ヨモギ尾根は三ノ塔の北東に延びる静かな尾根で、ずっと行きたいと思っていた所です。
新緑の頃歩いた事がある書策新道も、紅葉がきれいなのではと思い行って来ました。
2007.11.18 (日) | ヤビツ峠 | → | オートキャンプ場 (奥の登り口) | → | ヨモギ平 | → | 三ノ塔 お地蔵様 | → | 烏尾山 | → | 書策小屋 | → | 本谷 | → | 戸沢 | → | 大倉 |
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晴れ のち曇り | 08:15着 08:20発 | 09:05 (09:10) | 10:00 10:20 | 11:05 11:10 | 11:30 12:00 | 12:50 13:00 | 13:55 14:10 | 14:50 15:00 | 16:20着 16:38発 |
秦野駅7:35発のヤビツ峠行きのバスは満員で出発。途中のバス停アナウンスは全て空振り、全員がヤビツ峠までの登山客ばかりで直行バスといった感じです。途中、窓から見えた富士山はすっきりきれいでしたが、三ノ塔に着くまで待っててくれるかどうか。 |
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ヤビツ峠に到着。ヨモギ尾根を登るには、ここから一旦下ってキャンプ場や札掛まで歩かなくてはいけません。 |
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青山荘の建つ門戸口からは車道を歩き、約8分で黄葉したイチョウの立つ諸戸。その2分ほど先、左側にBOSCOオートキャンプ場の入り口があります。ヨモギ尾根の末端は札掛ですが車道歩きが長過ぎるので、このキャンプ場から登ります。 |
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紅葉したモミジを見ながらキャンプ場の中を右手奥へ進んで行くと堰堤の傍にヨモギ平への入り口がありました。 |
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最初は植林を折り返しながら登って行きます。手入れされていて
朝日も差し込むので、気持ちのいい植林です。 |
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黄葉が多い尾根だけど、時々鮮やかな朱色のカエデもあって防鹿扉を過ぎると黄葉も多くなって来ました。青空に明るく輝いていて気持ちいい道です。 |
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振り返ると、樹間から大山が見えていました。 |
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この周辺がヨモギ平。広い尾根にはブナが立ち、ブナ平とも呼ばれていたようです。 【ヨモギ平】 |
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ヨモギ平をあとにして出発。 |
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次の高みは1060mあたりで、右手には新大日の奥に塔ノ岳が見えて来ました。前方の稜線上には烏尾山荘の屋根が小さく見えています。ぽつぽつ紅葉の残る気持ちのいい道を進んで行くと、やがて笹が現れてきました。s-okさんによれば、’99年頃は道標もなく、かなりの藪だったそうですが今はきれいに刈られて茂みの中に道が出来ています。抜けると稜線に合流しました。 |
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三ノ塔の北端のお地蔵様のところに出ました。晴れていても富士山はもう雲に隠れて見えませんでした。残念。 |
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目の前にはいつもの表尾根。お昼は三ノ塔の予定でしたが富士山も見えないし風も冷たいので烏尾山へ変更。急な段々を下って行きました。 |
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烏尾山で昼食のあとは、今歩いて来たヨモギ尾根や大山北尾根を右後ろに見ながら行者ヶ岳へ進み、鎖場を経て書策小屋へ向かいました。 |
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書策小屋に到着。 |
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表尾根にはそれなりに人もいましたが、書策小屋から下るこの道はまた静かになりました。上の方はほとんど落葉していますが、鮮やかな黄葉もポツポツあります。急な下りが多いので慎重に下って行きました。 |
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【白竜ノ滝】 |
小さな白竜ノ滝を過ぎると周辺の紅葉も多くなって来ました。朱色や黄色のカエデがとてもきれいです。 |
本谷出合。ここの道標上には草鞋が掛かっていて、『林道カラ1197米』と書かれていました。 |
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岩ゴロゴロの河原で、沢音を聞きながらコーヒータイム。下に見える紅葉が優しい色彩できれいです。 |
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本谷を過ぎると山腹の道になり、所々道幅が狭くなってきます。5年前、新緑の頃に歩いた時にもちょっと危なげな所があったように思いますが、今回はやはり台風の影響からかロープの固定された木ごと岩が崩れ、ちょっと注意が必要な所がありました。 |
【要注意箇所】 |
谷あいの紅葉は続き、緑から紅葉に染まっていく途中の木々は光があれば鮮やかさも増してもっときれいだろうなと思いながら下って行きました。 |
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戸沢の休憩舎裏にはパトカーが一台停まっていました。ここにはトイレがあり、丹沢臨時警備派出所が併設されています。 |
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戸沢から長い林道歩き。でも広葉樹が多く、舗装もあったりなかったりで車も少ないので大倉尾根向こうの西山林道より好きな林道です。 |
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以前から行ってみたいと思っていたヨモギ尾根ですが、ようやく歩くことが出来ました。評判通りに静かな広葉樹林の気持ちのいい尾根道で、次は新緑の頃にも来てみたいと思いました。風が冷たく寒い日でしたが、ヨモギ尾根で一組、書策新道で一人に会っただけで、紅葉と静かな山歩きを楽しめた一日でした。 |