高尾山

たかおさん(599m)


リハビリ山行といえば高尾山。ほどよい高さで自然林がいっぱいです。
曇り空で蒸し暑いとの予報ですが、ともかく行ってみることにしました。


2007.7.21(土) 高尾山口駅びわ滝2号路
入り口
4号路
入り口
いろはの森
ルート
高尾山稲荷山高尾山口駅
曇り 11:20発11:4512:15
12:30
12:4013:0013:20
14:05
14:55
15:00
15:40着



2週間前からの足の甲の痛みも治まり、空と足とを比べながら様子を見ていましたが、今日はようやく高尾山へ行けそうです。昼近くになってしまいましたがこの時間でも登り始める人はいて、さすが高尾山。風もなく暑そうなので一気に上に出て、足に不安があればリフトで下り、大丈夫そうなら山頂まで行って帰路は緩やかな稲荷山コースで下りようと、びわ滝の横から登ることにしました。

お堂の前で安全祈願。今日の滝は水量も多そうです。この登り始めは露岩混じりの急登で、湿っているので用心用心。短い登りで尾根に出ると右に観音様が7体並んでいます。ちょっと寄ってご挨拶。


びわ滝
【びわ滝】

観音様
【観音様】

ここから急坂
【ここから急坂】

ここには新しく高尾山口駅への道標が立っていました。こちらへはまだ下りたことがないのでいつか行ってみようと思います。

高尾山へ進む道はしばらく急坂で、ゆっくりゆっくり足元を見ながら登って行きました。久しぶりの山道が嬉しくて、時々ふふふっと笑ってしまいアヤしい人になっていましたが、誰もいないので大丈夫。

階段が現れ、メイン通りのかすみ台に着きました。今日は風がないので本当に暑い。ベンチで休憩。

2号路はウッディキャビンの裏が入り口で、段々を少し下って左へ折れます。

2号路入り口
【かすみ台  2号路入り口】

1号路から6号路まである高尾山のコースの中で、この北側2号路は歩く人も少ないようです。緑が迫り、所々道幅がかなり狭くなっていますが、ほかでは見かけなかった緑色のヤマアジサイや何が咲くのか楽しみな白い蕾がありました。
(後日、タマアジサイの蕾と教えていただきました。michiyoさん ありがとうございました。)


ヤマアジサイ?
【緑色のヤマアジサイ?】

何の蕾
【何の蕾かな・・・ 】

4号路に合流すると道幅も広くなり歩きやすくなります。広葉樹林の歩きやすい道は気持ちよく、しっとりとした緑濃い山の空気を味わいながらゆっくり歩きました。
ここは人気のコース。こんな天気でもけっこう人と行き交い、みやま橋では学生の団体さんとすれ違いました。揺れる橋に反応もいろいろで面白い。


4号路
【4号路】

みやま橋
【みやま橋】

いろはの森コース
【いろはの森コース合流】

いろはの森コースに合流すると、風も少し出てきて涼しくなりました。ここからは4号路を外れ、いろはの森コースを歩きます。尾根伝いなので風通しもよく、大木も多いコースです。


1号路に合流して高尾山 山頂に到着。
見晴台が広くなったと聞いていましたが、本当に大きく開けて、丹沢が一望できるようになっています。今日は雲で隠れ残念ですが、次回の楽しみが増えました。記念撮影も、もう順番待ちしなくてよさそうです。

この頃からときどき薄日が差してきましたが、木陰のベンチは風も通り、思いのほか涼しい昼食タイムになりました。

高尾山
【高尾山 展望台】

足は痛みもなく、問題なし。右足とまったく同じという訳ではないけれど、もう心配はなさそうです。帰りは予定通り稲荷山コースを下ることにしました。でも用心にここからはストックを使います。直下の階段を慎重に下って行くと下の分岐ベンチに出ますが、この周辺も明るくなっていました。スギがだいぶ伐採されたようです。

稲荷山コースは南側の尾根なのに、歩き始めると意外とぬかるんでいました。ドロドロが多く、日陰の4号路より湿っています。道幅は広いコースなので歩く人も多く、傾斜のある場所では滑った跡があちこちに見られました。慎重に下って行き、あずま屋でしばし休憩。都心方面がうっすら見えていました。緩やかで、人気のある稲荷山コースも今日は静かです。


あずま屋
【あずま屋】

稲荷山コース
【稲荷山コース】


アジサイの咲く階段を下り、ケーブル駅に出ました。無事に着いてほっと一息。でも山から無事に下山してきたのに駅の階段で骨折したという話も聞いていたので、ここからも用心用心。家に帰り着くまでは、気を抜いてはいけません。


4ヶ月ぶりの山歩きは嬉しくて、行き慣れた高尾山も改めて自然林の多い素晴らしい山だなあと実感しました。足は翌日になっても痛みなどなく、ようやく山も再開できそうで本当に感謝のリハビリ山行でした。
3,4月は休みもたくさん取ってしまったので、8月は週末だけの山行になりそうだし、骨量も筋力もまだまだ不足。夏はどこかの高原あたりで遠くの山々を眺めながらゆっくり歩こうかなと、地図を広げて考えることにします。



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