今年もそろそろ年末。そこで突如、忘年山行を思い立ちました。
行き先は扇山。富士山展望と広い山頂の、グループ山行向きの山です。
冬枯れの暖かな南尾根から百蔵山までのんびり歩こうと思ったのですが・・・
2010.12.18 (土) | 扇山南尾根 登山口 | → | 一般道 合流 | → | 大久保 のコル | → | 扇山 | → | 大久保山 | → | 宮谷分岐 | → | 百蔵山 | → | 百蔵山 登山口BS | → | 猿橋駅 |
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快晴 | 09:15着 09:20発 | 10:30 10:35 | 10:55 | 11:05 12:05 | 12:20 | 13:25 | 14:20 14:50 | 14:50 | 16:25着 16:36発 |
メンバーは、palletさんとブログのお仲間はなねこさん、そして時々メールを下さるアイさんです。鳥沢駅に9時集合。皆さん同じ電車だったので、それぞれ自己紹介。12月はバスがないので扇山南尾根の「つつじ群生地入口」までは駅前のタクシーを利用します。(約1600円) |
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「ここが南尾根で一般ルートのように植林じゃないからいい道ですよ。」とエラそうに言ったものの、登り始めから何やらヤブっぽい。 |
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少し登れば、もう富士山が見えて来ました。 |
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トゲトゲ枝が細道の両側から伸びてきているので、手で避けながら登って行きます。 |
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ちょっと傾斜が緩むと、向こうに扇山の山頂が見えて来ます。 |
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周囲にはコウヤボウキの綿毛がいっぱい。 |
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トゲトゲヤブは続き、やれやれ参ったな~と思いつつ登っていたら、palletさんが山繭を見つけました。ヤママユガとウスタビガという蛾の繭らしい。さすが、palletさんもはなねこさんも詳しい。私なんぞはトゲトゲしか目に入らず、気付いたとしても「ナンカノマユ」で終わり。勉強になりました。 |
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ようやくトゲトゲから開放されて、一般道へ繋がる水平道になりました。ヤマツツジの頃はここまでツツジが咲いています。 |
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やがて落葉樹林帯になり、落ち葉カサカサ、明るい道を登って行きました。 |
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扇山・百蔵山分岐の大久保のコルに出ると気持のいい広い尾根になりました。北側には、どっしり大きな権現山の稜線が見えています。扇山は右へ。 |
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葉を落としたヤマザクラの木を見上げて、扇山の山頂に着きました。 |
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早速、富士山の見える草地にシートを広げてランチタイム。 |
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残念ながら、はなねこさんは夕方からご予定があるとのことで大久保のコルでお別れです。お料理いっぱい作って来て下さって、本当にご馳走さまでした。 |
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お別れした私達は、次の百蔵山へ向かいます。 |
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こじんまりとして静かな大久保山の山頂では、女性3人がランチタイムでした。富士山は見えないけど、冬枯れの季節は木々に透ける山々を見ながらの食事も楽しいかも知れません。 |
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大久保山を過ぎると、間もなく急下り。けっこうな傾斜です。落ち葉いっぱいを慎重に下りました。 |
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鞍部に下り立つと、あとはなだらかな道。あれこれおしゃべりしつつ進み、コタラ山を過ぎるとようやく百蔵山の取り付きです。左には、今歩いてきた扇山からのカーブした稜線が木々の間から見えていました。 |
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百蔵山への最後の登りも急登ですが、落葉樹なので気持のいい道です。 |
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急登が終わり頂稜に出ると浄水場コース分岐。 |
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松の木が立つ百蔵山の山頂に着きました。 |
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帰りは猿橋駅へ。 |
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アカマツの尾根を下って行くと、高みでちょっと開けます。少しだけ見晴しがよく、逆光の中に富士山のシルエットが浮かんでいました。 |
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車道に出ると百蔵山登山入口バス停で、4月~11月は季節運行しています。 |
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振り返れば扇山から百蔵山が一望。 |
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突如思い立った忘年扇山登山。年末のお忙しいなか、同行して下さった皆さんに感謝です。 |