黒姫山

くろひめやま(2053m)


黒姫山・・・聞いたことはあるけれど、さてどの辺の山でしょう。
早速地図を購入し、初めての山域、長野県北部の山へ行ってきました。


2013.9.11
(水)
 大橋
 登山口
古池新道
分岐
西登山口峰ノ大池七ツ池黒姫山しなの木新道
分岐
林道大橋
曇り  08:10着
 08:15発
08:3509:45
09:55
10:4012:15
12:35
12:45
13:10
14:10
14:25
15:25
15:30
15:5516:1516:50着
16:55発



大橋登山口
【大橋登山口 黒姫山案内板】

西岳を案内して下さったAさん・Tさんのお誘いで、初めての黒姫山へ行く事になりました。今回も運転が大好きというAさんの車で北上。

大橋登山口から登り、案内板左下のルートを8の字で周回するようです。

歩き始めは熊笹の茂る樹林帯で、種池分岐を過ぎると間もなく大きな池に出ました。

ここが古池だそうで、向こう側に見えるのが黒姫山のようです。こうして見ると、ずいぶんなだらかな山なんですね。

古池
【古池】
色づき始めた木々
【色づき始めた木々】

池の西側木道を回り込んで行くと、木々が色づき始めていました。この山域は紅葉もきれいでしょうね。


古池を離れて左の樹林帯へ入ると、足元にアケボノソウが咲いています。
入笠山で初めて見たアケボノソウ。思いがけない花に嬉しくなりました。
ダケカンバが増えてきて、小さな沢を渡りながら進んで行きます。


アケボノソウ
【アケボノソウ】

小さな沢
【小さな沢】

ブナの大木が多くなり、やがて新道分岐に到着。
「戸隠竹細工の森」の標柱が立っていました。


新道分岐
【新道分岐 「戸隠竹細工の森」】
根曲竹の採集
【根曲竹の採集作業中】

新道分岐から左へ進み、大ダルミへ向かって行くと、根曲竹の採集作業をしている方がいました。

豪雪に耐える強い竹で、根元が緩やかに曲っているので竹細工にちょうどいいのだそうです。


笹竹の間の道を進んで行くと、両側には濃い紫のオヤマリンドウが群生していました。
花は殆ど閉じたままで、あまり開かないのがオヤマリンドウの特徴です。


笹竹の道
【両側に群生しているのは】

オヤマリンドウ
【オヤマリンドウ】

「大ダルミ」の標識の先には湿原が広がっていました。ミズバショウの大きな葉が枯れて倒れ、遠くはもう草紅葉の準備中です。


大ダルミ
【大ダルミの湿原】

ずっと緩やかな道でしたが、その先の分岐から西登山道へ入ると、やがて岩の道になりました。
苔むした大岩がゴロゴロしていて滑りやすく、ツルツル岩もあってけっこう歩き難い道です。


西登山道
【西登山道】

大岩
【大岩が続く】

天狗岩
【天狗岩】

途中には「天狗岩」の標識がかかっていました。

足元にはオサバグサの葉があちこちに見られ、瑞々しい苔や赤い実を見ながら進んで行きます。



マイヅルソウ

ナナカマド

オオカメノキ

ゴゼンタチバナ

倒木や大岩のしっとり急登が続いた「西登山道」でしたが、やがて傾斜は緩やかになってきました。

西登山道
【西登山道】
峰ノ大池
【峰ノ大池】

急に開けた所に出て、峰ノ大池に着きました。
御巣鷹山(小黒姫)が湖面に映って素敵な所です。

ここは紅葉の頃もきれいでしょうね。
湖畔の小さな平地で、簡単お昼です。


峰ノ大池から少し進むと七ツ池・黒姫山の分岐で、左に細道が伸びていました。
ちょっと進むと小笹の広がる気持ちのいい草原に出て、下に小さな池が見えています。

七ツ池の笹原
【七ツ池の笹原】

下りてみると、「七ツ池」という名前どおりに小さな池が幾つも点在していて、ここも素敵な所でした。


七ツ池
【七ツ池】

分岐に戻り、黒姫山への急登になると、またもやオサバグサの葉がいっぱい。
6月頃の西登山道は、オサバグサの可愛い白花が沢山咲いて素敵でしょうね。


苔むす岩
【苔むす岩道】

オサバグサ
【オサバグサ群生】

急登から飛び出し、伸びやかな尾根に乗りました。目の前には大きな展望が広がっていそうな雰囲気ですが、今日はガスが広がっていて残念。

稜線を左へ進むとオヤマリンドウが咲いていて、中には少し開いた雰囲気の花もいました。


峰ノ大池分岐
【振り返り見る峰ノ大池分岐】
黒姫山
【黒姫山  山頂】

間もなく黒姫山山頂に到着。
ほどよい広さで東側の展望が良さそうな山頂です。

下に野尻湖が見えるそうですが、今日はあいにく雲が多く、チラッと見えているのは斑尾山だそうです。

斑尾山
【斑尾山らしい】
ほんのり紅葉
【ほんのり紅葉】

帰りは尾根伝いに西へ向かいます。
周辺の木々はほんのり色づき、秋の装いの準備中。今年の色づきはどうでしょう。


地図で見ると、黒姫山の稜線は三日月のような形をしています。
晴れていれば、ぐるっと展望も良さそうな稜線の足元には白い実がいっぱい。
緩やかな尾根の先には、その名もずばりの「しらたま平」がありました。


しらたま平へ
【しらたま平へ】

シラタマノキ
【シラタマノキ】

尾根から外れ、下りになると大木が目立ってきました。西登山道と違って歩きやすい道です。


大木
【大木】
しなの木
【「しなの木」】

途中にある「しなの木」の下で休憩です。この辺りも新緑・紅葉の頃はとても良さそうです。


大木、蔦、時々聞こえてくる鳥のさえずりなど、静かな森です。
ぬかるみそうな所は飛び石ならぬ飛び木で、風流に整備されていました。


大木の森
【大木の森】

風流な道
【風流な道】

やがて「戸隠竹細工の森」の新道分岐に戻ってきました。帰りは右の幅広道を下ります。



更に下の林道に出ると、野菊やツリフネソウ、アケボノソウやハンゴンソウが沢山咲いていました。


新道分岐
【新道分岐に戻る】


オヤマリンドウ

ツルリンドウ

ハンゴンソウ

アケボノソウ

大橋 ゲート
【大橋 ゲート】

ゲートを抜けると、先行していたAさんが車を回収してきて下さったので有り難く乗車。


帰りはTさんの希望で黒姫高原コスモス園へ寄りました。
夕方なので閉まっていましたが、横の牧場から見るピンクの花畑がきれいでした。

黒姫高原 コスモス園
【黒姫高原 コスモス園】


改めて地図を見ると、黒姫山というのはかなり遠い山だったのだなあとビックリ。でも静かな森、素敵な池、笹原、苔むす岩の急登、緩やかな尾根と変化に富んだ楽しい山で、素敵な山域を案内していただけて感謝でした。車の運転もハンパないスピードなのに非常に安定安心。いろいろ本当にありがとうございました。




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