沼津アルプス(香貫山〜鷲津山)

かぬきやま(193m)・よこやま(182m)・とくらやま(256m)・わしずやま(392m)


望さんのオフ会で沼津アルプスの香貫山から鷲頭山まで歩いて来ました。
青空と咲き始めの桜を見上げつつ、今回もにぎやかで楽しい山行となりました。


2012.4.1
(日)
 香貫山
 登り口
香陵台
五重塔
香貫山
展望台
横山徳倉山千金岩志下峠小鷲頭山鷲頭山志下峠バス停
晴れ
強風
 09:05発09:15
09:30
10:00
10:15
11:2512:10
13:00
13:35
13:40
14:2014:40
14:50
15:00
15:30
15:5016:35着
16:44発



沼津駅に8:45集合。今回のメンバーは望さん、食うかいさん、そして初めてお会いする「富士山と花のページ」の”や”さんと、「山と野と」の矢車草さんご夫妻。矢車草さんのお名前は皆さんのブログでも拝見していたので、今日はお会いするのを楽しみにしていました。初めましてのご挨拶をしてバス停へ。登り口に近い黒磯バス停を通るバスは出たばかりとのことで、別のバスに乗って黒磯近くのバス停で下車。

地元の”や”さんについて歩き、民家脇の「香貫山 登口」に着きました。5年前の沼津アルプスの時、最後に下りてきた所です。

矢車草さんご夫妻は、私にはお揃いに見える立派なカメラをザックから取り出して、いよいよ出発です。


香貫山 登口
【香貫山 登口】

最初から階段などの急登で、舗装道路を横断すれば香陵台の五重塔です。桜の木が多く、さすがにここは温暖な伊豆。もう桜の花は咲き始めていました。風が強く花を撮るのも苦労ですが、咲いてて嬉しい。


香陵台 五重塔
【香陵台 五重塔】

咲き始めた桜
【咲き始めた桜】

林道を歩いて香貫山へ向かいます。沿道には桜やキブシなど咲き、ふと見るとウラシマソウがいてびっくり。似ているミミガタテンナンショウは普段よく見かけますが、釣糸が伸びたようなウラシマソウを見たのは初めて。珍しい花に食うかいさん共々大喜びでしたが、”や”さんにはそんな私達が珍しそうでした。この辺ではありふれた植物のようで、確かにすぐそばにも4,5本が集まって生えていました。


香貫山へ
【香貫山へ】

ウラシマソウ
【ウラシマソウ】

香貫山展望台園地に上がると、5年前にはなかった展望鉄塔が出来ていました。駿河湾の眺めが素晴らしく、カラッと晴れた日なら南アルプスも見えるそうです。富士山は愛鷹山塊の後ろですが、今日は雲に隠れて見えず、残念。


駿河湾
【香貫山展望台から見る駿河湾】

富士山
【香貫山展望台から見る富士山】

展望台から下りると道は二手に分かれます。左上が香貫山の山頂で、電波塔の横に山頂標識がありますが、ここは見晴しもなく風情もイマイチ。今回は右の林道を下って八重坂峠へ向かうことになりました。
未舗装林道をおしゃべりしながら下ると、階段のある「香貫山展望台・桜台」分岐に出ました。さっきの香貫山展望台からは山頂を経由して、ここへ下りて来ることもできます。


左上は香貫山山頂
【左上は香貫山山頂  右の林道へ】

香貫山展望台・桜台 分岐
【香貫山展望台・桜台 分岐】

”や”さんが、ミツバアケビとアケビを教えて下さって、皆で撮影タイム。

赤い花のミツバアケビはちょっと遠くて私のカメラでは撮れませんでしたが、アケビの花は白く、雌花のふっくら蕾や中が赤い雄花が可愛くてアクセサリーのようでした。


アケビの花
【アケビの花】
桜色
【ほんのり桜色】

更に林道を下り、ゴルフ場を回り込むように下って行くと桜がきれいに咲いていました。まだ咲き始めですが、淡い桜色が青空に映えてとてもきれい。

そして前を行く矢車草さんご夫妻。
おそろいの角度が、なんだかほんのり桜色。

ゴルフ場を回り込んだ先の車道からは左下へ近道を下ります。この先は沼津アルプス名物の、カラフルで可愛い道標が至る所に立っていて、いいですね〜

車道に下り立ち、左へ少し進むと八重坂峠の道標があります。

沼津アルプスの道標
【沼津アルプスの道標】
横山への急登
【横山への急登】

八重坂峠から山へ入り、やがて横山への急登が始まりました。この後はいよいよ沼津アルプス。低山ながら厳しいアップダウンが続きます。

横山山頂に到着。狭いピークで、樹林に囲まれ展望はありませんが、休憩には便利です。

横山 山頂
【横山 山頂】
スミレ
【タチツボスミレ?】

ちらほらスミレが咲いていました。ニオイタチツボかと思って、地面にひれ伏して匂いを確かめたけど、強風で匂いが飛んでしまっているのか分からない。
すると”や”さんから「色が濃いけど、それもタチツボスミレだよ。」との声がかかりました。

『え〜っ・・・タチツボ? だって色も姿も違うし、背が高いし〜』と、ブツブツ。やっぱりスミレは難しくて、私にはお手上げです。

次の徳倉山へも急登です。沼津アルプスの登りは、短いながら直登が多く、休み休み登って行きました。

徳倉山へ急登
【徳倉山へも急登】
徳倉山
【徳倉山】

徳倉山の山頂に着きました。
愛鷹山塊と富士山の眺めがいい山ですが、富士山の雲は動かず残念。

早速、広い草地で楽しいランチタイム。
矢車草さんが玉ねぎケーキを作って来て下さって、皆さんにもお裾分け。ドイツ版キッシュのようなケーキでとても美味しく、ドイツではワインと一緒に頂くそうです。

さて食後。
矢車草さんのご主人・相棒さんはジャンプが大好きとのことで、わいわい賑やかにお披露目タイム。

食後っておなかも苦しいと思うのだけど、それでもこの高さ。食事前だったら、どんなことになっていたのでしょう。

相棒さん
【相棒さん ジャ〜ンプ!】
食うかいさん
【食うかいさん 登場】

すぐ隣でお弁当を広げていた子供達のグループも興味津々。それを食うかいさんが見逃す訳がありません。すかさず声をかけて、あっという間にその気にさせてしまいました。

ここからいよいよ食うかいさんの本領発揮。
私はちょっと離れた場所から、またニヤニヤしながら楽しませていただくことにしましょう。

「お〜っ いいね、いいね!」とか「写真はしゃがんで撮った方がいいよ。その方が高く飛んでるように見えるからね。」と、あれこれ慣れた指導。
小学6年生だそうですが、みんなノリノリ〜!

ノリノリ〜!
【子供達もノリノリ〜!】
みんなで、ジャ〜ンプ
【みんなで、ジャ〜ンプ♪】  photo:”や”さん

女の子たちも加わって、  そーれ!

誰にでも自然体で声をかけ、みんなを笑顔&元気にしてしまう食うかいさん。小学生最後の春休みの子供たちにもいい思い出が出来て、「徳倉山のヘンなおじさんたち」と「みんなで、ジャ〜ンプ!」のことは、きっと忘れないでしょうね。

みんな生き生き、いい笑顔で高いジャンプの瞬間を捉えた”や”さんの写真もお借りしてきました。


おじさんおばさん達も元気をもらって、そろそろ次へ出発です。山頂からの下りは、以前竹の手摺りが続いていた場所ですが、今回はロープになっていました。途中の「象の首」と呼ばれる分岐で、所用で帰られる食うかいさんとはお別れです。残念ですが、今回も楽しませて下さってありがとうございました。

象山とも呼ばれる徳倉山の尾根は長くゆったり伸びていて、さっきの山頂が象の頭、これから歩く尾根は象の背にあたり、ホオノキのある広場や緑に囲まれた道など、しばらく緩やかな道が続きます。


ロープ下り
【山頂からのロープ下り】

徳倉山(象山)の背あたり
【徳倉山(象山)の背あたり】

下りになり、千金岩と呼ばれる岩場に出ると、目の前が大きく開けました。
鷲頭山や駿河湾など眺めがよくて、風が強いけれど、しばし眺望タイム。

千金岩から鷲頭山と駿河湾
【千金岩から鷲頭山と駿河湾】

志下坂峠に下り立ち、足元にワラビを見つけたりスミレやクサボケを撮ったりしながら進んで行きます。

振り返り見る海もキラキラ。
海と山が楽しめる沼津アルプスは、ワイワイ賑やかに歩くのが似合っていると思いました。


駿河湾
【海 キラキラ】
志下山
【志下山】

次の志下山のこじんまりとした山頂で、しばし今後の会議。時間があるので、とりあえず次の志下峠へ行く事になりました。


所々に現れる小さな見晴には「さざなみ展望台」とか「奥駿河パノラマ台」とか「き★らら展望台」とか可愛い名前が付けられていました。目立たない馬込峠を過ぎるとウバメガシの小さな林が現れました。備長炭の材料になる堅固な樹木で、ちょっとクネクネの独特の幹です。


き★らら展望台
【き★らら展望台】

ウバメガシ
【ウバメガシ】

志下峠
【志下峠】

着いた志下峠には、大きなぼたもち岩がありました。ここで再度会議。

せっかくここまで来たし、時間もあるしということで鷲頭山をピストンすることになったようです。鷲頭山の、あの急坂を歩かないと沼津アルプスを歩いたことにならない気もするので頑張って行きましょうか。

途中にあった大岩の洞窟「中将宮」には、新しく「中将さん」の案内板が設置されていました。

「平清盛の五男・平重衡の切腹の場で、阿弥陀如来の石像を納め、毎年4月3日に祭を行ってきた。」と書かれていました。

中将さん
【中将さん】
小鷲頭山へ
【小鷲頭山への急登】

いよいよ最後の急登、鷲頭山への登りです。岩も多く、何といっても直登なので休み休みひたすら登る。

しかし望さんはしばらくお会いしない間に素晴らしい健脚さんに変身されていて、びっくり。 こんな急登もスイスイ登って、自分のトシをしみじみ実感しました。「もう登るのはやめようよ。」みたいな雰囲気だった同世代の”や”さんもスイスイ速いなあ。

ようやく小鷲頭山に着きました。ここは弧を描く駿河湾の海岸線が美しく、強風の吹きすさぶ今日は波と戯れるサーファー達も多く見られました。

しばし休憩。
ここまで来れば、鷲頭山はすぐです。

小鷲頭山
【小鷲頭山】

今日の終点、鷲頭山に到着。とてもいいお天気ですが、ここには誰もいません。早速相棒さんのジャンプ。お昼から時間が経っていたので、更に高く軽やかですね〜 貸切ゆえのにわかサプライズ(?)もあって、楽しいひと時。山頂の桜はこれからでしたが、咲き始めていた白いヤマザクラが青空に映えていました。


鷲頭山
【鷲頭山】

白いヤマザクラ
【白いヤマザクラ】

帰りはさっきのぼたもち岩のある志下峠まで引き返します。
伊豆の山らしい椿の花が地面を赤く染めていますが、きれいな赤い花も鈴なりです。


椿 散る道
【椿 散る道】

椿
【つややかな緑 鮮やかな赤】

激下り
【激下り】

さっきの激登を今度は激下り。山は久し振りでバテバテという矢車草さんですが、さすがフルマラソンで鍛えた足。しっかりサラサラ下って行かれました。

志下峠に戻り、左へ折れて最後の下りです。
種が飛んで来たのでしょうか、場違いな所に咲く黄色の菜の花を愛で、薄紫色のムラサキハナナを愛でて、車道に出ました。

ムラサキハナナ
【ムラサキハナナ】
鷲頭山
【鷲頭山を振り返る】

志下峠入口から振り返り見る鷲頭山。あとは4時から開店しているはずのいわし専門店「磯はる」へ♪

「磯はる」は以前より奥まった場所に移転して新装開店していました。まだ新しく、席もテーブル席に変わっていました。前回同様”大浜”でいわし料理を堪能し、楽しいオフ会は終わりました。

磯はる
【お疲れさま〜♪】


沼津アルプスは低山ながらアップダウンが続く厳しいコースですが、海が見えるトレイルは伊豆ならでは。風は強かったものの、終日青空で桜も咲きはじめていて、気持ちのいい一日でした。今回、初めてお会いした矢車草さんはcyu2さんの妹さん?みたいに明るく素直な方だし、”や”さんは素晴らしい写真を撮られ話も通じる同世代。楽しい望さんのオフ会に参加させていただけて、感謝の春の一日でした。



------皆さんの沼津アルプスレポはこちら------

● のぞむさん : 「望の富士山」
● 矢車草さん : 「山と野と」



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