丹沢の代表的な山、塔ノ岳。冬は素晴らしい展望に恵まれます。
鍋割山への冬枯れブナ林も楽しみに出かけました。
2008.12.7 (日) | 大倉 | → | 大倉高原 山の家 | → | 堀山 富士見 | → | 花立山荘 | → | 塔ノ岳 | → | 二俣分岐 | → | 鍋割山 | → | 後沢乗越 | → | ミズヒ沢 (林道) | → | 大倉 |
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快晴 | 07:00着 07:05発 | 07:55 08:00 | 08:45 08:55 | 09:55 10:05 | 10:35 11:45 | 12:25 | 13:00 13:30 | 14:10 | 14:30 | 16:00着 16:10発 |
この冬最初の一番の寒さという予報ですが、雲が出やすい丹沢でも今日こそすっきり快晴を期待できそうなので張り切って家を出ました。渋沢駅6:48発の大倉行始発は登山者をいっぱい乗せて出発。きりっと厳しい寒気に包まれた朝の大倉。それでも風がないのでフリースなどは脱いで出発。観音茶屋の先、パノラマコース分岐では今日は左の「パノラマ展望台」回りで行きます。 |
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植林の山腹を引き返すように回り込み、尾根に上がってからは広葉樹の尾根伝いになります。この道は一度下ったことがあるだけ。こちらを歩く人はいないので静かでした。 |
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すぐ上には落ち葉の小広場があり、丹沢には少ないキャンプ場になっています。 |
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見晴茶屋の先から一本松あたりにかけては植樹されたイロハカエデが多く、一部きれいな紅葉が残っていました。 |
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階段状の短い急登の先、駒止茶屋を過ぎると木々の間からは三ノ塔方面が見えるようになってきます。今日の表尾根は、ずっと素晴らしい展望が続きそうです。 |
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やがて松が林立し少し開けたところが富士見で、今日は富士山が素晴らしくきれい。愛鷹山塊もすっきり見えています。 |
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花立山荘に着きました。 |
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花立山荘の上は露岩帯の短い急登で、その上の花立場から見る富士山も素敵です。 |
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正面の塔ノ岳山頂に見えている小屋は尊仏山荘だと思い込んでいましたが、使われていない日ノ出小屋でした。この木道から先は雰囲気のいい散歩道になり、鍋割分岐の金冷シを過ぎれば山頂もすぐです。 【檜洞丸~蛭ヶ岳~不動ノ峰~塔ノ岳】 |
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塔ノ岳山頂に着きました。 |
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富士山はもちろん、南アルプスも八ヶ岳もくっきりきれい。 【塔ノ岳からの素晴らしい眺望】 |
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【南アルプス 前聖岳~赤石岳~北岳~甲斐駒ケ岳】 |
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【八ヶ岳 権現岳・赤岳・横岳・硫黄岳・天狗岳の吊り尾根】 |
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鍋割山も行くのでお昼は半分にしたものの去り難く、1時間以上も眺めに見入ってしまいました。気温はマイナスですが、風がないので寒さはなく、きりっとした空気が本当に気持ちいいです。 |
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さてそろそろ鍋割山へ。 |
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大丸を越えて、しばらく先から振り返れば隣の大倉尾根が見えます。 【大倉尾根 花立 大山 三ノ塔】 |
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二俣分岐でちょっと左へ寄って行くと、明るい草地が広がり180度の展望。 【二俣分岐の草地から】 |
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午後になっても太陽燦々。 |
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小丸は緩やかな山頂で、気付かず過ぎてしまいそう。すっきり伸びたブナ木立が続きます。 |
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今日は晴天のわりに人が少なく、太陽いっぱいの道を進んで行きました。右の木立から檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山の稜線がよく見え、日高~塔ノ岳の尊仏山荘も小さく見えます。ここまで来ると鍋割山稜歩きもそろそろ終わり。 |
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鍋割山荘に着きました。海も富士山もまだまだきれい。 |
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さて、下山。 |
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後沢乗越は狭く、ここから左へ急下り。手入れされた植林を過ぎると沢に下り立ち、ミズヒ大滝への道を左に見送ると林道になります。 |
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ここからは長い長い林道歩きになり、途中の紅葉の名残がきれいでした。 |
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今日の塔ノ岳は本当に素晴らしい!でした。こんなにすっきりした展望を楽しめたのは5,6年振りです。鍋割山稜の冬枯れブナ林も気持ちよく、清々しい空気と素晴らしい展望に感謝感激の一日でした。 |