北アルプスの紅葉と言えば涸沢。混雑もハンパじゃない涸沢。
連休に行くなんて、思ってもいなかったのですが・・・
| 2008.10.11(土) | 上高地 | → | 徳沢園 | → | 横尾 | → | 本谷橋 | → | 涸沢ヒュッテ | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 小雨のち曇り | 06:30着 07:25発 | 09:25 09:40 | 10:40 11:25 | 12:30 12:40 | 14:30 泊 | 
| 秋の連休は白馬~五竜の予定で、10日のムーンライトは早くから確保していました。が、土曜日の予報は雨曇り。そうなると、いつものごとく迷い出す。展望のない雨の稜線歩きは、イマイチ気が進まない。 | |
| が、10日の午後になって急に「もしかして涸沢予定の人も、私みたいに土曜日イヤになって、一日ずらしたりするかも知れない」と思いつきました。 紅葉の涸沢は平日行けるようになってからと思っていたので、今までは連休に行くなんて全く考えもしなかったけど、雨曇りじゃあ延期する人も多いに違いないと、とたんに気力充満。急遽穂高岳へ行くことに決め、張り切って10日のムーンライトに乗り込みました。 | |
|  | この時間になると河童橋も静か。 | 
| 明神館までは、うっすら色づいた木々を見ながら傘を差しての静かな道。 |  | 
| 横尾が近づくと、帰路の人たちとすれ違うようになりました。けっこう続いて団体さんが多い。やはり涸沢は平日でも人が沢山入るようです。「今日の小屋は1枚に5人、最終の食事は9時頃になるだろう。」と話しています。 ・・・仕方ない。ここまで来た以上、屋根があって食い物があればよしとしよう、と覚悟しました。 | |
|  | 横尾に到着。 | 
| 横尾大橋を渡って出発。岩小屋跡を過ぎると左手には屏風岩が大きく迫ってきて、ダケカンバの黄葉がきれいです。 |  | 
| 横尾谷は進むにつれ、紅葉もどんどん鮮やかになってきました。屏風岩の山裾には鮮やかな赤が点在、谷全体が色づいて、とてもきれいです。行く手の黄葉紅葉に、なんとも楽しい雰囲気になって来ました。 | |
|  |  | 
|  | ダケカンバの黄色がどんどん鮮やかになり、本谷橋が見えてきました。ここもまた賑やか。 | 
| 橋の上から振り返ると、真っ赤に染まったナナカナドの向こうに蝶ヶ岳が見えていました。 |  | 
| 谷筋に沿った細い道に人の列。私も大勢の一人になって進んで行きました。奥に行けば行くほど紅葉もきれいになってきます。単独なのに、「わあ~きれ~い! わっ! あそこ、真っ赤!」などと一人で感激していたら、後ろの男性が笑いながら「上はもっときれいですよ。」と応えてくれました。紅葉の涸沢は大昔行ったことがあるけれど、あまりの混雑と眠気で景色など一部しか覚えていなかったので、こんなにきれいだとは思ってもいませんでした。 | |
|  |  | 
|  | 時々、人が途切れます。 | 
| 傾斜が増してきて、左手には13日に行く予定の屏風の耳が見えます。あそこから見る涸沢はどんなでしょう、楽しみです。 |  | 
|  | 右は北穂高岳の東稜。一般ルートの南稜はもう少し先です。 | 
| 涸沢カールが大きく広がって来ました。稜線に雲がかかる奥穂高岳や涸沢槍も見えて来ました。 | |
|  |  | 
|  |  | 
| 本谷橋から涸沢まで顔がほころびっぱなしの2時間で、涸沢ヒュッテに到着。入口には「今日は布団1枚に3人」と掲示されています。5人じゃなくて、よかった。指定された部屋(仕切り)は別館で比較的新しい雰囲気です。4枚に単独女性4人と二人連れ2組の計8人で、覚悟していたより空いていてほっとしました。 | |
|  | ヒュッテ周辺を散歩。 | 
|  【色とりどりのテント村】 | |
| 
 |  |