レンゲショウマで有名な御岳山は、見頃になると大変な人出のようですが、
今日は久しぶりに涼しいので、混雑覚悟で思い切って行くことにしました。
2007.8.18(土) | 古里駅 | → | 尾根に出る | → | 大塚山 | → | 御岳山 (富士峰公園) | → | 大楢峠 | → | 寸庭分岐 | → | 鳩ノ巣駅 |
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曇り 上は霧雨 | 08:40着 08:50発 | 10:05 10:15 | 10:55 | 11:20 13:25 | 14:40 14:50 | 15:50 | 16:15着 16:38発 |
今日は今までの猛暑が嘘のように涼しい。緩やかな山ばかり行っていましたが、少しは高低差のある山もいいのではと御岳山へ行ってみることにしました。レンゲショウマは曇り空でも似合いそうです。 |
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駅前をまっすぐ進み、風情のある丹三郎蕎麦屋の藁葺き屋根を右に見て少し先の道標で右折。 |
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尾根に出るまではずっと植林で、ところどころにハグロソウやキンミズヒキなど見ながら、急登をジグザグに登って行きます。 |
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ここからは雑木林になり、霧に包まれた気持ちのいい緑の尾根を進みます。さっきの植林と比べると緩やかですが、風がないのでこの尾根も歩けば暑い。 |
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緩急交互に登って行き、大塚山の巻き道分岐に出ました。すぐ上なので段々道を登ってみると、ギボウシやシラヤマギク、アザミなどが咲いていました。 |
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大塚山から緩やかに下り、分岐に出ると向かいの富士峰園地の入り口に「レンゲショウマ群生地」の大きな看板がありました。矢印に従い登ってみましたが、そういえばここへ上がるのは初めて。ここから富士山が見えるのでしょうか、今日はガスって何も見えませんでした。 |
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安産杉のある小さな社を下りると群生地がありました。狭いながらも斜面にはレンゲショウマがいっぱい。ぼんぼりのような可愛い蕾をいっぱい下げて、まさに群生しています。 |
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霧に霞むレンゲショウマは風情があります。 |
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群生斜面の下はカメラマンが三脚を据えて撮影中。霧も山の上では霧雨状態。傘を差すほどではないけれど、大切なレンズが濡れないようにカバーを掛けての撮影。デジカメで次々撮って行く人、携帯を向けている人いろいろです。 |
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【ヤマジノホトトギス】 |
他にソバナやヤマジノホトトギス、キバナアキギリなどが咲いていました。 |
この道は、普段はけっこう人も多いけれど今日は誰もいません。天気が悪くなったので、帰りもケーブルという人も多いようです。久しぶりに歩く鳩ノ巣への道。自然林の山腹道で、あちこちにタマアジサイが咲いていました。 |
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やがて植林になり、大楢峠に到着。 |
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越沢バットレスへの下り口を過ぎると、まもなく寸庭(古里駅方面)分岐で、新しく東屋が出来ていました。川苔山方面が見えるはずですが、山々はガスに包まれていました。 |
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御岳山はいつも人の多い山ですが、このレンゲショウマの時期は特に多いようで、平日でも団体さんなどツアーで鑑賞に来るようです。うつむいた花は可憐、まんまる蕾もとても可愛いので人気があるのも当然です。レンゲショウマは静かな林床でひっそりと咲いているほうが似合っていますが、こうして見る群落にも素晴らしいものがありました。 |