伊豆ヶ岳は登山口が駅から近く、奥武蔵で最も人気の高い山だそうです。
ミツバツツジが咲く季節、カタクリが咲くという武川岳と合わせて登って来ました。
2008.4.27 (日) | 正丸駅 | → | 五輪山 | → | 伊豆ヶ岳 | → | 山伏峠 | → | 小ピーク | → | 前武川岳 | → | 武川岳 | → | 妻坂峠 | → | 名郷 |
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曇り | 07:55着 08:00発 | 09:10 09:20 | 09:35 09:55 | 10:20 | 11:05 11:15 | 11:35 | 11:55 12:40 | 13:10 13:15 | 14:30着 14:45発 |
いよいよ奥武蔵の代表的な山、伊豆ヶ岳へ。青空の日に行こうと待っていましたが最近の週末は曇天続き。もうタイムリミット、次の予定もあるので決行です。正丸駅の階段は、今回は覚悟していたので大丈夫です。3月は梅がきれいでしたが、今日は桜が咲いていました。 |
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道にはマルバスミレのような白スミレが多く続きタチツボスミレより優勢で群生しています。 |
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馬頭観音のある分岐に来ました。前回は正丸峠へ真っ直ぐ進みましたが今回は左へ入り沢沿いを進みます。植林帯ですが、すっきり手入れされた道を沢音を聞きながら登って行きます。 |
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途中から左へ巻くようになると明るい新緑の雑木林になりました。が、ここからは滑りやすい急斜面。昨日の雨で湿っているので、木や根に掴まりながら登って行きました。 |
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支尾根に上がるとほっと一息。ここからはしばらく緩やかです。北側が自然林の新緑で明るい尾根を進んで行くと、ちょっと岩っぽい尾根になります。 |
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小さなピークに着きました。 |
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【男坂・女坂分岐】 |
今回はこの岩場を楽しみにしていたけれど、これはちょっと怖い・・・ |
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伊豆ヶ岳の山頂に到着しました。 |
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休憩後は山伏峠へ向かいます。すぐ下に分岐があって、自然林の気持ちのいい下りですが、やはり急下りです。 |
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バイクがビュンビュンと何台も走り抜けて、その後は静かな山伏峠。向かいに武川岳への登山道が続いています。 |
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しばらくは植林を左へ巻くように進みます。やがて暗い植林の直登になり、途中に「名栗げんきプラザ」への分岐がありました。 |
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山伏峠から15分くらいで大きな伐採地に出ました。見晴しがよく、振り返ると今登った来た伊豆ヶ岳がうっすら霞んで見えています。 |
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南側植林、北側自然林の尾根伝いの道で、新緑もこの辺りまで。 |
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小さなピークを越えて、天狗岩からの尾根が近づいて来た頃になって、急に青空が広がってきました。周辺も自然林になって、気持ちいい~ |
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気持ちよく歩いていると人の声が聞こえてきて、若い子たちのグループが見えて来ました。ミツバツツジの写真など撮りながら楽しそう。 |
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青くなった空にミツバツツジのピンクも明るく映えて、山頂まで一登り。足元にはアケボノスミレでしょうか、葉が小さく可愛い花だけ目立っていました。 |
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小広い山頂の武川岳に着きました。 |
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しばらくすると、さっきの青年グループが到着しました。ちょっと下がった所で昼食準備になったかと思ったら、また次の青年グループが到着。しばらくしたら3番目と4番目のグループも来て、中高年ばかりだった山頂が一気に若々しい雰囲気になりました。服装はばらばらで、手ぶらに近い子やら山岳部らしいデカザックの子やら、いろいろで賑やか。最近は若い人たちも山で見かけるようになり、何やら楽しい気分です。 |
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さて、そろそろ下山。雲も多いけれど青空も広がってきたので、また伊豆ヶ岳へ飛んで行きたい気分ですが仕方ありません。 |
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下りも真っ直ぐな道で、しかも所々滑りやすい急な下りです。ミツバツツジも混じる木立の向こうに武甲山が見えていました。 |
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この先は更に急な下り。転げ落ちそうな斜面で、タチツボスミレがあちこち咲いていました。 |
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やがて鞍部に下り立ちました。ここが妻坂峠。 |
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あとは植林の下りです。隣の山肌はヤマザクラや萌黄色がきれいでした。 |
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やがて沢沿いになり、緩やかな下りで小さな駐車場のある登山口に着きました。ここから名郷まではずっと車道歩きです。 |
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ガスって伊豆ヶ岳から展望がないのは残念でしたが、武川岳では少しでも青空が見えてよかったです。植林の多い山域かと思っていましたが自然林も多く楽しい山でした。時間的には大持山まで行けそうでしたが、もう少し先のアカヤシオの時期まで楽しみにとっておくことにします。 |