奥武蔵の代表的なハイキングコース、伊豆ヶ岳~子ノ権現。
思わぬバッタリのお陰で、予定外の楽しい山行となりました。
2011.2.20 (日) | 正丸駅 | → | 五輪山 | → | 男坂女坂 分岐 | → | 伊豆ヶ岳 | → | 古御岳 | → | 高畑山 | → | 中ノ沢 ノ頭 | → | 天目指 峠 | → | 子ノ権現 | → | 吾野駅 |
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曇り | 08:30着 08:35発 | 09:50 10:00 | 10:10 10:15 | 10:30 10:40 | 11:00 11:45 | 12:10 12:15 | 12:30 | 12:50 13:00 | 13:55 14:10 | 15:10着 15:37発 |
「秩父方面は晴れ」の予報に、期待半分不安半分で家を出ました。しかし乗り継ぎながら北へ進んでも、空は相変わらずどんより曇っている。東飯能駅から西の空遠くを見渡しても、青空のカケラすらありません。 |
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同時に「どこ行くの、どこ行くの~?」と、お互い言い合って相手の山が気になる。私は今が見頃というロウバイを見に宝登山に行くつもりだったけど、空が青くないから引き返そうかと思っていたと言うと、はなねこさんはやはり曇り空を気にしつつも伊豆ヶ岳~子ノ権現へ行かれるとのこと。どうしよう~と思いつつ私も東武線に乗り換えて、しばし思案。そして図々しくも、はなねこさんのお供をさせていただくことにしました。 |
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正丸駅で下車。 |
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植林の中を進み、ジグザグから雑木林の急斜面になりました。ここは無雪期でも滑りやすい所でロープが付けられています。踏み固められた雪も残っているので滑りやすく、慎重に登って行きました。 |
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尾根に乗れば雪道も歩きやすい。数日前に雨が降ったので大分融けたと思っていましたが、けっこう残っています。 |
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正丸峠からの道と合流して五輪山に到着。 |
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伊豆ヶ岳山頂に到着。うっすら日が差してきて、遠くに青空が少し見えました。 |
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山頂の岩場には、以前の大きな山名標識のほかに新しい道標が出来ていました。 |
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明るい落葉樹林の落ち葉道を下り、山伏峠分岐から古御岳方面へ下ります。 |
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古御岳の次は高畑山へ向かいます。 |
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空洞のある大岩や根元が繋がった二本の大木。間から飛び出しているのは根の一部でしょうか、 |
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この稜線は植林ばかりと思い込んでいましたが、雑木林も多く途中からはアセビの並木道になりました。思いのほか雰囲気のいい道です。 |
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緩やかな登りで高畑山に到着。 |
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細かな上下の先、小ピークの中ノ沢ノ頭には巻き道もありましたが、ちょっと上がってみました。何もない狭いピークですが、奥多摩で見かけるあの木彫りの山名札が掛かっていて嬉しくなりました。 |
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植林が続きますが、手入れされていて大木もあって雰囲気のいい道です。先のほうには「西川材」の説明看板があって、飯能周辺は杉・檜の生育に適した気象条件・土壌なので良質な木材が生産されていたそうです。 |
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天目指峠に出ました。 |
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更に進むと、はなねこさんがマンサクを見つけました。白い曇り空に、咲き始めたばかりの小さなマンサクの花。私はぼーっと歩いていたので気付きませんでしたが、さすが花好きなはなねこさん。よく見つけたなぁ~と感服してしまいました。 |
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天目指峠からは一山越えてもまた次の山が見えてきて、けっこうアップダウンがあります。 |
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愛宕神社から林道に下り立つと、左側に今日歩いてきた古御岳・伊豆ヶ岳がぼんやりと見えていました。古御岳は小粒ながらもなかなか端正な姿です。 |
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子ノ権現の正式名は天龍寺。 832年の子の年、子の月、子の日、子の時刻に生まれ7歳で仏門に帰依した子ノ聖が911年に創建した古刹だそうです。 |
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本堂前にはロウバイが少し咲いていて、いい匂いがしていました。厳しい寒さの中でも咲き始める、淡い黄色の透けるようなロウバイ。青い空が似合う花なので、やはり明るい春の光の中で撮ってあげたい。 |
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そして子ノ権現といえば足腰守護の神仏、大わらじ。 現在は鉄製。40数年前に来た時は藁で編んだ大きな草鞋を見上げた記憶がありますが、火事で消失したそうです。 |
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朱色の仁王様を振り返りつつ黒門を出ました。 |
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橋の先で車道に出て、手打ちうどんが名物と聞いた浅見茶屋や滝不動を見ながら下って行くと、民家の脇に猿がいます。私達を見ると屋根に駆け上がり、あとは悠然としていました。 |
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伊豆ヶ岳~子ノ権現は奥武蔵の代表的なハイキングコースで、低山とはいえけっこうアップダウンのある立派なコースでした。落葉樹林やすっきりした植林、アセビの道など思いのほか雰囲気のいい道で、はなねこさんにお会いしていなければ高尾周辺をウロウロするだけだったであろうこの日、お陰さまで曇り空でも楽しいトレーニング山行となりました。はなねこさん、ありがとうございました。 |
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