2009.6.7 (日) | 甲武信 小屋 | → | 甲武信ヶ岳 | → | 三宝山 | → | 武信白岩 | → | 大山 | → | 十文字峠 | → | 八丁坂ノ頭 | → | 毛木平 | → | 梓山 |
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快晴 | 06:15発 | 06:30 06:50 | 07:25 07:30 | 08:30 08:45 | 09:40 10:00 | 10:35 12:30 | 12:50 | 14:15 14:30 | 15:45着 15:55発 |
朝になりました。 |
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少し上がったところから富士山が見えました。 |
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小屋へ戻り朝食を済ませ、朝の爽やかな空気をいっぱい吸って出発です。 |
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朝日の差し込む樹林帯を登って、大きな標柱が立つ甲武信ヶ岳 山頂に着きました。 |
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西側の展望が開け、奥秩父の山並みの先に国師ヶ岳から金峰山。 【国師ヶ岳・金峰山方面 南アルプス・中央アルプス 八ヶ岳・チラッと北アルプス】 |
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苔むすコメツガ・シラビソの針葉樹林帯。奥秩父らしい森の中を、ひたすら下って行きます。日差しのある奥秩父は、また違った雰囲気が漂っています。 |
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緩やかな下りから登り返して、三宝山に着きました。樹林に囲まれた小広い山頂ですが、左の岩場からは木賊山と甲武信ヶ岳が見えます。昨日はガスでザレ展望地から見れなかった甲武信ヶ岳、今日はすっきりした三角形の姿を見ることが出来ました。 |
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苔むす樹林をひたすら下って、やがて緩やかになってきました。 |
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この先は露岩の多い登りになり、樹林ピークの下に道標がありました。踏み跡があるので登って見ると上に「武信白岩山」の札が掛かっていました。エアリア地図の「武信白岩山」はここのようです。 |
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この先、短い梯子で上がった大岩の上は開けていて、隣に鋭い傾斜の岩ピークがありました。地図に登山禁止と記されている「東側の岩峰」のようですが、こちらが本来の「武信白岩山」のように思えます。振り返れば、対照的になだらかな三宝山。 |
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すぐ先の岩峰直下には「武信白岩山」の道標がありましたが、ロープで「立入禁止」になっていました。樹林帯が続き、やがてシャクナゲが多くなって来ました。蕾や鮮やかな色の花も度々見かけます。 |
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鎖場の急下りを過ぎ、やがて北西方向へ変わると、シャクナゲも多くなってきました。蕾の多い木もあって、あちこち写真に撮りながら下って行きます。 |
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小屋の屋根が見えてきて、十文字峠に着きました。周辺のシャクナゲはちょうど満開でとてもきれいです。十文字峠のシャクナゲは若い頃からの憧れで、山再開後間もなく、1回だけツアー登山を利用して来たことがあります。毛木平から十文字小屋周辺までのピストンでした。 |
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小屋前のシャクナゲは満開やや後半でしょうか、散っている花もありました。 |
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乙女の森のシャクナゲは満開で、一面に咲いています。とてもきれいですが、日差しに反射して白っぽくなり、ちょっと見づらい。 |
水場を通ってカモシカ展望台へ向かう道にも、あちこちにシャクナゲが咲いていました。色もきれいな花が多く、楽しい道です。 |
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のんびり花を見ながら小屋へ戻り、そろそろ帰ることにします。 |
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コミヤマカタバミがいっぱい咲いていて、この花も可愛い。次々写真を撮りながら下って行きました。 |
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更に下って行くと丸太橋があり、左岸へ渡ると道幅が広くなり林道にでもしそうな道になりました。10年前は最後まで右岸の沢沿いを下りたような気がするので、道が付け替えられたのでしょうか。やがて立派な新しい橋が見えてきました。随分手が入れられているなあと思いつつ、レンゲツツジの咲く林道を進んで毛木平へ向かいました。 |
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毛木平の駐車場は以前より広く、立派に舗装されていました。 |
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ひたすら歩いて、やがて電線が横に数本渡されただけのゲート(?)をくぐると舗装道に合流。右へカーブしながら進んで行くと、道端にアヤメが数本咲いていました。さすがに道端のアヤメまでは鹿も食べに来ないのでしょうか。レタス畑で大きくカーブして左へ進み、梓山のバス停へ向かいました。 |
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予報を信じて出かけた甲武信ヶ岳でしたが、日曜日は期待以上の快晴になり、素晴らしい展望に恵まれました。奥秩父のほぼ中央からの眺めは緑豊かな山並みが続き、雲海に浮かぶ早朝の富士山の姿は美しく、本当に感動しました。大山から十文字峠にかけて華やかなシャクナゲも楽しむこともでき、印象深い奥秩父の山旅でした。 |
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甲武信ヶ岳・十文字峠の花々 |