2010.5.16 (日) | 民宿 | → | トンネル | → | 明智平 展望台 | → | 細尾峠 分岐 | → | 細尾峠 | → | 薬師岳 | → | 三ツ目 | → | 夕日岳 | → | 地蔵岳 | → | ハガタテ 平 | → | 林道 | → | 古峯 神社 |
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晴れ | 07:20発 | 07:40 | 08:20 08:25 | 09:25 | 10:25 | 11:07 11:25 | 12:30 | 12:47 13:05 | 13:30 | 13:50 14:05 | 14:45 | 15:25着 15:50発 |
朝になりました。窓の外は青空!よかった~ 初めて歩く山はいい印象や思い出を残したいので、やはり青空の下で歩きたかった。昨日の夜は中禅寺湖もすっかり雲に覆われてしまったので心配していましたが、晴れてくれたので本当に嬉しく感謝です。 |
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薬師岳へは茶ノ木平経由で登った方が近道ですが、明智平のアカヤシオがきれいだったので、再度明智平を目指します。 |
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ロープウエイはまだ運転していない時間なので、車は片側しか走っていません。トンネル2箇所を通るつもりでいたら、最初のトンネルの入口手前に車が数台停まっていました。 |
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はっきりした道で、間もなくアカヤシオが見えて来ました。西面なのでまだ日が当たらず鮮やかさはありませんが、次々咲いていて、なんと上には三脚やカメラを持った人が数人撮影していました。 |
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急な登りで尾根に上がると送電鉄塔があります。カメラマンに聞けば鉄塔二つの先を下ればロープウエイ乗り場とのこと。しばらく山腹道を進んで行きました。地図にはないけれど、こんなにはっきりした道があるなんてびっくりです。嬉しくなって進んで行くと次の鉄塔に出て、その先で道がもう一本右後方へ延びています。見れば道標があって、なんと「茶ノ木平」・・・? ここは昨日通った道のようですが、昨日はガスった雰囲気だったので、すぐにはどこと分かりませんでした。この先の高みから一気に下り、次の1395mピークを越えたら昨日の展望台です。 |
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明智平の展望台まで戻って来ましたが、この茶ノ木平への登山道入口に「通行禁止」の札が掛けられ、鎖でガードされています。昨日、鎖はなかったので、誰かが外したのでしょうか。 |
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展望台からの眺めは、 昨日とはまるで違う印象です。男体山はすぐ横に迫り、中禅寺湖も空も青く、華厳の滝の白い飛沫まで見えそうで嬉しくなりました。展望を楽しんでから、明智平からのリベンジをスタート。今来た道を戻り、昨日と同じ道を進んで行きます。 |
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次の1395mピークからの中禅寺湖方面。 |
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下って登り返し、先ほど来た鉄塔のある高みに出ました。結局この見晴らしのいい場所に3度来たことになります。アカヤシオが青空に映えて、男体山も今日はすっきりきれいです。 |
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さっきトンネルから歩いてきたのは、右の鉄塔巡視路です。茶ノ木平へは、この先の道標で左へ進み、すぐ先で右へ上がります。 |
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昨日と同じアカヤシオが点々と咲く道を登って行きました。晴れて青空。雰囲気が違うので、足取りも軽く楽しく登って行けます。 |
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観瀑台に来ました。昨日はガスって何も見えず、木々が伸びたせいと思っていました。が、よく見れば真下に華厳の滝が少しだけ見えています。しかし葉が茂る季節には、やはり滝は見えなくなりそうでした。 |
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ひと登りして茶ノ木平の広い頂きに上がりました。昨日は見過ごした細尾峠の分岐道標。こちらからは見えない面に「細尾峠」と表示されています。 |
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細尾峠まで400mくらい一気に下ることになります。一面の笹ですが薄い道筋がなんとなく見えていて、すぐ先の三角点からは比較的分りやすい下りになりました。 |
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少し先で四角い岩が積まれた篭石に出ました。 |
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篭石からも笹に覆われた道は続き、ポツポツとアカヤシオも咲いています。シロヤシオの木もあるようですが、まだ蕾とも葉とも判別できません。 |
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緩やかになって、鉄塔の立つ防火帯のような草地に出ました。空には白い雲がふわふわ。 |
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更に下るとシロヤシオの木があり、ここまで下ると蕾もはっきりしてきます。咲くのは1週間くらい後でしょうか。明るい新緑の先に、薬師岳が見えて来ました。 |
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やがてカラマツ林になって細尾峠に出ました。 |
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薬師岳へ登り始めると、咲き始めたミツバツツジが多くなってきました。蕾をいっぱい付けた木も見られます。散ったアカヤシオの木もありました。 |
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やがて道が二手に分かれました。直登コースと回り込みコースに分かれるようです。直登コースもはっきりした道で、見上げれば人影が見えたので私も直登コースを進みました。 |
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ここから気持良さそうな稜線歩き。アカヤシオも続いていましたが直下の回り込みコースが合流した薬師肩辺りから花は少なくなりました。 |
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向こうに山が二つ見え左が夕日岳のようです。夕日岳というロマンチックな名前は呼称のような感じですが、本当の名前なのでしょう。アカヤシオの咲く頃は山全体が燃えるように赤く染まるらしいので夕日岳というのでしょうか。 |
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茶ノ木平から薬師岳~地蔵岳を結ぶこの道は、禅頂行者みちと呼ばれ、随所に古い石祠や石仏があります。この苔むす石祠の横には、比較的新しそうな仁王像が安置されていました。 |
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細かな上下を繰り返し三ツ目に到着しました。ここは薬師岳・夕日岳・地蔵岳への分岐点。 |
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上の方はアカヤシオが点々と咲いていて、花のトンネルになるというのはこの辺のことだろうな~と思われる尾根を歩いて行きます。 |
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夕日岳の山頂に着きました。雲が多くなり、男体山の山頂はまた雲に隠れていましたが、半月山や白根山は見えています。 |
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エアリアでは三ツ目から25分と記されていますが夕日岳より近く10分で地蔵岳に着きました。 |
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地蔵岳からカラマツ林を下って山腹を進み、その後ジグザグ下りで鞍部のハガタテ平に着きました。 |
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バイケイソウやニリンソウの傍など、概ね植林の中を何度も沢を渡って下って行きます。 |
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ゲートを抜けてしばらく行くと、藁葺き屋根が見えてきて、ここが古峰園のようです。ヤマツツジがいっぱい植えられ、日本庭園らしい風流な池もあります。ずいぶん立派な公園だなあと思いつつ通り抜けて行くと、中門がありました。通り抜けて振り返れば、園内へは入場料を支払うことになっていたようです。びっくり!ひょっとして、さっき通り抜けたゲートは通ってはいけなかったの?何も表示がなかったので分かりませんでした。スミマセン。 |
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お詫びにお賽銭を奮発して、今日の無事とアカヤシオに感謝してお参りしました。ここの神社は1300年の歴史があるそうで、建物の一部は年代を重ねた味わい深い雰囲気でした。 |
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15:50発のバスで新鹿沼駅まで約50分。住民のためのコミュニティーバスのようで、バス代は400円という安さ。日光市のロープウエイはちょっとアヤしげでしたが、鹿沼市のリーバスは良心的でした。 |
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「禅頂行者みち」と記された薬師岳~夕日岳~地蔵岳の道は、所々に古い石祠や石仏がひっそりと佇む静かな風情のある道でした。アカヤシオの時期だったので所々で人と行き交いましたが、全体は静かで穏やかな雰囲気。ここは季節を変えてまた再訪したいと思いました。 |