今年もとうとう大晦日。今回は初めて山小屋で新年を迎えることにしました。
近いけれど以前から泊まってみたかった鍋割山荘で大晦日を過ごすことにします。
厳しい寒さとの予報ですが、山で初日の出を迎えるのは初めてなので、とても楽しみです。
2009.12.31 (大晦日) | ヤビツ峠 | → | 表尾根入口 | → | 二ノ塔 | → | 三ノ塔 | → | 烏尾山 | → | 行者岳 | → | 新大日 | → | 塔ノ岳 | → | 鍋割山荘 |
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晴れ 雲多し | 09:00着 09:00発 | 09:25 | 10:28 10:35 | 10:50 11:00 | 11:25 | 11:45 | 12:30 | 13:15 13:45 | 14:40着 泊 |
強い冬型の気圧配置になるとの予報に、防寒対策をしっかりして家を出ました。秦野駅8:18発のヤビツ峠行きバスは、ほぼ満員。大晦日に山へ行くのは初めてでしたが、意外と多いんだなあと、ちょっとびっくり。さすがに多人数の団体さんはなく、殆どが単独か二人連れです。ヤビツ峠から車道を歩いて富士見山荘に到着。ヤビツ峠のトイレは使用禁止になっていましたが、左側には新しい公衆トイレが出来ていました。 |
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すぐ先に塔ノ岳・表尾根コースの登山口があります。二ノ塔へは途中から見晴らしのいい岩混じりの斜面になり、振り返れば大山~岳ノ台が目の前。明日の大山は初詣で賑やかなことでしょう。 |
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田圃のように泥濘になりやすい二ノ塔ですが、晴天続きで気温もマイナスだったので日当たりのいい箇所が多少ぬかるんでいる程度でした。 |
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下って登り返し、三ノ塔に着きました。いつも賑わう山頂も今日は静かで誰もいません。ここからは富士山と塔ノ岳へ伸びる表尾根が一望できて楽しい眺めですが、今日は上に厚い雲が広がって、どんより暗い。赤いマフラーと帽子のお地蔵様に手を合わせ、急な段々を下りて烏尾山へ向かいます。 |
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登り返して、烏尾山の山頂ベンチ。 |
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エアリア地図に記載の行者ヶ岳はもう少し先ですが、次のピークに行者ヶ岳の山頂標柱が立っています。この先にクサリ場が2ヶ所あり、今日は渋滞なし。 |
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行者ヶ岳のクサリ場を過ぎ、崩壊地に来ました。ここは来る度に整備が進み、今回はパイプ手摺が設置されていました。この頃から白いものがチラホラ。うっすらでも積もるか、霧氷でも出来てくれるといいのですが、大きな雲は真上だけなので、あまり期待できそうもありません。 |
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新大日の先からは平坦な道になります。 |
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塔ノ岳の山頂に着きました。 |
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塔ノ岳の西側は雲いっぱいですが、東側は青空いっぱい。 【大山・三ノ塔方面】 |
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塔ノ岳に着いた時は風もまだ南よりで、日差しもあってさほど寒くはなかったけれど、12時半を過ぎた頃から風向きが変わり、北西からの冷たい風になりました。気温がグングン下がって行く感じなので、そろそろ鍋割山荘へ向かいます。 |
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大倉尾根を下り始めると、鹿が無心に何かを食べていました。何を食べているのでしょう。 |
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分岐の金冷シから右の鍋割山方面へ。 |
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木々の間から透けて見える向こうの山並み。身を切るような冷たい風が吹きつけて、いかにも冬枯れの稜線といった風情です。明日は冷えそう~~・・・ |
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二俣分岐を過ぎ、ちょっと見晴らしのいい場所から秦野盆地を見れば、暗い雲から何やら怪しげな雲が伸びている。白い雲のような煙のようなものは竜巻でしょうか。今日は下界も風が強そうです。 |
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鍋割山荘に着きました。 |
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夕焼けを期待しましたが、あまり焼けず、今年一年の無事な山行に感謝しました。 |
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今年最後の太陽が沈むと、街の灯りがどんどん輝きを増して、とってもきれいな夜景。 |
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すっかり暗くなって外に出てみれば、上空も冴え渡り満月が煌々と輝いて、とてもきれい。私のカメラではやはりボケてしまい残念です。 |
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夕食はおでんや天ぷら、果物のほかに海鮮鍋も出て賑やか。一段落した頃には年越しそばも出て、大晦日らしい夜です。20歳前後の兄妹が85歳のお祖父さんのお供で来ていてとても感動したり、毎年この小屋で年を越すという父子連れ数組など家族も多いようでした。小屋主の草野さんと奥さんは大忙し。息子さん娘さんもお孫さんを連れてお手伝いに来ていて、大晦日の山小屋は初めてという私も、家庭的な雰囲気の中で楽しく過ごすことが出来ました。明日は2010年元日。美しい年明けになりますように。 |
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