雲取山・石尾根

くもとりやま(2017m)
平成25年1月19日〜20日

まだ暗い夜明け前、外に出るとキリッと冷えた空には星がいっぱい。
今日は石尾根とハンノキ尾根を歩き、水根に下りようと思います。


2013.1.20
(日)
 雲取
 山荘
雲取山七ツ石山日陰名栗峰鷹ノ巣山
避難小屋
水根山将門馬場六ツ石山トオノクボ水根
快晴  06:15発06:45
07:15
08:50
09:05
11:05
11:35
12:00
12:05
12:5513:5514:35
14:45
15:1516:30着
16:40発



御来光
【御来光】

5時半からの朝食を済ませ、急いで出発するつもりが遅くなり、それでも何とかギリギリ、山頂でご来光を迎えることができました。

雲ひとつない空の、曙色に染まった地平線から朝日が昇ってきました。


富士山も、南アルプスも、奥秩父の山々も、素晴らしくきれいに見えて感動です。


富士山
【富士山】

奥秩父
【奥秩父】

避難小屋の上からの富士山。
今日も青空で、本当に嬉しいです。


富士山
【富士山】
石尾根へ
【石尾根へ】

そして石尾根の奥、大岳山の左上に朝日が輝き、その真下には東京湾が光っていました。

ブナ坂までは、昨日歩いた道。
小雲取山からは、すっきりきれいな富士山や大菩薩を正面に眺めながらの下りです。

小雲取山から
【富士山 大菩薩連嶺】

そして遠く横一列に並ぶ南アルプスも雲ひとつなく、本当にきれい。
展望を楽しみながら、昨日と同じ道をブナ坂まで下って行きました。

南アルプス
【南アルプス   ズーム】

七ツ石山
【七ツ石山】

ブナ坂から七ツ石山へ、ひと登り。
上がってみると、山頂には雪がありません。

ここは西風をまともに受けるので、サラサラ雪はみんな吹き飛ばされてしまうのでしょうね、東側が吹き溜まりになっていました。


七ツ石山からは、振り返り見る飛竜山〜雲取山の稜線が素敵。
今歩いて来た白い防火帯も、ここから見るとまだら地面が少なく見えます。
今日は風があって寒いので、東側で富士山眺めながら生姜湯タイムにしました。

七ツ石山から
【七ツ石山からの眺め 飛竜山〜雲取山】

七ツ石小屋分岐過ぎ
【七ツ石小屋分岐を過ぎて】

ブナ坂や七ツ石山までは登山者もいましたが、分岐を過ぎると殆ど見かけなくなりました。鴨沢へ下山した人が多いようです。

でもトレースは付いているので、良かった〜
雪もかなり深くなった気がします。

千本ツツジは巻いて南側をトラバース。ここでの転倒は厳禁。足元に注意しつつ、丹沢や光る海を眺めながら通り抜けました。

千本ツツジ トラバース
【千本ツツジ トラバース】
千本ツツジ巻き道
【千本ツツジ巻き道】

ツツジ群生地を過ぎ、深い雪に足を取られそうになりながら進んで行きます。

千本ツツジを巻き終わり、尾根道に合流しました。
次の高丸山も巻くので、右へ進みます。

高丸山分岐
【高丸山分岐  右へ】

その次は大好きな日陰名栗峰なので、ここは巻かずに登ります。
左へ上がると、高丸山から続いたトレースが一人分ありました。
足の長い人みたいなので、歩幅が合わず届かない。
片足だけでも入れさせていただいて、進んで行きました。


日陰名栗峰分岐
【日陰名栗峰分岐】

トレース
【足長トレース一人分】

今日も素晴らしい快晴。
無垢な雪面。 素敵な樹影。 抜けるような青空。

澄み切った空気の中を富士山見つつ歩けるなんて、なんて幸せなんでしょう。


樹影 富士山
【風紋 樹影 富士山】
壺足トレース
【太陽サンサン 深々トレース】

足の長い人は下りだったようなので、更に歩幅が合わなくなりました。 きれいな壺足トレースを追って、一歩一歩。

振り返れば、飛竜山もずいぶん遠くなりました。
白い防火帯は千本ツツジでしょうね。

そして、私のトレース・・・ 
どれだけ足が短いのか歩幅が狭いのか、数人分のトレースみたいで、ビックリ。

千本ツツジ
【振り返れば・・・】
日陰名栗峰
【日陰名栗峰 東側のカヤト原】

日陰名栗峰は東西に長く、山頂東側のカヤト原がお気に入りの場所。すぐ隣は鷹ノ巣山。

誰も通らない雪の原っぱで展望を楽しみながらお昼にしました。


山頂への緩やかな雪面に、なんともお行儀のいい足跡が点々と付いていました。
両足を揃えたような、素晴らしく美しい足跡です。調べるとイタチとかテン・・・ホント?
どんな感じで歩くのか、帰宅後、自分でも四つんばいになって廊下を歩いてみました。
あれは両足揃えじゃなくて、交互に出す片手片足がピタッと揃っているのかな〜・・・?
更に調べると、テンは両足揃えて跳躍前進するらしいので、きっとその跡だったのでしょうね。
しかし斜めになって跳ねているのが、なんだか可笑しい。跳ねている姿を見てみたいです。


日陰名栗峰
【日陰名栗峰】

両足揃えの足跡
【両足揃えの足跡】

石尾根縦走路
【やっと平坦道】

日陰名栗峰の下りは、深々トレースだったり林の中だったり。足を取られて転んでしまい、大変やら可笑しいやら楽しいやらの下りで、ようやく下の縦走路に出ました。

やがて鷹ノ巣山避難小屋に到着。
七ツ石山からほとんど人に会わず来ましたが、ここのベンチは賑わっていました。

ちょうど12時。みなさんランチタイムのようです。

鷹ノ巣山避難小屋
【賑わう鷹ノ巣山避難小屋】

今日は六ツ石山のハンノキ尾根も歩きたいので、鷹ノ巣山も巻きます。
時々振り返り、日陰名栗峰のカヤト雪原や南アルプスを見つつ進んで行きました。


鷹ノ巣山 巻き道
【日陰名栗峰振り返りつつ】

鷹ノ巣山 巻き道
【鷹ノ巣山 巻き道を行く】

石尾根合流
【石尾根合流】

鷹ノ巣山から下った所にある倉戸山分岐に来ました。榧ノ木尾根も魅力ですが秋に歩いたばかりだし、今日は久し振りに城山のあのブナ大木にも会いたいので石尾根を歩きます。

次の水根山から城山が、石尾根東側のハイライト。
ブナが点在する気持ちのいい防火帯が続きます。

日陰名栗峰と鷹ノ巣山とは、ここでお別れ。

水根山から
【日陰名栗峰     鷹ノ巣山】
川苔山見つつ
【水根山から川苔山見つつ】

川苔山がチラチラ見える白い防火帯。
右の樹間には大岳山も見え隠れしていました。

ここは好きな通りなので、後ろから来た人に追い抜かれながら、空を見上げつつ歩いて行きました。

石尾根
【白い石尾根】

青い空、白い道。本当に、なんて気持ちいいんでしょう〜


ブナ林
【ブナ林続く】

城山付近
【城山付近】

そして天に向けて大きく枝を広げて立つ、ここの主のような大木のブナ。
石尾根に来て、このブナに会うと、ほっとしてとても嬉しくなります。

城山付近のブナ大木
【城山付近のブナ大木】

将門馬場
【将門馬場】

やがて短い急下りを過ぎると・・・・
次は六ツ石山と思い込んでいました。

なんとなく真っ直ぐの道が付いていたので『雪のある時期なら、北面を巻かずに直登できるのかな〜・・・』とそのまま登って行ったら、「将門馬場」の山名札。

そういえば地図にはそんな山もありましたね。初めて来ましたが、樹林に囲まれた地味な山頂でした。

将門馬場から右に下りて、縦走路に合流。
六ツ石山北面を巻いて行くと、やがて奥多摩駅分岐ですが、今日は六ツ石山を通って水根に下ります。

山頂の西側は一部地面が出ていていましたが、中央はけっこう深い雪です。風が冷たいので風下に腰掛け、今日最後のティータイムにしました。

六ツ石山
【六ツ石山】
御前山
【御前山】

六ツ石山から南東に伸びるハンノ木尾根も気持ちのいい防火帯が続きます。

正面に大岳山や御前山を見ながらの下り。トレースがふかふかなので、ここでも転んでしまいました。


六ツ石山からは、誰もいない静かなハンノ木尾根の雪道。
二日間ずっと照らしてくれていたお日様に、本当に感謝。


ハンノ木尾根
【ハンノ木尾根】

夕日
【夕日】

トオノクボまで下りて来ました。
水根へは、ここで右折。


トオノクボ
【トオノクボ】
水根へ
【水根へ】

雑木林が過ぎると植林急下りですが、段差が雪で隠れるので無雪期より歩きやすいかも知れません。

産土神社あたりからアイスバンになり、民家の裏でようやく雪が消えました。あとは舗装道路を大きく折り返し、水根バス停へ向かいました。

産土神社
【産土神社】


雲取山や石尾根のかなりの積雪を期待して行きましたが、七ツ石山から上の稜線は少なく、下の尾根の方が雪が多いような雰囲気でした。転んだ時に腕を捻ったみたいで、月曜日の通勤電車で吊革につかまれず苦労したオマケつきでしたが、二日間とも素晴らしい晴天に恵まれ、展望いっぱいのふかふかスノーハイクが出来て、とても楽しい奥多摩でした。




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