山はそろそろ夏後半かな、という頃になると会いたくなる可憐な花、レンゲショウマ。
今回は笹子駅から歩ける本社ヶ丸へ行き、帰りは初めての大沢山へ抜けてみようと思います。
2012.8.19 (日) | 笹子駅 | → | 1000m | → | 角研山 1377m | → | 本社ヶ丸 | → | 清八山 | → | 女坂峠 分岐 | → | 女坂峠 | → | 大沢山 | → | 奥野神社 | → | 笹子駅 |
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晴れたり 曇ったり |
07:05着 07:10発 | 08:10 08:20 | 09:20 09:30 | 10:55 11:30 | 12:05 12:10 | 12:40 12:45 | 13:40 | 13:55 14:15 | 15:45 | 16:10着 16:21発 |
笹子駅から角研山へのルートは、以前から気になっていたので、今回はこのルートから登ってみます。 |
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最初は植林の急登ですが、片側が広葉樹林なので明るい雰囲気です。 |
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1000m地点から少し進むと、鬱蒼と茂るススキのヤブに突き当たりました。足元の細い道を辿って、モグラのようにかがみ掻き分けながら進みましたが、今日は半袖だったのでヤブから飛び出したら、腕のあちこちがチリチリ痛痒くなってしまいました。 |
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ここからは緑のきれいな雑木林で、途中1回送電鉄塔の下を通り抜けます。 |
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尾根に上がった所が1377m点の角研山です。 |
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角研山の尾根は4度目だけれど、登りに利用するのは初めて。ブナなど広葉樹林の気持ちいい尾根なので、どちらから歩いてもいい雰囲気で曇ってしっとりした雰囲気も似合っています。 |
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やがて大きく開け、小笹の広がる斜面に出ました。送電鉄塔が立ち、宝鉱山への道が分岐しています。振り返れば鶴ヶ鳥屋山のきれいなピークが見えていました。 |
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そろそろレンゲショウマが見えてくる頃と思って登って行くと、いましたいました。大きく群生している訳ではないけれど、時期はちょうどいい感じで、咲き終わりから蕾までいろいろ。 |
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憂いを含んだレンゲショウマには曇り空が似合う。朝は青空が広がって『予報と違うなあ』と思ったけれど、雲が増えてきたので、しっとりいい雰囲気。暑さも和らぎます。 |
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気持ちのいいブナ林は露岩が増えてきました。 |
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本社ヶ丸山頂に着きました。 |
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午後は清八峠へ向かいます。山頂直下の岩場を慎重に下り、少し進むと大きな岩の上です。山頂より開けた感じで、御坂黒岳や釈迦ヶ岳がよく見えます。 |
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緑いっぱいの清八峠に着きました。右へ笹子駅への道が下りていますが、今日はまだ先の大沢山を回って下る予定です。 |
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清八峠からわずかに登り返せば清八山の山頂で、本社ヶ丸より広く、見晴らしもいいです。 |
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清八山から少し下って八丁山方面へ進むと、またレンゲショウマがちらほら見えてきました。 |
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八丁山へ行く手前に立派な道標の立つ女坂峠分岐があります。以前通った八丁山は通過点のようなヤブっぽい山頂だったので、今日は寄らずにここから大沢山へのルートに入りました。 |
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思いのほか気持ちのいい広葉樹林の道でしたが、カラマツ林を抜けたらちょっとヤブっぽくなりました。実線ルートですが、あまり通る人はいないようです。 |
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葉に隠れた古い道標で右へ進み、次の立派な道標が立つ所は1445mあたりでしょうか、地図にはない笹子駅への道があるようです。今日は松浦本にあった大沢山の道を下りたいので、左へ進みました。 |
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この先に、ちょっとヤセた急下りがありました。掴まるところは木の根が主体なので残雪期には危なそうな雰囲気でした。 |
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下り立ったところが女坂峠で、御坂町の道標が立っています。峠というのは里からの道が上がって来ているものですが、ここはただの鞍部。昔は道があったのでしょうね。 |
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女坂峠から登り返すと石垣があり、更に小ピークを越えて行くと古い道標があり、右へ「笹子駅2時間・道形不明瞭」と書かれています。地図に黒破線すらない道(と思っていた)ですが、道はついていました。 |
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そのすぐ上が大沢山の山頂でした。 |
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さて下山。さっきの道標まで戻って、ここからは松浦本に記載されている道を下ります。 |
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植林やら広葉樹林やら交互に現れて、静かな道を下って行きます。 |
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巨大な送電鉄塔の下に来ました。上の方はのしかかるように頭上に張り出しているので凄い威圧感です。恐竜に踏み潰されそうな気分で、ドキドキしてしまいました。コワ~~! |
【恐竜みたいな巨大鉄塔】 |
林の中に、トンガリ帽子を逆さにしたような白い網が幾つかセットされていましたが、何のためでしょう。 |
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本社ヶ丸までは殆ど人に会わず、清八山からも誰にも会わない静かな一日でした。レンゲショウマは咲き終わりから可愛い蕾まであってきれいで良かったです。私の持っていた2008年版エアリアでは、大沢山から笹子駅へのルートには黒破線すらありませんでしたが、「数年前から赤実線になっている」とのメールを頂き、後日書店で見てみると確かに赤実線に昇格していて、逆に赤実線だった清八山~大沢山~笹子峠が赤破線に降格していました。この辺りは歩く人が少ないので変動するのでしょうね。誰にも会わず、静かないい道だったので、今度はその先も歩いてみようと思います。 |
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本社ヶ丸の花々 |
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