塩見岳は、南アルプスの南北それぞれの山脈から少し離れた中央に位置する独立峰で、
アクセスが大変なことから、南アルプスをほぼ歩いた方たちが最後に残す山のようです。
2009.8.8 (土) | 越路 ゲート | → | 鳥倉 登山口 | → | 豊口山間 のコル | → | 塩川分岐 | → | 三伏峠 | → | 三伏山 | → | 本谷山 | → | シラビソ 急登 | → | 塩見新道 分岐 | → | 塩見小屋 |
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曇り | 07:05着 07:20発 | 08:00 08:05 | 09:20 09:30 | 10:40 10:50 | 11:20 12:10 | 12:20 12:25 | 13:25 13:35 | 14:55 15:05 | 15:20 | 15:40着 泊 |
3年前「不老山で蜘蛛の巣を払って歩いていた者です。」と、当時の不老山レポを見てメールを下さって以来のメル友さんであるTAKAさんから、「山の先輩が登り残した塩見岳へ行くので一緒にいかがですか。」とのお誘いを受けた。 |
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1日目に塩見小屋まで入るには、前日に駒ケ根駅まで入っておいたほうが楽ということで、金曜日の夜、あずさ31号に乗り、岡谷へ向かいました。飯田線への乗り換え時に、ザックに目印をつけておいてくれたTAKAさんを見つけてご挨拶。3年ぶりの再会で、先輩のTOSHIさんとは初対面です。お二人は昔、山岳会を運営されていたとの事。私が足を引っ張るのではと心配していましたが、TOSHIさんは最近はスイストレッキングが多く日本の山は今年二度目なのでゆっくりペースで歩きますとのこと、私もほっとしました。 |
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伊那大島駅で下車。 |
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ゲート前は20台くらいの駐車場がありますが既にいっぱいで、道路脇にも10台ほど並んで駐車していました。 |
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初めはカラマツ林の中の急な登りで、足元にはジャコウソウが咲いています。間もなくマルバダケブキがあちこちに見えてきました。 |
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この先からは少し緩やかになって苔むす林になりました。途中に、やや開けてシラカバの柵がかけられた展望のいい場所がありました。 |
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シラビソの林になって、ようやく豊口間のコルに到着しました。 |
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コルからは苔むすシラビソ樹林帯で、しばらくは山の北側を巻くように進む山腹道。よく整備された道で、随所に桟橋がかかっています。ゴゼンタチバナやイチヤクソウなど咲いていて、いかにも南アルプスらしいしっとりした道で、とても静かです。小鳥の囀りも、何やら控えめ。 |
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途中にある小さな沢の水場では、細いながらも冷たい水が流れていました。苔むす山肌から滲み出る沢水は甘くて美味しい。 |
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塩川からの道と合流すると三伏峠も近いはずですが、腰掛けるのにちょうどいい小岩があったので休憩タイム。 |
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短いながらも急な登りで、ようやく三伏峠に着きました。小屋の前にはベンチもありますが、樹林に囲まれ見晴らしがイマイチなので、トイレ(一般100円、水洗200円)を拝借して、テント場へ行ってみました。 |
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こちらはベンチはないけれど、正面に塩見岳らしい山頂がチラッと見えて明るいので、ここでお昼にしました。目の前に見える山が三伏山から本谷山への尾根のようです。 |
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小屋の前でお昼だったお二人に声を掛けて、先行します。テント場のすぐ先が烏帽子岳の分岐です。 |
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