9月第2週ですが、御岳山のレンゲショウマはまだ咲き残っているでしょうか。
御岳山からは大岳山へ進み、綾滝・天狗ノ滝・払沢ノ滝へ寄ってみることにしました。
2010.9.11 (土) | レンゲショウマ 群生地 | → | 芥場峠 | → | 大岳山 | → | 大岳山荘 | → | つづら岩 | → | 綾滝 | → | 天狗ノ滝 | → | 千足 | → | 払沢ノ滝 | → | 払沢ノ滝 入口 |
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晴れ | 09:20着 10:00発 | 11:25 11:35 | 12:20 13:05 | 13:20 13:25 | 14:30 14:37 | 15:00 15:05 | 15:20 15:35 | 15:50 | 16:20 16:40 | 16:55着 17:04発 |
今日は晴天。しかし連日の猛暑続きに麓から登る気力なく、ケーブルで行ける山は?と考え、御岳山へ行くことにしました。レンゲショウマも、まだ少し咲き残っているかも知れません。 |
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道標に従って裏手から少し登ればすぐ群生地です。レンゲショウマは8月中旬~下旬が見頃なのでもう殆ど終わり。人も疎らで、静かな園内です。 |
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最盛期の花いっぱいの賑やかさがウソのよう。 |
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舗装された道を御岳神社へ向かいます。 |
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木陰の道になって涼しくなりました。 |
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長尾平分岐を過ぎ、天狗の腰掛杉を過ぎても、まだしばらくは平坦な道。そよそよながらも風があるので、やっぱり山の中は気持いい。水場の先の綾広ノ滝分岐から右へ入り、尾根に上がった所が芥場峠。 |
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この先は明るい緑の広葉樹林で、気持ちのいい道。やがてちょっと岩っぽくなり滑落注意の標識がありますが、この辺りも好きな道です。 |
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回り込むと大岳神社で、左手にあった展望台は今は立入禁止になっていました。開放的な明るい展望台だったので残念です。 |
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神社の先、露岩の急坂を上がれば大岳山の山頂で、相変わらず人気の山です。今日は青空ですが、低い雲で靄って富士山は見えませんでした。いつもの横の木陰広場で昼食。ここは風が抜けて涼しく、シートを広げて昼寝でもしたいような場所です。 |
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さて下山。奥多摩駅へ下りる鋸尾根が一番便利ですが、今日はまだ歩いたことのない千足へ下りることにしました。 |
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地図に「富士山の展望がよい」と書かれているベンチがあります。ここを通るのは4度目ですが、いつも霞んでいてまだ一度もここから富士山を見たことがありません。 |
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更に進んで、小さなピークへ上がると富士見台で、ここには立派な東屋があります。大岳山が見え、日差しは真夏でもススキや萩の花が咲き始めて秋の気配が漂っていました。 |
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【露岩の急下りを振り返る】 |
少し下ると露岩下りや梯子があって、「この先、道悪し」の標識があります。 |
つづら岩から、今日は尾根を外れて下りましたが、これがまたとんでもない急坂。5分くらいは気の抜けない急下りでした。 |
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少し緩んだものの急な下りは続きます。モミの大木が現われると更に傾斜は緩み、立派な幹を見上げたりして下って行くと、「この先、道悪し」の標識のある所に下り立ちました。 |
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この先は普通の下りで、やがて綾滝。名前通り長い織物を垂れたように、サラサラと静かに流れ落ちる滝でした。 |
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【サラサラの綾滝】 |
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更に下って行くと天狗ノ滝で、こちらは勢いも少し良くて音も涼しげ。ちょうどいい腰掛石があったので、ゆったりリフレッシュタイムにしました。滝からの涼風が気持ちいい。 |
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【天狗ノ滝】 |
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更に下って行くと舗装林道に出て、のんびり下って行くと10分程でバス通りに出ました。この先にも払沢ノ滝があるので、そのまま車道を歩き、「払沢ノ滝入口」のバス停で時刻表を調べてから滝へ向かいました。 |
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沢沿いに進んで行くと奥に払沢ノ滝が見えて来ました。4段あるそうで滝壺から見れるのは最下段とのこと。落差26mでゴーゴーと流れ落ちる滝壷から涼風が吹き渡り、いい気持ちです。 |
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横の苔むす岩肌から細いすだれのような雫が沢山流れ落ちて、こちらもいい風情です。滝からの涼しいマイナスイオンに浸りながらバスの時間までゆったり過ごして帰路に就きました。 |
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御岳山までケーブルで上がった楽々登山。レンゲショウマも僅かながら咲き残っていてくれたので、今年も会えて良かったです。御岳神社までの舗装道路以外はずっと木陰道で、大岳山からの尾根道は風も吹き抜け涼しい山歩きでした。豪快さはないけれど、静かな天狗ノ滝が気に入りました。 |