2010.9.5 (日) | 七合目 大陽館 | → | 本七合目 見晴館 | → | 本八合目 | → | 九合目 鳥居 | → | 富士山 頂上 | → | 剣ヶ峰 | → | 吉田口 下山道 | → | 下江戸屋 (須走分岐) | → | 七合目 トイレ | → | 六合目 | → | 河口湖口 五合目 |
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快晴 のち曇り |
04:20発 | 05:13 05:30 | 06:20 | 07:17 | 07:55 08:15 | 09:15 10:15 | 11:00 | 11:40 | 12:50 12:55 | 13:35 | 14:15着 14:40発 |
この須走口ルートはどこからでもご来光を迎えられるので、出発は焦らなくてもいい。3時半頃ちょっと外に出てみると、まだ暗い空には星がいっぱい輝いていました。さほど風もないので寒くない。ヤッケだけ上に着て4時過ぎに小屋を出ました。 しばらくはヘッデンが必要でしたが、空が白み始めればもう不要。振り返れば水平線の空が赤く染まって来ています。 |
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見晴館に着き、鳥居の下で御来光を待ちました。 |
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素晴らしい光景に誰も無言で見入っています。 |
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見晴館から更に進んで振り返り見る太陽。 |
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富士山頂をめざす道。 |
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八合目を過ぎると一部下山道と重なるので、どっと人が増えて大賑わいになりました。山頂でご来光を迎えた人たちが一斉に下山して来たようで、上の方まで人の列が連なっています。 |
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九合目の鳥居。 |
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山頂近くなると、登山者が列をなしていました。渋滞にはなっていないので、一歩ずつ登って行きます。 |
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十合目の鳥居に着きました。いよいよ富士山の山頂です。しかし、鳥居前には何故か座って休んでいる人がたくさんいました。 |
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最高点ではないけれど、一般的には大きな標柱のあるここが富士山の山頂。私達も記念写真を撮って、お鉢巡りへ。 |
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隣の大日岳から振り返ると、山小屋の屋根は石で覆われています。富士山頂の台風は凄まじい烈風なのでしょう。どの小屋も石の鎧をつけているようでした。 |
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大日岳を越えると、富士山の火口がぐるっと見渡せる縁に出ました。 【富士山火口 向かい側に剣ヶ峰】 |
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その先には3mくらいの岩壁があって、ちょっと面白そう。Oさんに待っててもらってちょっと登ってみると「天之御柱」と書かれた標柱が立っていました。 |
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戻って、更に進むと浅間大社奥宮がありました。立派な鳥居の奥は扉が閉まり、人が休んでいるので遠くから手を合わせて通過。 |
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その先に小高く見えて来たのが剣ヶ峰。急勾配を上がって行くと気象庁観測所に出ました。 |
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日本最高峰の標柱で記念写真を撮る人達の列が出来ていました。あのレーダードームは1999年に観測が終り今はもうありませんが、高山病や厳しい気象条件に苦しめられながら設置工事に携わった方達の苦労が小説「富士山頂」やNHK[プロジェクトX」で紹介されていたのを思い出しながら並んでいました。 |
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標柱で記念写真を撮ったあとは展望台へ。2000mの山でも雲海は見れますが、日が高くなると雲も上昇して、3000mくらいの山でも稜線は雲の中に入ってしまいます。アルプス級の山々に立ち昇る積雲をこうして上から見ることが出来るのも、すぐ横に積雲の頭が見れるのも3776mの富士山ならではのこと。飛行機では一瞬で突き抜けてしまうこの景色。素晴らしくて、ここからの展望が一番印象に残りました。この眺めだけ、また見に来たい気分です。 【剣ヶ峰展望台から 右には南アルプスに立ち昇る積雲 】 |
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あとは残り片側のお鉢巡り。私は、富士山頂の縁をぐるっと360度回るのだから東西南北の景色を見ながら一周するのだと思っていました。が、実際は縁(稜線)から少し外れるし、雲があるし(快晴のイメージしかなかった)で、全てが見れる訳ではありませんでした。 |
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一周して、頂上石柱の所まで戻って来ました。のんびりゆったり周っていたので山頂に3時間もいたらしい。11時になり、下る人も少なくなって下山道は空いていました。 |
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ジグザグルートの最下部に公衆トイレ(100円)がありましたが、ここも今日で閉鎖されるようです。 |
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以前に大きな落石事故があったためか、ここには落石シェルターが出来ていて、強風の日などはこの中を通るように注意書きがありました。 |
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六合目まで下って来ました。これから登る団体さんが次々列を作って登って行きます。このコースが富士登山で最も賑わうコース。今年は25万人が登ったそうです。 |
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六合目を過ぎると、林道のように広く平坦な道になりました。所々に馬糞が落ちているので用心用心。 |
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バス停のある五合目に下りてきました。ここはまさしく観光地で、どこぞの街のようにお洒落な建物が並んでいます。標高があるので涼しく、避暑で来る人もいるのでしょう。この時間、服装を見れば観光客の方が多い雰囲気です。天気に恵まれた富士山を思い返しながら河口湖駅行きのバス(1500円)を待ちました。 |
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雲海に伸びる影富士、水平線からの素晴らしい御来光、南アルプスに立ち昇る積雲など、印象に残る還暦記念の富士登山になりました。一度登ればいいと思っていた富士山ですが、あの3776mの展望だけはまた味わいたい。平日登山が出来るようになって、すっきり快晴の日に予約なしで行けたらいいな~などと思うものの、その頃その気力があるかどうかが問題。ともあれ、素晴らしい富士山に感謝の山旅でした。 |