南高尾山稜は緩やかな山の連なりで、小さな草花が目を楽しませてくれます。
スミレやカタクリなど咲き始めているようなので、ちょっと出かけてきました。
2010.3.22 (祝) | 「城山高校前」 | → | 峯の薬師 | → | 三沢峠 | → | 泰光寺山 | → | コンピラ山 | → | 大洞山 | → | 中沢峠 | → | 梅ノ木平 カタクリ地 | → | 高尾駅 |
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晴れ | 08:10発 | 09:05 09:20 | 09:38 | 09:55 10:00 | 11:30 12:00 | 12:10 | 12:30 | 13:40 14:10 | 14:40着 14:48発 |
昨日は黄砂で霞んでいましたが、一夜明けて今日はきれいな青空。やっぱり山行こう!と思い、近くの南高尾山稜へ行くことにしました。橋本駅から三ヶ木行バスに乗車、「城山高校前」で下車。右へ折れて、津久井湖公園に沿って北へ進みます。 |
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この車道も「関東ふれあいの道」のようで、短い桜並木には立派な道標があります。 |
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道なりにカーブして進むとパッチワークのような緑の畑の向こうに丹沢の山々が広がっています。右端にチラッと見える小さな白は富士山。 |
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のどかな春の朝。 |
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左に津久井湖を見ながら登って行きます。道端にはヤマブキの花が咲き始めていました。常緑樹の参道になり、スミレなど見ながら登って行くと間もなく山頂です。 |
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峯の薬師に着きました。下に入り組んだ津久井湖がよく見えますが富士山は大室山の陰です。 |
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イマイチ風情のない突き当たりにあるお社に手を合わせ、傍らの白モクレンと青空を見上げて、出発。 |
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三沢峠は南高尾山稜の中で一番の要所。四方から行き交う人が集まります。 |
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巻き道を分けて急な段々を登って行くと、泰光寺山の山頂です。木々に囲まれているので展望はありませんが、ベンチが置かれています。あまり人が通らないので静かな山頂です。 |
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入沢川沿いの道と合流する西山峠からはしばらく山腹道が続きます。 |
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中沢山は今日はパス。 |
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ふと見ると、隣で札を作っている男性がいました。出来上がった札は「リュック掛」で、早速うしろの素敵なリュック掛けに括り付けています。伺えば地元の方で、お一人でこのテーブルもイスも作られたとのこと。手伝ってくれる友人がいるとのことでしたが、一つ一つここまで運ぶのも大変だったでしょう。お礼を言うと、言葉少なに笑ってらっしゃいました。通りかかった人たちも、皆さん嬉しそうにここでお昼にしています。 |
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大洞山は西側植林でちょっと暗いのが残念ですが、途中の小笹の道がいい雰囲気なのでピストン。南高尾山稜の中で一番標高が高い大洞山の山頂には、立派なベンチや案内板があります。 |
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コンピラ山に戻り、小ピークは巻き道を通って中沢峠に戻って来ました。ここから山下方面へ下りますが、最初はちょっと荒れた感じの植林で、やがて林道に下り立ちました。 |
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民家が現れ、中沢川に沿って下って行きます。カキドオシ、ニリンソウ、ユリワサビ、アブラチャン、ヤマルリソウなど見ながらバス通りへ歩いて行きました。 |
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バス通りを梅ノ木平方面へ少し歩き、右へ曲がって行くと自生地のある民家に着きます。表に小さく「カタクリの花入口→」の案内があり見学料200円を箱に入れて中へお邪魔しました。 |
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裏の山斜面にカタクリがいっぱい咲いています。ほとんど咲きそろった感じでピンク色が広がり、フキノトウもあちこちに混じって背伸びしそうな勢いです。周囲には雑草のようにアズマイチゲも咲いていました。 |
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小さなベンチもあり、ゆっくりティータイム。暖かな日差しの中でカタクリもたくさん見たので、そろそろ帰ります。梅ノ木平のバス停へ向かい、あとは車道を真っ直ぐ進めば高尾駅です。 |
タチツボスミレ? |
スミレサイシン? |
南高尾山稜にはちょっとお気に入りの所があって、シュンランがきれいに咲いていました。
大山や富士山、僅かながら南アルプスも見ることが出来ます。 |
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南高尾山稜の花々 |