蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳

ひるがたけ(1673m)・たんざわさん(1567m)・とうのだけ(1491m)
平成24年5月12日(土)~13日(日)


今日は蛭ヶ岳や鬼ヶ岩付近のコイワザクラを期待して、丹沢主稜主脈を歩きます。
稜線上ではキクザキイチゲも咲いていて、マメザクラも多くきれいでした。


2012.5.13
(日)
 檜洞丸金山谷
乗越
臼ヶ岳蛭ヶ岳下
小ピーク
蛭ヶ岳鬼ヶ岩不動ノ峰
笹原
丹沢山塔ノ岳堀山の家大倉
晴れ
のち曇り
 05:40発06:3007:35
07:55
08:40
08:50
09:45
10:10
10:40
10:45
11:55
12:05
12:30
13:10
14:30
14:45
15:40
15:45
17:00着
17:08発



日の出
【日の出】

朝を迎えました。
元旦にはずっと右の塔ノ岳の上から昇ってきた太陽、5月は蛭ヶ岳の左から昇ってきます。

宇宙の規則正しい運行は素晴らしいし、本当はとても不思議なことです。

今日は快晴。
急いで富士山の見える山頂西へ向かいました。

朝靄に浮かぶ厳かな富士山。
今日も一日よろしくお願いします。

檜洞丸からの富士山
【檜洞丸からの富士山】

朝食を頂いて出発。8人グループさん達は、今日は同角山稜を下られるらしい。
花撮りに時間がかかる私は、同じ丹沢縦走の父子3人さんより一足先に出発しました。
青々としたバウケイソウの葉の中を、蛭ヶ岳見つつ一旦大きく下ります。


青ヶ岳山荘
【青ヶ岳山荘】

バイケイソウ下り
【バイケイソウ下り】

金山谷乗越
【金山谷乗越】

途中の、尾根が痩せた場所からは奥多摩方面がよく見えて、快晴の空の下、石尾根が横一列にきれいに見えていました。

下りきった所が金山谷乗越で、北側が崩れ落ちていますが、よく整備されています。次の神ノ川乗越は問題ない鞍部。

登り返して臼ヶ岳山頂に着きました。南北に長い山頂で蛭ヶ岳の眺めが素晴らしい所です。

南尾根の下り口が分かり難いらしいので、ちょっと探索タイム。広い草地の柵の間から急降下するらしいのですが・・・

臼ヶ岳 山頂
【臼ヶ岳 山頂】

臼ヶ岳からは蛭ヶ岳が目の前に大きく、塔ノ岳までの稜線が一望できます。
向こうから来た人たちが、昨夜はこの稜線に雹が降ったと話していました。

臼ヶ岳から望む蛭ヶ岳~塔ノ岳
【臼ヶ岳から望む蛭ヶ岳~塔ノ岳】

蛭ヶ岳へ
【蛭ヶ岳へ】

ヤマザクラや芽吹きの淡い萌黄色のなか、蛭ヶ岳を見上げつつ進んで行きます。

ミカゲ沢ノ頭への緩い登り返しで、左手に富士山が見えて来ました。くっきりきれいな富士山です。

檜洞丸も東面が大きく見えてきて、山頂すぐ下の青ヶ岳山荘が小さな小さな点になって見えていました。

富士山と檜洞丸
【ミカゲ沢ノ頭付近から見る富士山と檜洞丸】
棚沢ノ頭へ
【蛭ヶ岳へ クサリ場急登】


ミカゲ沢ノ頭を過ぎるとコイワザクラが現れ始め、ずっと続くようになりました。嬉しくて次々カメラを向けてしまい、なかなか先へ進めません。

すると蛭ヶ岳から下りて来た方に「これは何というスミレですか?」と聞かれました。雑草のようにいっぱい咲いているので、タチツボスミレと同じ印象なのかも知れませんね。








狭い岩場の急登が続き、時々休んで眺望タイム。
富士山の南側は雲が多くなって来たけれど、北側は晴れています。
南アルプスや八ヶ岳・奥秩父方面はすっきりきれいに見えていました。
ガレた山頂の臼ヶ岳の後ろが昨日の同角ノ頭で、とっても素敵な山容です。

臼ヶ岳・同角ノ頭~檜洞丸~大室山
【臼ヶ岳    同角ノ頭     富士山・檜洞丸    熊笹ノ峰・大笄      大室山】

ようやく蛭ヶ岳山頂に着きました。
下山地の大倉はバス便も多いので時間はたっぷり。のんびりし過ぎて、檜洞丸から4時間もかかってしまいました。

人いっぱいだけどベンチも多いし、何と言っても眺めがいいので、ゆったりハーフランチタイムにしました。


同角山稜
【蛭ヶ岳 山頂】

冬は雪に埋もれて気付かなかったけれど、丹沢山への稜線にも階段が出来ていました。
蕾いっぱいピンクに染まったマメザクラ。笹原の中にもコイワザクラが点々と咲いています。


丹沢山へ
【丹沢山へ笹下り】

コイワザクラ
【笹道 コイワザクラ】

蛭ヶ岳 山頂
【同角山稜見つつ】

蛭ヶ岳~丹沢山の笹原稜線は眺めが素晴らしく臼ヶ岳の向こうは昨日歩いた大石山~同角ノ頭~檜洞丸。白い熊木沢もよく見えています。

鬼ヶ岩に来ました。ここの岩場にもコイワザクラがいっぱいです。昨日の雹で少し傷んだ花もいましたが、きれいなピンク色が点在していました。


同角山稜
【鬼ヶ岩へ】

鬼ヶ岩へ
【岩場】

コイワザクラ
【コイワザクラ】

棚沢ノ頭へ、気持ちのいいの笹原の道が続きます。
木段の両側にもコイワザクラが群生していました。


棚沢ノ頭へ
【棚沢ノ頭への笹原にも】

コイワザクラ
【両側いっぱいに コイワザクラ】

丹沢の木道
【丹沢の木道】

不動ノ峰を過ぎると、ここにも木道が出来ています。無雪期にここを歩くのは2003年以来ですが、すっかり整備されて遊歩道のようになっていました。

笹原の中から、白や青のキクザキイチゲもちらほらと可愛い花をのぞかせています。青のキクザキイチゲは初めて見たので、とても嬉しい。


キクザキイチゲ
【キクザキイチゲ】

キクザキイチゲ
【キクザキイチゲ】

一旦下って丹沢山へ登り返し。キクザキチゲやツルシロカネソウがポツポツ咲いていました。


丹沢山へ
【丹沢山へ】
丹沢山みやま山荘
【丹沢山  みやま山荘】

いつものように丹沢山西の小ピークでティータイム。すっかり曇ってしまって、山荘周辺のマメザクラも色合いがイマイチです。


塔ノ岳へ向かうとマメザクラが多くなり、ちょうど見頃でいっぱい咲いていました。
ツルシロカネソウも多く群生していて、タチツボスミレの薄紫色が新鮮に見えます。


マメザクラ
【マメザクラ】

ツルシロカネソウ
【ツルシロカネソウ】

塔ノ岳は相変わらず大賑わい。
今日は尊仏祭りがあったようです。
すっかり曇ってしまったけれど、しばし休憩。


塔ノ岳 山頂
【塔ノ岳 山頂】
花立へ
【あの地下足袋父子も無事下山】

下り始めると白いタチツボスミレが咲いていました。距も白いのでシロバナタチツボスミレでしょう。

写真を撮っていると、昨日出会った父子3人も下りて来ました。地下足袋で、長い行程をよく頑張りましたね~

あとは大倉尾根を下るだけ。新緑いっぱいの尾根をひたすら下って、二日間の縦走は終わりました。

新緑の大倉尾根
【新緑の大倉尾根】

同角山稜は花も多い山稜のようですが、今回はちょっと残念でした。でも、とても静かなブナ林が続いて、ここはまたいつか歩きたいと思います。檜洞丸からの丹沢主稜の稜線歩きはやはり気持ちよくて、コイワザクラがいっぱいでした。初めてこの稜線を歩いたのは10年ほど前の4月末でしたが、その時もコイワザクラが咲いていたので花期の長い花のようです。青いキクザクイチゲも初めて見れて、嬉しい山旅でした。



 丹沢主稜の花々



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