高尾梅郷も見頃を迎え、裏高尾ではアズマイチゲも咲き出しているようです。
小下沢のハナネコノメなど春の花を探しながら景信山まで歩いてきました。
2010.3.14 (日) | 高尾駅 | → | 天神梅林 | → | 湯の花 梅林 | → | 木下沢 梅林 | → | 小下沢 風景林 | → | 景信山 | → | 城山 | → | 日影沢 | → | 日影バス停 | → | 高尾駅 |
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快晴 | 08:18着 08:30発 | 09:25 09:30 | 10:15 10:20 | 11:00 11:20 | 11:55 12:30 | 13:45 14:30 | 15:20 15:30 | 16:40 17:10 | 17:15 | 18:20着 18:28発 |
今回は、「そらいろのパレット」のpalletさんをお誘いしました。palletさんとは尾瀬ですれ違って以来、夏の夜行バスが同じだったり、奥多摩で偶然お会いしたりと、何度もバッタリ。とてもご縁のあるメル友さんで、人づきあいの苦手な私でも、palletさんの素直で明るいお人柄なら何とかなりそうです。 |
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上椚田橋の手前から右へ折れて、小仏川沿いになると梅の木も多くなり、時々写真を撮りながら進んで行きます。 |
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今日は素晴らしい青空。 |
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今回は私もまだ行った事のない関所梅林に寄ってみることに。 |
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駒木野公園に戻ります。 |
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次の天神梅林は北斜面なので、日差しが斜めでちょっとひんやり。ここの木は低いので、午後には甘い香りが楽しめそうです。今日の晴天を感謝して、無事もお祈りします。 |
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次はちょっと寄り道。以前、メールで情報を頂いたことのある梅畑へ寄ってみます。今にも咲き出しそうな桜の蕾を見て、のどかな畑の向こうに梅の紅白が見えてきました。近づくと花の香りが漂っています。日当たりも良く下にはヒメオドリコソウなど咲き、緑のぽかぽか梅林で、palletさん共々喜びました。ここでのんびり過ごすのも良さそうです。 |
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しかし、中に数本枝折れしている木があります。向かいの山肌の木々も広範囲に根こそぎ倒れ、無残な姿を晒していました。たぶん2月の雨氷の影響で、以降も低温が続いたので枝にまとわり着いた氷はなかなか融けず、更に降雪したので木々もその重さに耐えかねたのでしょう。この先もあちこちで枝折れや倒木を見かけました。見るに美しい雨氷ですが、山には辛い現象なんだなあと思いました。 |
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湯の花梅林の木も沢山の花をつけた大きな枝が折れていました。梅の木もあちこち被害が出ています。 |
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スミレなど咲いていないかな~と見ながら歩きましたが、まだ殆ど姿はみえず、タチツボスミレ(と思ったら、コスミレだそうです)が咲いているくらいでした。オオイヌノフグリは子供の頃から大好きな青い花です。するさしのお豆腐屋さんで、おからドーナツを買って行きます。今日は既に数人が並んでいました。 |
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日影バス停から更に進んで、木下沢梅林へ行きました。 【のんびり花見の木下沢梅林】 |
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小下沢林道を進んで行きます。去年はちらほらスミレも見ましたが今年は殆ど見えず、代わりにpalletさんがおたまじゃくしを見つけて、何やら懐かしいひと時でした。小下沢風景林の看板がある旧野営場の、更に先の沢のハナネコノメ。以前のように広範囲には見られず探すのに苦労しましたが、咲き始めの初々しいハナネコに会えました。何回見ても、見る度にその小ささに改めてびっくりします。頬がうっすら桃色の、可愛いハナネコたちです。沢石に腰掛け、しばし休憩。 |
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旧野営場に戻り、ザリクボ沢沿いに進みます。 |
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小仏バス停からの道に合流するとけっこう沢山の人達とすれ違います。「高尾方面はグチャグチャ。田圃になってるよ~」との話に恐々。丹沢ニノ塔のドロドロ田圃を思い浮かべ、覚悟して登って行きました。 |
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影信山の山頂に到着。 |
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午後は城山へ向かいました。小仏峠から先はけっこうぬかるんでいましたが、所々だったので少しホッとしました。城山からは、北東尾根を下ります。以前は地図にないコースでしたが、最近は細い実線コースに昇格していました。 |
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日影沢林道の上部から尾根伝いに入り、手入れのされた植林の道です。「東京農工大学記念林」の標柱から一旦下って、僅かに登り返すと送電鉄塔があります。 |
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この少し先から明るい雑木林になります。小笹の広がる気持ちのいい道で、やがて左下の高速脇に木下沢梅林がうっすら白く見えてきます。この辺りがこの尾根で一番気持のいいところで、palletさんに喜んでもらえて私も嬉しいでした。 |
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ヤブっぽい滑りやすい坂を過ぎ、ダンコウバイの黄色をポツポツ見ながら下り、末端近くやや登り返しになる手前で右へ折れます。 |
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アズマイチゲは閉じかけていましたが今がちょうど見頃のようで、ニリンソウはこれからという雰囲気でした。ここは名前通り日陰の谷あい。日差しが入る時間が限られているので、昼前後でないと開いた花に出会うのは難しいようです。ゆっくり撮影タイムで、バス停へ向かいました。 |
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日影バス停では、30分待ち。palletさんに聞けば高尾駅まで歩いても大丈夫とのこと。さすが生藤山から陣馬山まで歩いてしまう健脚さんです。あれこれおしゃべりしながらそぞろ歩いて駅へ向かいました。 |
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高尾梅林は丁度見頃で、青い空に紅白の花が良い香りを放っていました。高尾駅から高尾駅までの長い周回コースでしたが、ハナネコノメやアズマイチゲなどの早春の花々を見つつ、のんびりおしゃべりしながらの楽しい山歩き。いつも一人ですが、一緒に花を愛であう人がいて今日は嬉しい一日でした。 |
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