三ツドッケ・滝入ノ峰

みつどっけ(1576m)・たきいりのみね(1310m)


三ツドッケは、大岳山とともに奥多摩周辺のどの山から見ても分かる特徴のある形をしています。
中央峰の見晴らしがよくなったらしいので、冬の展望を期待して行ってみました。


2007.2.3
(土)
 東日原ミズナラ林
休憩
一杯水
避難小屋
三ツドッケ縦走路
合流
滝入ノ峰
入口
滝入ノ峰ミズナラ林
道標
東日原
快晴 08:55着
 09:00発
10:00
10:10
11:35
11:45
12:15
13:00
13:1014:0014:15
14:35
15:1015:45着
16:17発



この週末は土日とも快晴マーク。青梅線立川駅7:05発の奥多摩行きは、けっこうな賑わいです。8:30発東日原行きのバスも20人以上乗って、ほぼ半数が川乗橋で降りました。
終点の東日原で下車。山側に上がり、道標から右へ斜上して民家の横を2回ほど通り抜けます。植林のジグザグ道を登って行くと、45分くらいで明るいミズナラ林に変わます。その先からは植林との境道で、日陰の凍った雪道はけっこう滑る。

ようやくいつもの休憩地点のカーブに着きました。北側は明るいミズナラ林。滝入ノ峰へはここから入るのですが、以前あった「焚火など注意」の看板はなくなっていました。今日は短い行程なので、帰りは滝入ノ峰を通って下る予定です。明るい林の中にちょっと入って休憩。


その後もしばらく植林との境道で、日陰なので滑りやすく、そーっと歩きました。


ミズナラ林
【ミズナラ林】
山腹道
【東面の山腹道】

やがて道が北向きに変わると植林から離れ、ここからは素晴らしい自然林。右手には川苔山がよく見えています。

東側なので朝は明るい日差しが降り注ぎ、気持ちのいい平坦な山腹道が続きます。

滝入ノ峰を巻き終わると向こう側に長沢背稜の山々が見えてきて、冬枯れの木々の間から三ツドッケも見えていました。

三ツドッケ
【三ツドッケが見える】
ヨコスズ尾根
【ヨコスズ尾根】

尾根が広くなりブナの大木も現れてきて、新緑や紅葉の頃は特に雰囲気のいい道になります。
初めてこのヨコスズ尾根を歩いた時すっかり気に入り、ハナド岩までピストンした事が何度かありました。

尾根上に雪はないけれど、所々ちょっと外れた日陰の道になると雪もあってツルツルに凍っていました。

枯れたスズタケが現れ、アセビのトンネルを通り、檜林の横を抜けると一杯水避難小屋が見えてきます。
小屋前のベンチで休憩。

一杯水避難小屋
【一杯水避難小屋】
スズタケ
【枯れたスズタケ】

三ツドッケへは、小屋の右側トイレの裏手に登り口があります。6年前はスズタケが生い茂り、両手で掻き分けるように登って行った記憶がありますが、今は枯れて、また一部刈られて通りやすくなっていました。藪こぎは苦手ですが、透けてくるのも淋しいものがあります。

最初のピークは南峰。一旦下って、登り返します。

三ツドッケ(中央峰)山頂に着きました。
以前は南西だけ開けていましたが、今は東側もぐるっと伐採されて、突き出た岩からは270度(?)の眺め。素晴らしい展望の山になっていました。

ただ、狭さは同じ。3,4人が座れば満席です。先客さんが下りてしまったので、私一人になりました。

三ツドッケ
【三ツドッケ】

ここからは奥多摩の山々が広く見渡せます。
蕎麦粒山、川苔山、本仁田山。大岳山、御前山、三頭山は頭だけ。
六ツ石山から延びる石尾根が大きく広がり、富士山の右は鷹ノ巣山。
更に右へ七ツ石山から雲取山、後方の芋ノ木ドッケ、酉谷山まで見えます。

奥多摩の山々
【 蕎麦粒山〜鷹ノ巣山 】

長沢背稜縦走路では三ツドッケを巻いているので、ここへ登って来る人は少ないようです。目の前に広がる景色を眺めながら、昼食タイム。帰りは小屋まで今来た道を戻ってもいいいけれど、この先へ進んでも縦走路と合流するので北へ向かいました。雪のついた露岩の急下りからまた登り返して北峰。そこからは緩やかな下りで縦走路に合流します。


縦走路と合流
【長沢背稜縦走路との合流点】

長沢背稜縦走路と合流し、酉谷山方面へ少し進むとハナド岩があります。以前はハナド岩の方が見晴らしがよかったけれど、今は伐採された三ツドッケのほうが素晴らしい展望になっていました。

今日はハナド岩はパスし、この縦走路を通って一杯水避難小屋まで戻ります。

避難小屋から、またヨコスズ尾根を下り35分くらいで滝入ノ峰の入口に着きました。

滝入ノ峰へは一度往きで寄ったことがあるだけ。帰りに寄るのは初めてで、最初は短い急な登りですが右側はかなりの急斜面。落ちたら大変なので、慎重に登って行きました。ヤセ長ピークの先から登り返すと滝入ノ峰です。

滝入ノ峰 入口
【滝入ノ峰 入口】
滝入ノ峰
【滝入ノ峰】

滝入ノ峰 山頂に着きました。
周りを木々に囲まれた狭い山頂です。葉のある季節はひっそりとしていますが、冬は木々を透かして向こうの山々も見えています。

誰も来ない静かなピークで、しばしコーヒータイム。

この尾根は南西向きなので午後も日差しがいっぱい。ブナの大木など点在し、自然林の明るく気持のいい下りです。

次のニセピークからは意外と急な下りでした。以前登った時は、初めての滝入ノ峰だったのでウキウキしていてあまり気づきませんでしたが、こうしてみるとけっこう急です。

急下り
【急下り】
「二四七」
【「二四七」 赤テープ】

やがて緩やかになり、足元に埋め込まれた石柱「二四七」には赤テープが巻かれていました。このあたりから左の斜面へ向きを変えれば、朝に休憩した緩やかな林に出られるはずですが、赤テープは尾根伝いに更に下に向けて続いています。もう少し先から南へ下りてもいいはずなので、注意しながらそのまま尾根を下って行きました。


下で尾根が分かれるようになっても赤テープは西へ下りて行きます。そちらは急だし、どこへ行き着くのか分からないので左の急斜面を下りて南の尾根へ向かうと、あのミズナラ林の道標が見えてきました。

以前登ろうとしたけれど、急斜面だったので諦めた所に出ました。ここからは一般道。


道標
【ミズナラ林を振り返る】

この下の植林にも、ちょっと気になる道があります。道標のところから右へ入る細い道で、バス停への近道ではないかと思っていました。今日は時間があるので偵察がてらここから下ってみることにしました。
が、ずっと植林のジグザグ下り。下で壊れた防鹿扉を出ると、「巨樹コース」の道に合流しました。今は工事中で、右へは行けません。


日原小学校
【日原小学校】

左へ進むと日原小学校に下り立ち、校庭を抜けるとバス停はすぐでした。この道は急で暗い植林だったので、登りの時は一般ルートの方がいいかも知れないなあと思いました。



三ツドッケは本当に見晴らしがよくなっていましたが、この時期は太陽が低いので日差しが強いと陰影も濃くなり南に広がる山々はちょっと見えにくい感じでした。でも奥多摩の山々がこれほどきれいに並んで見えるのは、長沢背稜の山ならではという気がします。春や秋の、すっきり快晴の日にまた来てみたいと思いました。



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