早春の花、節分草。やっぱり見たいな~と、秩父の丸山・日向山へ行くことにしました。
予定より遅れてしまい、もう無理かもしれませんが、ともかく行ってみます。
2010.3.20 (土) | 芦ヶ久保駅 | → | 伐採地 | → | 分岐 東屋 | → | 丸山 | → | 森林館 | → | 大棚山 分岐 | → | 雪割草 の里 | → | 大棚山 分岐 | → | 日向山 | → | 芦ヶ久保駅 |
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快晴 | 08:40着 08:50発 | 09:45 09:55 | 10:30 | 10:45 11:10 | 11:20 11:25 | 12:10 | 12:30 | 12:50 | 13:20 14:50 | 15:30着 15:42発 |
日向山へは光の差し込む午後に寄ることにして先ずは丸山へ向かいます。芦ヶ久保駅前の階段を下りて横瀬川を渡り、車道を左へ進み道標に従って右へ斜上します。集落センターを過ぎ、更に上がって、日向山風の道ルートとあしがくぼ果樹公園村方面の分岐で右上へ進みました。 |
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至る所に道標が完備されているので、道があちこちで交差していても迷うことがありません。 |
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周辺は果樹園や茶畑が広がり、あちこち梅の花もきれいです。振り返れば武甲山。春の柔らかな青空の下、秩父の山里らしい風景です。 |
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道なりに坂を上がって行き、ようやく竹林脇に登山口が見えて来ました。この先は植林ばかりだろうと思っていましたが雑木林も多く、途中で鳥獣防止ネットを開閉して先へ進みます。 |
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やがて植林になり木の子茶屋分岐を過ぎると、その先に西側を見渡せる開けた伐採地がありました。 |
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やがて大木の所で日向山からの道と合流。防火帯の広い道になり、少し進むと傍らに石仏がひっそりと佇んでいました。 |
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桜の点在する植林の防火帯。やがて林道を横断すると、その先にもまた細い舗装道路があります。一昨年にはなかった遊歩道が回り込んで来ていて、ベンチが新設されていました。向かいの階段を上がると丸山から西に伸びる金昌寺コースが見渡せ、緩やかで気持ちの良さそうな落葉樹林が広がっています。帰りはあちらへ向かうので、とても楽しみ。 |
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上の高篠分岐に出ると東屋があり、ここへは後でまた戻って来ます。 |
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気持ちのいい雑木林を登って行くと、丸山のシンボルのような展望台が見えて来ました。もう少し風情のある建物にしてもらえたら良かったのにと、ちょっとお気の毒。 |
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展望台へ上がってみました。 |
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さて、さっきの東屋まで戻り、右へ下ります。 チョコ菓子の「きのこの山」みたいな建物が見えてきて県民の森中央広場に出ました。横のトイレは3月末まで使用不可でしたが、隣に冬期用簡易トイレがあります。森林学習展示館の左から西へ進みました。 |
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あの「雪割草の里」は車道を西へ進んだ途中にあるはずなので、車道を下りた方が早いと思うのですが、稜線の雑木林を歩きたいので金昌時方面の道へ入りました。が、ちょっと巻き道ふう。上の落葉樹林が広がる稜線を歩きたいので、途中で上へ上がりました。 |
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上はやっぱり気持ちいい~ |
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落ち葉サクサク、緩やかかな道を下って行くと、さっきの巻き道と合流。まもなく林道を横断して、向かいの山へ入って行きました。 |
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やがてカラマツ林が見えてきましたが、すぐ終わって落葉樹が続きます。日向山へは途中で左へ下らなくてはいけないので要注意。 |
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注意して行くと、ファイル道標が二つ掛けられていました。左が芦ヶ久保方面で、右は金昌寺方面です。 |
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すぐに「県民の森⇔札所四番」の道標があり、細い道が横切っていました。ここには大きな「高篠県造林」の青看板もあります。 |
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片側植林の山腹道で、所々落ち葉で靴が埋もれるほどの箇所もあります。途中に道標があり右のトラバース道へ入りましたが、かなり荒れた感じで木々も倒れかけているので慎重に進みました。下り立った林道は丁度ヘアピンカーブの所で、曲がれば右下に「雪割草の里」が見えました。もう花期が終わったのでしょう、ゲートは閉まっていました。場所を確認できたので、さっきの青看板へ引き返しました。 |
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「高篠県造林」の青看板に戻り、あとは左へ植林を真っ直ぐ下りて行きます。 |
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早速セツブンソウの自生地へ行ってみましたが、もうすっかり終わっていました。もともと個体数の少ない所ですが、更に減った様子で、今は殆どが”おばあさん”。足元に咲いていた”中高年おばさん”のセツブンソウがいくらかマシ。まあ、私にはちょうどお似合いなので、今年も会えたことにしましょう。カタクリはどれもまだこれから。蕾がいくつか見られる程度で、ほとんどは片葉ばかりです。 |
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アズマイチゲはちょうど見頃でした。落ち葉の斜面に点々と白い花が咲いていて、とてもきれいです。一昨年は時間が遅すぎて花が閉じていたので、今日は嬉しくほっとしました。セツブンソウは残念だったけど、アズマイチゲがきれいだったので良かったです。 |
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上のロウバイ園のベンチへ行って、残り半分のランチタイムです。武甲山はもう霞んでいましたが、南面なのでポカポカ陽気。誰もいないので昼寝でもしたいような気分でした。 |
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すぐ上が日向山の山頂。雑木に囲まれたこじんまりとした山頂で、ここも静かです。 |
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途中でネット開閉して下れば、琴平神社です。今日の無事に感謝して参拝。 |
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農村公園への分岐を過ぎると、道は右へ折れました。枯れ葉がついたままの木が見られます。雪や強風にも負けずに、しがみ付いていたのでしょう。ここだけ晩秋の風情です。 |
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朝に通った「山の花道コース」と、今下りてきた「風の道コース」の分岐に戻って来ました。あとは朝と同じ道を下って芦ヶ久保駅へ向かいます。 |
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日向山のセツブンソウは残念でしたが、アズマイチゲがきれいだったので慰められました。快晴とはいえ春霞で丸山からの展望はぼんやりでしたが、西の稜線は落ち葉いっぱい太陽燦々で、今日一番の気持ちいい尾根道でした。 |