大山・鐘ヶ岳

おおやま(1252m)・かねがたけ(561m)


丹沢の大山寺は紅葉の名所として知られ、期間中はライトアップされ賑わうようです。
そろそろ見頃のようなので、まだ登ったことのない鐘ヶ岳とあわせて行って来ました。


2009.11.21
(土)
 大山
ケーブル駅
大山寺阿夫利神社
下社
大山989m
ベンチ
大沢分岐見晴広場B山神随道
分岐
鐘ヶ岳広沢寺温泉
入口BS
晴れ 07:50着
 07:50発
08:20
08:40
09:00
09:10
10:25
11:05
11:35
11:45
12:4013:15
13:20
13:4514:05
14:20
15:20着
15:41発



伊勢原駅7:25発の大山ケーブル駅行きのバスに乗って終点で下車。階段続きの参道は、お土産屋さんも開店準備中。ケーブル乗り場下の分岐から真っ直ぐ進み、女坂へ入ります。


大山寺の紅葉
【大山寺の紅葉】

ここからも段々道が続き、大山七不思議の案内板を次々見ながら登って行くと、上の方に真っ赤に紅葉したモミジの木が現れました。


大山寺本堂への石段は両側にお不動さんが立ち並び、空を覆うようなモミジが見事。朝日を透かして見るモミジはとても鮮やかできれいです。この時間はまだ人も少なく静かなので、上がったり下ったりしてモミジ鑑賞。夕方から夜になるとライトアップされ、幻想的な紅葉や相模湾の夜景も素敵だそうです。


大山寺の紅葉
【見上げる真っ赤なモミジ】

大山寺の紅葉
【大山寺への階段】

この本堂前の階段が一番の見所のようですが、あまり広くはないので混雑すればちょっと大変そうです。階段を上がりきって大山寺でお参りし、本堂の右へ進みました。


大山寺の紅葉
【振り返り見る紅葉】
大山阿夫利神社下社
【大山阿夫利神社下社へ】

まだ続く七不思議の案内板を見ながら登って行くと、途中でケーブル軌道の上を越え男坂との分岐に上がりました。すぐ上のトイレを過ぎると下社前広場。青い空に紅葉が映えています。


階段を登って大山阿夫利神社でお参りし、左の登山口から山頂へ向かいました。ここからは殆どが大岩の段々続き。12丁目にあった茶店はなくなり、残骸の木材が残されていました。16丁目にはベンチがあるので、しばし休憩。20丁目から見る富士山を楽しみにしていましたが、ガスが迫って来てぼんやり・・・


大山山頂手前の鳥居から西側の道へ回り、展望地に着きました。
ここは表尾根や丹沢山が一望出来て楽しい場所ですが、丹沢は雲が出やすい。
ヤビツ峠にはガスが流れ、三ノ塔の上に望めるはずの富士山は頭が少し見えているだけでした。
周辺はすっきり晴天なので、今日は他の山域からならきれいな富士山が望めたことでしょう。
頭だけの富士山を眺めつつ昼食。出発する頃になっても雲は相変わらずでした。

富士山と丹沢方面
【大山山頂の西側から見る富士山と丹沢方面】

大山山頂の表側(?)に回りこむと、ここはいつ来ても賑やか。人がいっぱいなので素通りして、雷ノ峰尾根を下りました。

不動尻分岐から唐沢峠方面へ入ると人も少なくなって静かな道になりますが、しばらく急な段々道です。


不動尻分岐
【不動尻分岐】
989mあたり
【989mあたりのベンチ】

やがて緩やかになって向こうに大山三峰山が見えて来ました。989mあたりはカヤトの原っぱでしたが、大分刈られて荒れた裸地のようになっていました。

登山道脇にあるベンチでデコボコ三峰山眺めながらティータイム。

クサリのある崩壊斜面の先に大きなモミの木があり、ここが梅ノ木尾根の入口です。しかし今回はロープで通行止めになっていて、道標にマジックで小さく書かれていた「日向薬師方面」といった意味の文字は削り取られていました。

通ってはいけない道のようですが、すみません、通らせていただきます。この先は滑りやすい落ち葉いっぱいの急下りなので気をつけて下りました。

梅ノ木尾根入口
【893m近くの梅ノ木尾根入口】
左の尾根に移る
【左の尾根に移る】

真っ直ぐ行ってしまいやすい箇所には、小さな手作りの道標が木に括り付けられていました。ここは真っ直ぐ進まず、左の尾根に移ります。

小さな高みを越えて、急な下りが続きます。このあたりは紅葉もきれいでした。

急下り
【急下り】
778mピーク
【778mピーク  南は通行止め】

778mピークには黄色の小さな手作り道標がありましたが、今はなくなっていて、南側のふれあいの森キャンプ場への道は「関係者以外立入禁止」の札が立てられていました。北東の植林側へ下ります。

短い植林の尾根を抜けると、大沢分岐です。ここも以前あった古い道標はなくなってましたが、新しそうな公設(多分)道標が立っていました。

広沢寺・鐘ヶ岳方面へ進むと、すぐ先で左へ急下りになります。

大沢分岐
【大沢分岐  三叉路】
急下り
【振り返り見る急下り】

岩っぽい所もある急なヤセ尾根の下りなので注意して下りました。

植林になると、右下に東屋が見えて来ました。
「巨木の森」への分岐がありますが、巨木といっても杉の巨木林らしいので、ここは今回もパス。

巨木の森 東屋
【巨木の森 分岐の東屋】

すぐ先のすりばち広場を過ぎると、赤松の並ぶ鹿柵沿いの道になります。右側は広葉樹林で明るく開け、梅ノ木尾根の稜線が見えていました。こうして見ればけっこう細かなアップダウンがある尾根です。


鹿柵沿い
【鹿柵沿いの尾根伝い】

梅ノ木尾根
【右手に梅ノ木尾根】

登り返したピークの先が「見晴広場A」で、壊れた道標板と鉢が置かれています。
そこから更に進んだ所が「見晴広場B」で、ここが鐘ヶ岳の分岐。左の支尾根を下ります。


見晴広場 A
【見晴広場 A】

見晴広場 B
【見晴広場 B】

鹿柵沿い
【鹿柵沿いの下り】

落ち葉いっぱいの下りで、やがてこちらも鹿柵沿いの道になりました。左側にはザレた急斜面もあるので要注意。

木々の向こうに鐘ヶ岳が近づいてきました。
植林だけの山かと思っていましたが、こうして見ればけっこう広葉樹林もあり、木々も色づいています。

鐘ヶ岳
【鐘ヶ岳】
鐘ヶ岳・山神ずい道 分岐
【鐘ヶ岳・山神ずい道 分岐】

根の浮き出た植林帯を過ぎて、鞍部に下り立ちました。山神ずい道からの道が上がってきていて、ここからは立派な登山道になりました。
時々上から登山者が下りてきます。

道幅も広く、落ち葉もきれいに掃き清められています。箒の目が立っているので、登山道というより裏参道と言った風情です。

左側は植林ですが右側には紅葉も見られ、思ったより雰囲気のいい道でした。

雑木林
【雑木林】

二人のシルエットのように見えたのは立ち姿の石像で、ここが鐘ヶ岳山頂でした。南側が植林なので暗く、ちょっと地味な山頂です。雰囲気がイマイチですが、丸太ベンチがあるのでティータイム。
下山を始めると、すぐ下に七沢神社がありました。


鐘ヶ岳 山頂
【鐘ヶ岳 山頂】

七沢神社
【七沢神社】

急な階段を下ると、桜の木や紅葉した木も見られる道になりました。
一つ目のベンチは日向山方面がちょっと見えるだけでしたが、
二つ目のベンチは大きく開け、経ヶ岳方面がよく見えました。
高取山が随分削り取られてしまい、痛々しい姿になっています。

経ヶ岳・華厳山・高取山〜白山
【経ヶ岳・華厳山・高取山〜白山】

鐘ヶ岳登山口
【七沢神社  鐘ヶ岳登山口】

所々安置されている表情豊かな石仏を見ながら下って行きます。

赤い花をつけたヤブツバキ並木を進み、階段を下れば七沢神社の入口で、ここが鐘ヶ岳登山口。

車道を右へ進むと「鐘ヶ岳」バス停がありましたが本数は少ない。振り返れば大山や鐘ヶ岳が望める車道を歩いて広沢寺温泉入口バス停へ向かいました。



大山山頂からの富士山が少ししか見えなかったのは残念でしたが、大山寺の紅葉はとても鮮やかで見事でした。植林だけかと思っていた鐘ヶ岳には雑木林もあって、思いのほか静かな山でした。桜の木が少しあったので、麗らかな春の日、ちょっと時間が出来た時の山行などにもいいかも知れません。



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