花の多い八方尾根・唐松岳は人気コースで、この時期は人も多いと思われますが、
ロープウエイで簡単に涼しい稜線へ上がれるので、ちょっとお気に入りのコースです。
翌日は五竜岳で展望を楽しみ、秋に歩いて素晴らしかった遠見尾根を下ることにします。
2011.7.17 (日) | 八方池山荘 | → | 八方池 | → | 扇雪渓 | → | 丸山ケルン | → | 唐松山荘 | → | 唐松岳 | → | 大黒岳 | → | 五竜山荘 |
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晴れ 雲多し |
07:20着 07:25発 | 09:00 09:15 | 10:30 10:40 | 11:10 | 12:05 12:10 | 12:30 13:10 | 14:00 | 15:50着 泊 |
大震災後、しばらく運休が続いていたムーンライト信州。7月になって連休があるのを思い出し、JR駅へ行って確認すると運行は再開したものの15日はもう満席でした。 さすが皆さん、早いですね~ びっくり。仕方なく行き先未定で16日夜行分を購入しておきました。
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八方池手前はまだ残雪も多く、ミヤマアズマギクなど咲いています。 |
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八方池の周りは人がいっぱい。 |
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斑模様の残雪の山肌や、左右の花畑など見ながら進んで行きます。ヨツバシオガマやハクサンチドリなど咲いていました。 |
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草むらに濃いピンク色の花がいて、近づくとサクラソウでした。オオサクラソウというそうで、群れて咲くハクサンコザクラとはちょっと雰囲気が違っています。花の色が濃く、花も葉も大きくて、華やかな雰囲気の花でした。 |
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雪の重みで撓んだダケカンバも多く、サンカヨウやショウジョウバカマなど咲いていました。 |
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扇雪渓の上もしばらくダケカンバ帯で、やがてナナカマドからハイマツに変わります。 |
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やがてトラバースになりました。 |
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唐松山荘の横に出ました。 |
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唐松岳山頂に到着。 |
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連休中日。唐松山荘のテント場は下の方までいっぱい張られています。一番下だと何かと不便だろうなあと眺めつつ山荘へ戻りました。 |
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唐松山荘から南へ向かうと赤岩のクサリ場になりました。ここが牛首と呼ばれる所でしょうか、 |
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一旦緩んでも、その先も急な岩稜の下りで「転落多発」の札がありました。岩角はどれも鋭く、ガキガキ(?)した雰囲気の岩稜でした。 |
【振り返る大黒岳】 |
大黒岳が過ぎると緩やかなハイマツ帯で、やがてガレ石の広い尾根になりました。しかしガスって何も見えません。 |
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尾根を越えると前方の山が見えて来て、白岳はガスに隠れています。 |
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鞍部まで下ると、すっかり樹林帯。小さな池の先にはキヌガサソウやベニバナイチゴなど湿地の花が咲いていました。 |
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手前ピークに上がるとしばしハイマツ水平道。 |
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白岳山頂近くまで登ると、ようやく遠見尾根の分岐道標がありました。すぐ下に五竜山荘の屋根がありますが、ガスっていたので今まで見えませんでした。 |
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五竜山荘は狭い稜線ギリギリに建っていて、小屋前の平坦なテント場は狭いので少ししか張れません。ここも段々に整地された斜面に、色とりどりのテントが張られていました。 |
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日没前になって、ようやく五竜岳が見えてきました。明日はすっきり見えてくれますように! |
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東の空、大きな入道雲が少しずつオレンジ色に染まっていきました。 |
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五竜岳の夕食は10年前と同じスコッチエッグカレーと味噌汁。今日は5回に分けての夕食で私は4回目だったので日没後で間に合いました。小屋に着いた時は足の痛みもさほど感じなかったけれど念のため湿布しておきます。明日は剱岳が見えるといいなあと思いつつ就寝しました。 |
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八方尾根・唐松岳の花々 7月(今回)の花 8月の花 9月の花 |