今日は礼文島に渡り、レンタカーで主な岬を回ったり、固有種の花巡りをすることになりました。
曇って展望は残念でしたが、どこもそれぞれ素晴らしく、再訪したい所ばかりになりました。
2013.6.23(日) 曇り | 利尻島 沓形岬 | → | 礼文島 香深港 | → | スコトン岬 | → | レブンアツモリソウ 群生地 | → | 澄海岬 | → | 礼文林道 | → | 桃岩 展望台 | → | 香深港 | → | 桃岩荘 泊 |
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・・・・・・・・・ 利尻島:沓形岬 ・・・・・・・・・ |
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沓形港10:10発の礼文島行きフェリーに乗船予定なので、それまで少し時間があります。朝食後、ホテル近くにある沓形岬公園を散策することにしました。灯台周辺の草地にはエゾカンゾウやチシマフウロが群生し、海を見ればこれから向かう礼文島が浮かぶように見えています。 |
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海辺にはピンクのハマナスが花盛り。白い大花、オオヤマウドも大群生しています。 【ハマナスとオオハナウドの向こうに礼文島】 |
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振り返れば、昨日登った利尻山が見えるはずですが、今日は雲の中。 【振り返る利尻山は雲の中】 |
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・・・・・・・・・ 礼文島:スコトン岬 ・・・・・・・・・ |
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フェリーに乗り、40分で礼文島・香深港に着きました。今夜の宿の桃岩荘YHが幌付きトラックで迎えに来ていたので大きなザックを預け、今日はナップザックで回ります。近くの香深漁協直営店「海鮮処かふか」で昼食後、レンタカー2台に分乗して島の花巡りです。 |
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南北に細長い礼文島の東側海岸線を一気に北上し、まずは北西端のスコトン岬へ向かいました。 |
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・・・・・・・・・ レブンアツモリソウ群生地 ・・・・・・・・・ |
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次は少し戻ってレブンアツモリソウ群生地。 |
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いました、いました。ふっくら、まんまる。 |
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ちょっとお年を召した各年代(?)のレブンアツモリソウ婦人たちもいて楽しい。 |
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礼文島にだけ咲く固有種でランの仲間だそうですが、見れば見るほど不思議な花。一つ一つ表情が違うので、どれもみんな見てみたい。 |
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・・・・・・・・・ 澄海岬 ・・・・・・・・・ |
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群生地の先を真っ直ぐ車で走ると、澄海岬。 |
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地図に「海水の透明度が高く、海底まで見ることができる」と記されている入り江ですが、 |
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・・・・・・・・・ 礼文林道・レブンウスユキソウ群生地 ・・・・・・・・・ |
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海岸線をまた更に南下し、香深港に戻って右へ上がると礼文林道の入口です。 |
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幅広の林道から左の細道へ上がって、「月の丘」と呼ばれる尾根に上がると、ここは素晴らしい花畑の散歩コースでした。 |
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前方になだらかな草原の丘陵が広がり、ガスっているのがなんとも残念。 【礼文林道コース】 |
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ここで初めてレブンハナシノブを見ました。 |
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この月の丘は本当に気持ちよくて、時間があれば行ったり来たり、何度も往復したいような小径でした。ここも晴れた日にまた歩きたい。 |
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左下に見える浜はメノウ浜。ここから青い海を眺めながら歩けたら、ほんと!素敵でしょうね。 |
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林道に近づくと、同じく固有種のレブンウスユキソウがちらほら見えて来ました。 |
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群生地から先も歩きたいけど、引き返します。 |
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・・・・・・・・・ 桃岩展望台コース ・・・・・・・・・ |
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車に戻り、次は桃岩展望台です。ここも元地灯台を経て知床への散策コースがあります。 |
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周辺は緑の花のバイケイソウ花畑。 |
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その先は花も増え、咲き始めのイブキトラノオが多いのでピンクが広がればきれいでしょうね。 |
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そして群生地ではまだ早かったレブンウスユキソウが、ここで3輪だけ咲き始めていました。 |
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”花の浮島”とも呼ばれる礼文島。 |
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・・・・・・・・・ 桃岩荘YH ・・・・・・・・・ |
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香深に戻り、レンタカー返却。18:10着のフェリーで到着人たちと一緒に桃岩荘の車で宿へ向かいました。Aさんが一度泊まってみたかったという人気のYHだそうで、宿へ着くまでの間に元気いっぱいのヘルパーさんから、ここでは標準時間より30分早い桃岩時間というものがあることや、「知性・教養・羞恥」を捨てることなど、宿での過ごし方が伝えられます。 |
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夕食後は7時から囲炉裏を囲んでコース案内や歓送迎のための歌や踊りの練習があります。「愛とロマンの8時間コース」は当初の桃岩荘の人たちが開拓したコースだそうで、スコトン岬から桃岩まで。実際に歩けば10時間くらいかかるコースだそうです。歌は代々引き継がれて来た歌なので、「ひょっこりひょうたん島」「月光仮面」など懐かしい昭和の歌が多く、この子達(ヘルパーさんたち)は一生懸命練習したんだろうな~と思いながら聞いていました。踊りも非常にユニークで、見ているだけで楽しくなってしまいます。 |
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翌日は、帰りのフェリーが出るまで、ずっと歌と踊りで見送ってくれます。出航した後もずっと手を振ってくれて、その律儀さ、一生懸命さは本当に感動もの。ここは是非また連泊で来たいと思いました。 |
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今回の旅程は全てAさんが手配し、私たちは後について歩くだけ。とても安楽な島旅で、ひたすらAさんに感謝でした。 利尻山では晴れて、素晴らしい利尻富士の姿や青い海が望めました。礼文島も花いっぱいの、いい所ばかり凝縮して歩けたのでとても有り難かったです。が、やはり未練たっぷり。またいつか再訪し、今度は隅々まで歩き回りたいと思いました。 |
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礼文島の花々 |