いつかいつかと、憧れていた読売新道。今年こそはと思っていました。
ところが昨年の地震や今年の台風で、崩壊多数で通行不可とのこと。
修復工事は8月上旬終了とのことですが、ともかく水晶小屋まで行ってみます。
2012.8.1 (水) | 折立 | → | 檜の大木 | → | 展望ベンチ | → | 五光岩ベンチ | → | 太郎兵衛平 (太郎平小屋) | → | 左俣出合 | → | 薬師沢小屋 |
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快晴 のち晴れ |
06:55着 07:10発 | 08:30 08:35 | 08:50 09:00 | 10:30 10:45 | 11:40 13:10 | 14:20 14:30 | 15:20着 泊 |
読売新道は、北アルプス最深部の水晶岳・赤牛岳から黒部ダムへ伸びる長大な尾根で、黒部湖末端に下りてからも難所のアップダウンが続く長いコースです。読売新道を歩くには水晶岳へ行かなくてはならず(登り利用は想定外)、水晶岳へは今回は雲ノ平経由で行きたいので折立から入る事にしました。 |
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折立には大きな駐車場があり、登山口の広場には自動販売機やトイレなどもあり、けっこう賑わっていました。簡単な朝食を済ませ、身支度して出発。 |
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朝の光が差し込む樹林帯にはダケカンバなどの大木も多く、見上げつつ登って行きます。足元には既に赤い実になったアカモノが見え隠れしていました。 |
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樹林帯を抜けると一気に展望が開けます。今日は快晴。 |
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草原の中の一本道。 |
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遠くの白山もきれいに見えています。 【白山 有峰湖】 |
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気持ちのいい緩やかな草原道を歩いて、五光岩ベンチに着きました。 |
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ずっと続く、太郎兵衛平への伸びやかな道。 |
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なだらかな長い登りが終わって、 |
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そして、小屋前広場から見る薬師岳。 |
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広場のベンチから望む、今回のルート、雲ノ平と水晶岳。 【目の前に雲ノ平 奥に広がる、水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~黒部五郎岳】 |
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今日の最高地点は、この太郎兵衛平。 |
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何度見ても嬉しい、雲ノ平と水晶岳。 |
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青空を映す、小さな池塘。 下に見えて来たキャンプ場。 |
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太郎平小屋の赤い屋根を眺めつつ戻ります。 |
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広場ベンチでの昼食後、太郎平小屋から少し進むと薬師沢・黒部五郎岳の分岐があります。 |
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振り返れば、青空と沸き立つ白い雲、太郎平小屋の赤い屋根が、とても印象的です。 |
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さて、ここからは下り。しばらくはガレっぽい下りで、やがて樹林帯へ突入です。 |
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笹原のあとは、ダケカンバ・ナナカマドなどの樹林帯で、オタカラコウ、ハクサンフウロなど咲いています。 |
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橋を幾つか過ぎて、笹原と針葉樹林帯になりました。木道が続くので歩きやすく、思いのほか素敵な散策道でした。 |
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ちょっと大きな沢に出ました。ここが左俣出合でしょうか、木陰もあるので休憩。 |
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この先にもベンチはあるけれど暑いので通過。 |
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更に高度を落とすと、コメツガ・シラビソなどの針葉樹林帯になりました。 |
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カベッケ原から間もなく赤い屋根が見えてきて、今夜の宿、薬師沢小屋に着きました。 |
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すぐ下は沢の合流点。右の吊り橋の下から流れてくるのは、黒部源流の沢。 |
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谷間の山小屋なので夕焼けは見れなかったけれど、上空に浮かぶ雲がほんのり色づいていたので明日も晴れそうです。よかった~ 明日は約10年ぶりの雲ノ平。大好きな天空の散歩道です。 |
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太郎兵衛平の花々 |