丹沢から見える愛鷹山塊は、いつも気になりながらまだ行ったことのない山域でした。
太陽の低い冬、順光の富士山を期待してバス便検索、何とかなりそうなので行ってみます。
2009.12.6 (日) | 十里木 | → | 展望台 | → | 1098m (馬ノ背) | → | 越前岳 | → | 富士見台 | → | 富士見峠 | → | 黒岳 | → | 富士見峠 | → | 山神社 | → | 愛鷹登山口 |
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快晴 | 09:20着 09:20発 | 09:42 | 10:05 10:15 | 11:10 11:50 | 12:10 12:35 | 13:25 | 13:45 14:00 | 14:12 | 14:40 | 14:56着 15:16発 |
今日は素晴らしい快晴。JR松田駅のホームからは、きれいな富士山の頭が見えていました。 |
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御殿場駅は快晴でしたが、愛鷹山塊に近づくと何やら雲が・・・目の前の大きな富士山が目的の越前岳で富士山が見れなかったら残念すぎるけど、上に出れば何とかなるでしょう。 |
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バスが進むにつれ霧も迫ってきて、十里木別荘地を迂回して着いたバス停は広い霧の中。 |
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道標に従って登山口から入るとすぐ分岐。階段続きの近道東コースとカヤトの西コースのようです。展望があれば西コースを歩いてみたかったけど、ガスで真っ白なので早く上へ出られるよう近道の階段コースへ進みました。 |
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と! なんと! 素晴らしい! |
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嬉しくて何度も振り返りつつ登って行きます。 |
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地図に「平坦地」と記された場所に出ました。 |
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ブナの大木も現れ、日も差してきて、気持ちのいい登りです。春も良さそうなので、季節を変えてまた来てみたい。 |
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更に進んで振り返れば、南アルプス方面が大きく広がって、こちらも素晴らしい! 【南アルプス一望】 |
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上に行くほどブナも多くなり、すべすべお肌のヒメシャラの木も多くなってきました。 |
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木立からひょっこり飛び出して、越前岳の山頂に着きました。南西側は大きく開けて開放感がありますが、富士山の見える北側は木立なので、半分隠れて残念。南アルプスもやがては見えにくくなるのでしょうか。さほど広くはない山頂ですが、下山する人や東方面から到着してきた人などでけっこう賑わっています。 【越前岳 山頂】 |
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帰りは東の尾根へ進みました。北側ほど急坂ではないけれど泥濘が多いのでそっと歩きます。 |
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アセビも増えてきて、やがて富士見台に着きました。 |
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さすがに五十銭紙幣は見たことありませんが、こうして見ればほんとに同じここからの富士山。左から雲が漂って来ているのも、ちょっと似ています。 |
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【富士見台からの富士山】 |
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やがて鋸岳のギザギザ稜線が見えて来ました。今は通行禁止になっているようですが、あのギザギザを通るのはただ事ではなさそうです。 |
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この先も落葉した林ですが、堀削られて溝状になった道や滑りやすい泥濘道も現れて、ちょっと歩きにくい道です。 |
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前方にこんもりとした植林の山が見えて来ましたが、あれが黒岳でしょうか。間もなく「富士見峠」に到着。 |
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植林の中のけっこうな急登です。『昔は展望がよかったけど今は木々に遮られて見えない、とかだったら残念だなあ。でも時間があるので、まあいいか。』くらいの気持で登って行きました。 |
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緩やかになった林の先で左側がやや開け、記載どおり富士山の見える場所に出ました。ベンチもあって時間調整にはいい所ですが、植林の中なのでちょっと暗い。黒岳の山頂は近そうなので、やはりちょっと行ってみることにします。 |
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立派な杉の大木が多くなり、「黒岳の自然杉」の札が立っていました。なるほど黒岳という名前の黒木の森という意味は、この自然杉のためだったかと納得。 |
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その先の道標から右へ曲がると、黒木の森から一転して明るい雑木林になりました。穏やかな午後の日差しが満ちて、落ち葉がいっぱいの気持ちのいい林です。 |
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緩やかに進んで、広い草地に出ました。 |
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富士山は? と、左へ行ってみれば、こちらもベンチがあって木立の向こうに大きな富士山、素晴らしい。 |
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さて下山。さっきの富士見峠まで戻って、ここからはしばらく急下りです。 |
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小さなお社と鳥居が見えてきて、車道に降り立ちました。向かいには広い駐車場があり、簡易トイレもあります。あとは林道を行くだけ。 |
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朝は素晴らしい富士山が見えていたのに十里木ではガスになってちょっと心配しましたが、越前岳の中腹からは白く輝く素晴らしい富士山や横一列に並んだ南アルプスが望めて感激でした。軽い気持で寄った黒岳は思いがけず楽しい山頂で、次回来る時もまた寄ってみたいと思います。 |