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【三窪高原 入口】 |
塩山駅8:30発のバスに乗車。 平日は大菩薩峠登山口までのバスしかありませんが、土日祝日は落合まで運行してくれるので、三窪高原もバスで行ける範囲になりとても助かります。
柳沢峠で下車。バス停のすぐ上に駐車場や公衆トイレがあり、身支度して出発。 |
三窪高原入口から上がり、林道横断して更に登ると紅葉が多くなってきました。 赤色や朱色が鮮やかでとてもきれいですが、今日はどんより曇っているのが残念です。 |
【紅葉】 |
【いろいろ】 |
カラマツ林と紅葉見つつ急坂を上がり、やがて柳沢ノ頭に着きました。木々に囲まれた狭い山頂で、晴れていれば周辺の山は見えそうですが、今日は何も見えません。 |
【柳沢ノ頭】 |
【ハンゼノ頭へ】 |
紅葉の続く道を緩やかに下って行きます。 ここは真っ赤な紅葉も多いけど、黄色や薄緑もあってきれいな林でした。 |
分岐に出ると見覚えのある十字路で、昨年6月「奥多摩おしかけ隊」で案内して頂いた所です。 ハンゼノ頭山頂手前から振り返ると、大菩薩方面がうっすら見えていました。 今通ってきた柳沢ノ頭の山肌は赤や黄の木々に覆われ、とてもきれい。 柳沢ノ頭の右手には富士山も見えるらしいのですが、今日は真っ白です。
【大菩薩方面と柳沢ノ頭】 |
紅葉時期の三窪高原は人も多いだろうと思っていましたが、誰もいません。柳沢峠では7,8人が降り、他に10人くらいの団体さんがいましたが、皆さん鶏冠山へ行かれたのでしょうか。
ここは南アルプスなど展望も素晴らしい所のようなので、またいつか来ねば。 |
【ハンゼノ頭】 |
巻き道と合流し、三窪高原休憩舎の横を抜けて、林道に上がりました。 電波塔の横から板橋峠への道へ進む途中、今日初めて人とすれ違いました。 予報より曇っているとは言え、思いのほか人が少ない。やがて防火帯に出ました。 |
【巻き道合流】 |
【板橋峠へ】 |
【藤谷ノ頭 右下にズミの木】 |
すぐ上が藤谷ノ頭で円やかな防火帯のピーク。 6月に白い花を咲かせていたズミの木も紅葉していました。 |
藤谷ノ頭からは更に広い防火帯の急下り。 真っ赤に紅葉した木があちこちに点在しているけれど、曇っているので写真では分かり難い。 日差しがあればなぁ~・・・ |
【板橋峠へ】 |
【藤谷ノ頭を振り返る】 |
ゲートのある板橋峠で右手の柵を通り抜け、更に続く防火帯に入ります。
振り返れば、先ほどの藤谷ノ頭。 あちらは明るい黄葉の木が多く、光があればもっと鮮やかな彩りが見えていたのでしょうね。 |
防火帯の笹原には真っ赤な木が多いので、笹の中に入ってみると向こう側に廃墟が見えました。 天井が抜け落ちていて、壁が岩タイルの浴室跡が見えました。ここは別荘だったのでしょうか。 |
【廃墟は別荘?】 |
【防火帯】 |
晴れていれば見晴らしも良さそうな尾根道が続き、小さなアップダウンの防火帯が続きます。
向こうに見えているのが鶏冠山でしょうか、あちらもツツジが多かったので紅葉がきれいでしょうね。 |
【黒川鶏冠山】 |
【倉掛山へ】 |
やがてカラマツ林になり、草原だった防火帯にはワラビとマルバダケブキが増えてきました。 |
急登を上がると倉掛山の山頂でした。 木々に透けて下に広瀬湖が見えています。 向こう側には奥秩父の山々が広がっているようですが、稜線は雲に隠れていて残念です。
誰もいない山頂でしたが、昼食が終わった頃に若い単独男性が通り過ぎて行きました。今日出会った二人目の登山者で、その後も誰にも会わず、ここはとても静かな山域です。 |
【倉掛山 山頂】 |
【倉掛山防火帯のグラデーション紅葉】 |
倉掛山を下り始めたら、防火帯の紅葉が更に素晴らしい色合いになってきました。
次々に鮮やかな色が現れて、特に赤色は真っ赤です。涸沢でもそうでしたが、今年は赤の発色がとても明るく鮮やかだなあと思いました。 |
この先も素晴らしい紅葉が続き、何枚も写真を撮ってしまい、なかなか先へ進めません。 |
【赤・橙・朱・黄・萌葱】 |
【本当はもっと素敵な赤色です】 |
【笹の緑に映える紅葉】 |
【赤と緑】 |
【笹の尾根道】 |
途中から笹の林になりましたが、紅葉は続きました。 どの色も本当に美しい。 |
笹の林を抜け、再度防火帯になりました。 やがて下の方に見えて来たのが・・・ |
【あのトラックが・・・】 |
【白沢峠の左ハンドルトラック】 |
白沢峠のシンボル的存在のようになっている左ハンドルのトラック。運転席は笹が伸び、後ろの荷台を突き破って伸びたヤマザクラの幹。
非常に存在感があり、オブジェのよう。 何か語りかけているようで、ちょっと話しかけたりしてしまいました。
この先の道も歩きたいけれど今日はここまで。
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左へ下り、西沢渓谷からのバス通り(秩父往還・雁坂みち)へ向かいました。 初めはカラマツ林で、スズタケの刈り払いのような道でちょっと歩き難いです。 やがて小岩デコボコの下りや滑りやすそうな桟橋を通って、林道に下り立ちました。 |
【白沢橋へ】 |
【スズタケ下りからデコボコ下り】 |
白沢峠登山口に下り立ちましたが、塩山行のバスにはまだ時間があるので、左の白沢に寄って、時間調整のティータイムにしました。
細い滑滝ですが下は珍しいサラサラ白砂です。 |
【白沢】 |
【白沢峠 登山口】 |
林道から振り返り見る白沢峠登山口です。 こちらから登る場合、初めから荒れた雰囲気の急登になるので、あの手製道標がなければちょっと分かり難い登山口だと思いました。 |
バス通りに出ると、すぐ横に白沢橋。近いバス停は「芹沢入口」ですが、時間があるので「円川」まで行ってみます。
どちらも停留所には「山梨市営バス」の看板しかなく、塩山駅へ行く「山梨貸切自動車」はバス停も案内もありません。とりあえず「山梨市営バス・円川バス停」で待っていると、塩山行きのバスが停まってくれました。この区間は自由乗降とのことですが、塩山行きのバス停がないので時刻を確認できず、ちょっと不安になります。塩山駅からはホリデー快速に乗れるので便利です。
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【白沢橋と登山口】 |
予報より雲の多い一日で、展望がなくて残念でしたが、紅葉がとてもきれいでした。特に倉掛山から先はずっと色とりどりの紅葉が続き、静かな防火帯は気持ちよくて、ここはまた季節を変えて何度も歩いてみたい山域になりました。風が冷たい日でしたが、素敵なコース発見で嬉しい一日でした。 |