尾瀬沼ハイキング


平成24年6月16日(土)〜17日(日)


『サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く尾瀬沼ハイキング』ツアーにご招待いただき、
しっとり樹林帯やミズバショウ咲く湿原を、和やかモードの皆さんと楽しく歩いてきました。


2012.6.16 (土)  沼山峠大江湿原尾瀬沼ヒュッテ(泊)
曇り、一時小雨



このツアーはサントリーオールフリー×山と溪谷社:『尾瀬応援キャンペーン』の一環で、震災以降、登山者が減っている福島県側の尾瀬・桧枝岐村を応援しようという主旨で企画されたツアーとのこと。尾瀬は素晴らしいし、福島応援という企画に心は揺れ動くけれど、昨年の大菩薩ツアーレポで若々しい雰囲気を拝見していたので、場違いな私は躊躇。でもおなじみ3人さんも参加されるとのことなので、私も恐縮しつつ参加させて頂くことにしました。

集合場所の新宿アルプス広場で、初めてお会いするブロガーさんやおなじみ3人さんとご挨拶。鈴木みきさんやスタッフの方々ともご挨拶してホームへ。鈴木みきさん、小柄でとても可愛い感じの方です。
何だか大昔の林間学校みたいで、うきうき楽しい雰囲気で特急日光1号に乗車し、今市駅で乗り換え。鬼怒川公園駅で下車し、ツアーバスで御池へ向かいます。

窓の外は緑いっぱい。下の方はブナに混じってシラカバ、上へ行くほどダケカンバが多くなり、ナナカマドもあちこちいっぱい。

5年前の秋に来た時は、何度もバスを停めて欲しいと思ったほど紅葉がきれいな山間でした。


御池へ
【バス車窓から】
ブナ平
【原生林  ブナ平】

御池では、地元のガイドさん二人と檜枝岐村観光課の方の紹介がありました。

今回は、山と渓谷8月号掲載の「鈴木みきさんと現地ガイドさんが尾瀬を歩く」の取材も同時進行とのことで、ガイドさんに案内していただけるなんて初めての経験なのでとても楽しみです。

沼山峠へ向かう一般シャトルバスからは、素晴らしいブナ原生林が望めました。


立派な休憩所のある沼山峠に着くと、小雨が降っています。
それぞれ身支度し、ガイドさんに従って準備体操をしてから出発です。


沼山峠休憩所
【沼山峠休憩所】

尾瀬沼へ
【尾瀬沼へ出発】

登山口からすぐ石畳になりました。
他の地域の種子やゴミを靴底から取り除くための工夫だそうで、ハイヒールで来るかも知れない観光客への警告の意味も含んでいるそうです。


石畳
【石畳】

シラビソやダケカンバ樹林帯の木道を進んで行きます。尾瀬では殆どがオオシラビソだそうで、
幹を見ればおおよその樹齢が分かるそうです。一節が1年なので、これはほぼ300年くらいとのこと。
ちょっと細めの木でも150年くらいとのことで、長い年月をかけてきた樹林帯に感動です。


オオシラビソの木道
【オオシラビソの木道】

樹齢
【一節が1年】

木道の脇には、小さな花を吊り下げたタケシマランがあちこちいっぱい。
雫をつけた可憐なイワナシも多く、サンカヨウの透けるような白い花びらも美しい。
ゴゼンタチバナの花はまだでしたが、白い花をつけるのは6枚葉の種類だけで4枚葉とは別種だそうです。
マイヅルソウは葉が2枚にならないと花が付かないなど、ガイドさんから色々教えて頂けて、とても楽しい。

 

タケシマラン

イワナシ

マイヅルソウ

サンカヨウ

大江湿原へ
【大江湿原へ】

樹林帯を抜け、入山者自動計測器の横を通ると大きく開け、大江湿原になりました。


最初に目が行くのは、向こうに広がるダケカンバの白い幹と白いミズバショウ。
木道から眺めるにはちょっと遠いけれど、緑と白の景色はやっぱり好きです。

ダケカンバとミズバショウ
【ダケカンバとミズバショウ】

足元のミズバショウは雨に濡れて瑞々しく生き生き。花期としては後半なので大きな葉に包まれるように咲いていました。


ミズバショウ
【ミズバショウ】
大江湿原
【大江湿原】

湿原にはショウジョウバカマや、曇りで花を閉じているタテヤマリンドウがあちこちに見られ、後姿がほんのりピンクのミツバオウレンもとても可憐です。



ミツバオウレン

シナノキンバイ

ショウジョウバカマ

リュウキンカ


湿原の先に伸びる木道は魅力的。あの奥から振り返る景色はどんなでしょう。
天気のせいもあって人が少なく、霧に霞む湿原を行く先頭隊も素敵な点景に見えます。


木橋
【木橋】

大江湿原
【流れに咲くミズバショウ】

青々と広がるコバイケイソウやギョウジャニンニクの葉を眺めつつ進めば、皆さん、それぞれ取材中。

黄色い花のリュウキンカが増えてきました。


大江湿原
【皆さんも撮影取材中】
リュウキンカ群生
【リュウキンカ群生】

少し先にはリュウキンカの群生地があり、ダケカンバの白い幹を背景にいっぱい広がっています。

向こうに素敵な木が三本見えてきました。
「三本カラマツ」と呼ばれ、尾瀬沼のシンボルになっているようです。

奥にうっすら湖面も見えて、絵のような風景。
いいですね〜

尾瀬沼の三本カラマツ
【尾瀬沼の三本カラマツ】
尾瀬沼ヒュッテ
【尾瀬沼ヒュッテ 到着】

沼尻分岐を過ぎ、長蔵小屋を見送ると、すぐに今夜の宿の尾瀬沼ヒュッテに着きました。村営山小屋で、立派な建物です。


小屋前にはトガクシショウマやツバメオモトが咲いていて、早速皆さんと撮影タイム。
みきさんとガイドさんのお仕事風景も取材しなきゃと、ここでも和やかに撮影。


小屋前
【撮影タイム】

小屋前
【みきさんとガイドさん】

食事まで自由時間とのことで、長蔵小屋前に行くと、シラネアオイやエゾムラサキが咲いていました。

トガクシショウマ

ツバメオモト

シラネアオイ

エゾムラサキ


沼のほとりに佇めば、霧に霞む素敵な風景に心潤うひととき。
水彩画のように暮れ行く尾瀬沼に、静かな時間が流れていきました。

尾瀬沼のほとり


尾瀬沼のほとり
【静かな尾瀬沼のほとり】

花を撮ったりお土産を買ったりして、小屋へ戻ると夕食の時間になりました。

山小屋ではいつも初めての方ばかりなので情報交換の場になりますが、今夜はすっかり打ち解けた皆さんとおしゃべりしながらの楽しい夕食でした。


夕食
【楽しい夕食】

食事が終わると、続いて宴会。皆さん、素晴らしいご馳走を作ってきて下さって、下戸の私もおつまみを色々いただきました。工場長さんの牡蠣オイル漬けは人気だし、クッキーさんの角煮はとろけるようだし、矢車草さんのキッシュは野菜いっぱいで美味しい。げんさんの燻製チーズとナッツは絶品の香ばしさです。
そして鈴木みきさんの最新本「山テントでわっしょい!」がプレゼントされると、一斉激写が始まりました。



【賑やかに 大盛り上がり】


【一斉激写!】

「山テントで わっしょい!」
【「山テントで わっしょい!」】

なぜなら、みきさんがそれぞれの個性に合わせたメッセージを、あの可愛いイラスト入りで書いて下さるのです。誰もが感動で、大盛り上がり。

テント泊はもともと憧れですが、本の内容も分かりやすく、イラストはシンプルなのに表情豊か。小文字のつぶやきが特に面白くて、山テントがますます憧れになりました。

ちなみに、私が頂いた本はこちら。
なんて素敵なメッセージなんでしょう♪
みきさん、ありがとうございました〜

素敵なメッセージ
【みきさん、ありがとう〜】

さてさて、そろそろ宴会も終わり。部屋に戻って明日の準備をしましょう。明日の天気はどんなかな〜・・・


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