昨年、読売新道から見た薬師岳。今年こそ五色ヶ原から縦走しようと考えていました。
五色ヶ原はガスでしたが、コバイケイソウがとてもきれいでした。そして、メインの薬師岳は・・・
2013.8.2 (金) | 扇平駅 | === | 室堂 | → | 浄土山 登山口 | → | 浄土山 南峰 | → | 「鬼岳東面」 | → | 獅子岳 | → | ザラ峠 | → | キャンプ場 分岐 | → | 五色ヶ原 山荘 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
霧雨のちガス | 06:15着 07:30発 | 09:00 09:20 | 10:10 10:20 | 11:00 11:15 | 12:00 | 12:40 12:50 | 13:45 | 14:20 | 14:40着 泊 |
今年はコバイケイソウの当たり年。長年課題の薬師岳は、展望リベンジを兼ねて黒部五郎岳へも縦走しようと思っていたので、カールのコバイケイソウ花畑も合わせて期待できる今年こそと思っていました。花期を考えると翌週では遅い気がして、この欲張りがいけなかったのかも・・・ |
|||
雲が多いものの、青空も見えている扇沢駅。 |
|||
|
|||
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、チングルマなどお馴染みの花を横目に見つつ、トボトボ進んで室堂山分岐まで来ました。 |
|||
浄土山登山口近くまで来ると霧雨も止み、ベンチには休んでいる人もいて、少し賑やかになりました。 |
|||
浄土山への急登になるとガスが薄れてきて、更に上の方にも登山者が見えてきたので、私もようやく元気になりました。 |
|||
岩ゴツゴツから浄土山へ上がると平坦になり、雷鳥の親子がのんびり散歩中です。 |
|||
そして南峰の富山大立山研究所まで来ると青空が見えてきて、嬉しくなりました。もっと青空が広がってくれるといいなと思いつつ休憩。 |
|||
しかし、そんなに甘くはありません。 |
|||
やがて鬼岳東面の残雪トラバース。既に多くの人に歩かれていたのでアイゼンも不要です。 |
|||
「鬼岳東面」道標の前後に何度か雪渓横断があり、それが過ぎると木道が現れました。 |
|||
獅子岳に到着。 |
|||
獅子岳の稜線は花も多く、アオノツガザクラ、コイワカガミ、チングルマ、クロユリ、イワギキョウなどなどで、チシマギキョウは見かけませんでした。 |
|
ハクサンイチゲ |
|
|
短い梯子や鎖場を過ぎると、花もオンタデ、クルマユリ、ハクサンフウロ、オタカラコウなど草地の花が増えてきました。その先はザラザラの急下りです。 |
|
下り立った鞍部がザラ峠。 |
|
木道が現れ、五色ヶ原と思われる平坦地になりました。期待したハクサンコザクラは湿原の中にちらほらピンクが見えるだけ。 |
|
|
やがて見える花はコバイケイソウばかりが目立ってきました。花期はちょうどいい頃で、どれもきれいな白い花ばかりです。 |
ガスにけむる白い花は風情があって、とっても素敵。この日一番の景色でした。 【コバイケイソウの道】 |
|
やがて向こうに赤い屋根が見えてきて、五色ヶ原山荘に到着しました。 |
|
5時からの夕食を終えて外に出てみると、後立山方面は稜線が少し見えてきました。あちらは日差しもあるようです。
|
|
五色ヶ原・薬師岳の花々 |