2009.8.9 (日) | 塩見小屋 | → | 塩見岳 | → | 北俣岳 分岐 | → | 北俣岳 | → | 北俣岳 分岐 | → | 北荒川岳 | → | 昼食 | → | 竜尾見晴 | → | 岩稜 小ピーク | → | 熊の平小屋 |
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うす曇り | 05:30発 | 07:00 07:25 | 08:10 | 08:30 08:35 | 08:55 09:00 | 10:35 10:45 | 11:30 12:00 | 12:35 12:45 | 13:40 13:50 | 14:25着 泊 |
朝食はなんと4時から。低血圧の私はボーッとした頭で、何やら食べたようです。 |
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雲が多く、日の出は見れませんでしたが遠望は利き、 ![]() 【仙丈ケ岳~甲斐駒ケ岳~北岳・間ノ岳~農鳥岳】 |
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今日はメインの塩見岳なので、山頂までお二人と一緒に行きます。 |
いざ、塩見岳目指して、出発。 |
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岩が多くなって来ると間もなく天狗岩で、岩場の急斜面になりました。足元にはタカネシオガマやイワツメクサなどの花が咲き、ミヤマダイコンソウはそろそろ終わりです。 |
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今日は曇り空ながら遠望は利いて、遥かかなたに北アルプスまで見えました。笠ヶ岳~槍ヶ岳の尖がりも見えて感激です。 |
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そして目の前には南アルプス北部の山々。 |
塩見岳の西峰に着きました。 |
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下には雲が漂い、上も一面雲に覆われていますが、稜線の高さはすっきりした展望。 |
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南を見れば知らない山々。 |
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塩見岳で展望を楽しんでから急な岩ガラガラ道を下ると、北俣岳分岐になりました。 |
周辺は思いのほか花が多く、私はチングルマやウサギギク、タカネグンナイフウロなど写真に撮りながら登って行きました。すぐ横に見えた岩山が北俣岳かと思っていましたが、登ってみればもっと先にピークが見えて、あちららしい。 |
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![]() TAKAさんが、次の高み付近から振り返って撮った写真がこちら。 |
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私は先に北俣岳分岐に戻り、ひと休み。そろそろ出発しようかなという頃、TAKAさんが戻って来ました。早っ! ゆっくり休んでもらって、私は先へ出発。 |
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いよいよ仙塩尾根です。目の前には伸びやかな稜線が続いていて、気持ち良さそう~!! |
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水場分岐を過ぎ、やがて道は東側へ下って行きました。地図を見れば崩壊地の稜線を巻いて行くようで、曲がりくねったダケカンバやハクサンフウロの咲く草地など趣の異なった道になりました。 |
ただ、ちょっと驚いたのは、周辺にタカネコウリンカが沢山咲いていたことで、いずれマルバダケブキのように他の花を圧して占領してしまうのではと心配になるほど広がっていました。 |
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稜線近くに戻った頃、TAKAさんが追い着いて来ました。「TOSHIさん、きっと北荒川岳あたりでしょうね。」と言い合いながら、今度はTAKAさんが先へ進みました。私は相変わらず花の写真を撮りながら歩いて行きます。 |
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間もなくキャンプ場跡地に出ました。左へ曲がって稜線へ向かうと、ザレた斜面にはイブキジャコウソウがあちこちに群生していて、きれい。一箇所、ピンクの花が大きいのでよく見ると、なんとタカネビランジのようです。まだ咲き始めですが、何だか得した気分で嬉しくなりました。 |
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崩壊地から振り返ると塩見岳が随分遠くなっていました。どっしりと重量感のある姿です。 |
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さて、TOSHIさん、どこかな~ |
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入れ違いに私は休憩タイム。塩見岳や間ノ岳など、しばらく周囲の展望を楽しんでから下り始めました。北アと違って、南アルプスは展望のいい稜線から下るとすぐ樹林帯になります。花も点々と咲き、ダケカンバ等の広葉樹林があると思えば、シラビソなどの針葉樹林帯もあって変化に富んだ道です。ハクサンフウロやバイケイソウの花咲く草地を過ぎて更に進んで行くと、向こうの木陰にTAKAさんの顔が見えました。 |
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『TOSHIさんに追い着いたのかな』と行ってみると、なんとTAKAさん「お腹空いたのでもうお弁当にしちゃいました。」とのこと。 |
新蛇抜山は巻くように小さなアップダウンの樹林帯を進み、やがて岩稜帯になりました。 |
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この辺りが「竜尾見晴」でしょうか。眺めのいい狭い岩尾根で、お二人に追い着きました。 |
また樹林帯になり、苔むすシラビソ帯や花咲くダケカンバ帯を進むと、安倍荒倉岳分岐。1分と書かれていたので寄ってみましたが、一坪ほどの狭いピークで見晴しもイマイチでした。 |
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ハクサンフウロの咲く草地やらシラビソの樹林帯やらの山腹道を進むと、ようやく熊の平小屋が見えて来ました。 |
小屋前のテラスにはテーブル・ベンチがあって、正面の農鳥岳が大きく望めます。水場はすぐ下でザーザーと勢い良く流れ、ここは冷たい南アルプス天然水に恵まれた小屋で、テント泊の人も嬉しそうでした。テラスでしばしTAKAさんとおしゃべりしてから小屋へ戻り、夕食です。 |
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