【焼山~袖平山と大室山】

上野原駅方面
【上野原駅方面】

ヤセ尾根
【ヤセ尾根】

左側はちょっと崖っぽいのでフェンスが設置されています。明るいヤセ尾根で、しばしコーヒータイム。


この先は神奈川県と山梨県との県境。その手前で右へ折り返して下ります。
トタンフェンス沿いの下りですが、滑りやすい急下りでした。


折り返し点
【折り返し点】

トタンフェンス
【トタンフェンス沿いに下る】

やがて農道に出ました。
正面に、生籐山~連行峰~陣馬山の山並み。
下に真っ赤なモミジが見えているので行ってみましょう。


農道に出る
【農道に出る】

下って行くとの葛原神社の境内で、西には権現山方面がすっきり見えました。


葛原神社
【葛原神社から見る権現山方面 (拡大)】

もみじ
【真っ赤なもみじ (拡大)】

葛原(とづらはら)神社
【葛原神社】

葛原(とづらはら)神社というらしいのですが、祭神は葛原大神(くずはらのおおかみ)。地図にある正念寺は隣にありました。

「芸術の道」の延長でしょうか、オブジェの点在する舗装道路を進んで行くと、右手に一本松山の登り口がありました。

一本松山 登り口
【一本松山 登り口】
一本松山
【一本松山】

ひと登りで、一本松山。
灌木に囲まれ、見晴しはありません。

この先は短い植林になり、やがて藤野の町が一望できるベンチに出て、遊歩道入口に下り立ちました。

右へ進み、朝に渡った弁天橋から藤野駅へ向かいます。

遊歩道入口
【遊歩道入口】


このルート周辺は遊歩道として立派に整備され、見晴し台などにも全て標識が立っていましたが、肝心な高倉山は標識も山名札もなく、ひっそりと静かな山頂でした。里山なので植林が多いと思っていましたが、思いのほか雑木が多く紅葉もきれいでした。時々ふらっと散策するのにいい山だなあと思います。




前回:金時山    HOME    山域別    次回:連行峰