富士山

ふじさん(2005m)
平成22年9月4日〜5日

先月、登頂を断念しましたが、ようやく富士山リベンジの日を迎えました。
今回は天気に恵まれ、影富士や御来光など心に残る富士登山となりました。


2010.9.4
(土)
 須走口五合目小富士古御嶽神社新六合目
長田山荘
六合目
瀬戸館
二十六夜塔七合目
大陽館
晴れ  10:42着
 10:47発
11:02
11:07
11:2512:40
13:15
13:57
14:05
14:3015:12着



8月14日天候悪化で撤退したので、翌15日朝、早速富士山リベンジに向けて準備。何はともあれ、山小屋予約が先決です。コースは同じ須走口コースで、始めに樹林帯があったので気に入ったコースです。

しかし、各小屋へ電話してみると8月週末はもうどこも満員。富士山の7〜8月週末は5月のGW頃にほぼ決まってしまうようです。前回、望さんが苦労して予約を取ってくれたことに、改めて感謝です。
車があれば天気予報を見て、土曜日に五合目駐車場で仮眠し翌日登ることも出来るけど、バス派に仮眠する場所は山小屋しかない。予約なしの場合とんでもない所に寝かされる可能性があるし、そこも満員だと生命の危険でもないかぎり小屋の中へ入れてもくれない様子なので、やはり予約するしかない。

8月が満員なら9月でも仕方なく、9月4日なら空いているという大陽館を再度利用することにしました。八合目より上になるとキャンセル料を取る小屋が多いようですが、ここはないので助かります。今回は私と同じく今年還暦を迎えたOさん(6月丹沢三峰山で同行)と一緒の記念富士登山です。


須走口五合目
【須走口五合目】

前回は小屋に早く着きすぎたので、今回は一本遅い御殿場駅9:40発のバスに乗ることにしました。

着いた須走口五合目はずいぶん静かになっていました。やはり9月になると大分空くようです。今回は小富士へ寄ってみることにしました。

御土産通りを過ぎると階段手前に道標があり、右の山腹道へ進みました。ツガ・シラビソなどの苔むした針葉樹林帯で、カニコウモリが沢山咲いていました。時々人と行き交います。

小富士へ
【小富士へ】
小富士
【小富士】

勾配のない道を15分ほど行くと、こんもりとした小石ばかりの高みがありました。周辺はガスでしたが、晴れていれば山中湖などの展望が良く、振り返れば富士山が見えるはずですが、今日は残念です。

戻って、古御嶽神社で参拝してから出発。

小屋があまり混んでいませんように。
明日は素晴らしいご来光が迎えられますように。
渋滞なく歩けますように。
素晴らしい山頂の景色が望めますように。
砂ぼこりに遭いませんように。
無事に下山できますように。

(ウソウソ、本当は慎ましく)
再び、年内に来れたことに感謝です。
ありがとうございます。

古御嶽神社
【古御嶽神社】
ダケカンバ帯
【ダケカンバ帯】

前回より人の少ないダケカンバ帯を進んで行くと日が差してきました。2000mより上とはいえ、今日はちょっと暑いです。

前回沢山咲いていたムラサキモメンヅルは殆ど終り、蕾だったフジアザミが咲いていました。

2250mになると大きく開け、今日は雲が漂うものの山頂がうっすら見えて来ました。

2250m
【2250m】
富士山頂見えて来た
【富士山 山頂が見えて来た】

雲が少なくなって富士山頂もよく見えるようになってきました。前回はガスで見えなかったので嬉しい。

鳥居の先が前回休んだ六合目の長田山荘。今回もここでお昼にしました。

Oさんのザックから出てきたアイスボックス。500mlペットボトル2本には麦茶と水が冷凍して入れてあり、飲料兼保冷剤とのこと。果物も色々入っています。丹沢三峰山でもそうでしたが、Oさんの携行食料はハンパじゃありません。次々出てきて、恐縮しつつもありがたくご馳走になりました。

六合目 長田山荘
【六合目 長田山荘】
ダケカンバ帯
【ダケカンバ帯】

雲が切れると、眩いばかりの強烈な日差し。傾いたダケカンバ帯を、日陰を選んで進んで行きます。

トリカブトやホタルブクロ、アキノキリンソウが盛りのようで、沢山咲いていました。



フジアザミ

トリカブト

ホタルブクロ

アキノキリンソウ 群生

瀬戸館に着きました。
横に下山道の砂走りルートがあり、下っている人達の砂煙が舞い上がっている様子がよくわかります。今は間隔が開けられているのでいいけれど、下山が集中する朝は砂まみれになりそう。

砂走りの砂煙
【砂走りの砂煙】
オンタデは秋色
【オンタデは秋色】

オンタデなどはもう花が終わり、秋色に変わり始めていました。

雲がすっかり途切れ、見上げれば太陽燦々。
大陽館が小さく見えています。
風が大分出てきたので涼しい。

太陽燦々
【太陽燦々 大陽館が見える】
雲海
【雲海】

見下ろせばきれいな雲海が広がっていました。
真っ白なモクモク雲。
雲は眺めているだけで、楽しい。

大陽館に到着。
今日もまた、無愛想を覚悟で聞いてみました。
「今日は空いていますか?」 

すると「いやー、今日は混んでいて満員ですよ。」
前回の「答えられません!」より、いいお返事でした。

大陽館
【大陽館】

前回と同じくトイレの説明を聞いて部屋へ。ここはベッドではなく蚕棚式で、今回も下段でしたが通路の反対側だったので階上の小窓からの光が多少差し込んでヘッデンなしでもうっすらなら見えました。
お菓子と飲み物を持って外へ。小屋前のベンチは今日は空いていて、やはり9月は静かなようです。
Oさんは「これが楽しみ」と言ってビール、私は「これが楽しみ」と言ってお菓子。おしゃべりしながら夕食を待ちました。

5時6時過ぎても次々到着して来て、今日も予約なしの人が受付に来ていました。「廊下になりますが、それでもいいですか?」と言われていて、それとなく聞いていると料金は同じ。ここの廊下(通路)は120cmくらいの幅の通路に3人ずつ何組も通路いっぱいに寝かせるので、寝ている人も気の毒ですが、通るのも大変。 一晩中宿泊者の出入りがあるので、予約なしの場合は「雨風が凌げればカンシャ、横になれるだけでアリガタイ、踏まれなければラッキー」という覚悟でないと難しいです。しかし今日の通路寝の人は少なくて、通る時も助かりました。


影富士
【雲海に映る影富士】

日が傾くと、雲海の上に影富士が出来ていました。
ほぼ平らな雲海と、すっきり晴れた空でないと見ることの出来ない影富士。素敵な自然の絵画に感謝。

明日もどうか晴れてくれますように!



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