昨年7月に本社ヶ丸へ行った時、レンゲショウマの蕾を沢山見たので花の頃も来たいと思いました。
三ッ峠山はマツムシソウも咲いている頃だと思うので、木無山から歩くことにします。
2006.9.3(日) | 三ッ峠 登山口 | → | 木無山 展望地 | → | 御巣鷹山 | → | 送電鉄塔 | → | 清八山 | → | 本社ヶ丸 | → | 1377地点 | → | ヤグラ | → | 笹子駅 |
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晴れ | 09:27着 09:30発 | 10:45 11:45 | 12:05 12:20 | 13:10 | 13:35 13:50 | 14:20 14:35 | 15:40 | ロス 40分 | 16:30 16:35 | 17:45着 18:12発 |
8月になって急に忙しくなり、予定していた南アルプスも見送り、この本社ヶ丸も2週遅れになってしまいました。レンゲショウマにはもう遅いけれど、少しでも咲き残っていてくれればいいなと思います。 |
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富士急行の河口湖駅はいつのまにか新しくなっていました。改札を出て、すぐ目の前にあった天下茶屋行きのバス停は中央左側の5番乗り場で、時間も9:00発に変更になっていました。今日は空いています。 |
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三ッ峠登山口で下車。しばらくは林道ですが、この道を歩くのは6年ぶり。清八林道入口に着くと、新しくトイレが出来ていました。車が何台か駐車していて、登山道を少し行くと右側に文字の消えた古い道標があり、林の中に細い道が続いています。地図にある直登の道のようなので、今回はこちらから登りました。急登ですが静かな道です。30分ほどでベンチに出て、ここからは幅広の一般道に合流。やがてカイフウロがあちこちに見え、四季楽園への道を左に見送り右の木無山方面へ向かいました。 |
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三ッ峠の稜線に出るとタムラソウが目立ち、向こうに富士山が見えていますが今日は裾野に薄い雲が広がっています。 |
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展望ベンチにザックを置いて周辺を散策。ツリガネニンジンやウメバチソウも咲いています。 |
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木無山の花畑へ行く途中、ところどころにマツムシソウが咲いていますが思ったより少ないようでした。 |
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木無山のお花畑で、ロープの上から顔を出すとタムラソウが一面に広がっていました。 |
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しばし景色を楽しみ、先ほどのベンチへ戻りました。今日の三ッ峠は空いているようです。昼食後、御巣鷹山へ向かいました。いつも賑やかな三ッ峠山荘の先の展望広場も人の姿は疎ら。今日は最高峰の開運山はパスして、四季楽園からは左の巻き道へ進みました。ここからは本当に誰もいなくなり、更に静か。10分ほどで開運山からの道と合流すると、林の中にポツポツとレンゲショウマの姿が見られます。が、もう殆ど終わりかけ。一輪か二輪、寂しく咲いているだけです。 |
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相変わらず広い道を行くと、前方にアンテナ塔の建つ御巣鷹山が見えて来ました。近くまで行くと、女性ばかり20人くらいの団体さんが道に座って休憩中でした。 |
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すぐ先に北口登山道への分岐があり、細い道が右へ下りています。この木立の中にもレンゲショウマが咲いているかも知れないと思い少し下ってみました。しかし、しばらく行っても咲いている様子はないので引き返そうと戻って行くと、なんと、道の両側に”お花摘み”の終わった女性が3人立っています。私もあちらもびっくり! お互い気まずい雰囲気なので「こんにちは」とも言えず、そのまま知らぬ振りして通り過ぎようとしたのですが、ふと白い物が目に入ってしまい・・・ |
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御巣鷹山の山頂はアンテナ塔があるだけ。そのまま通過します。林の中はレンゲショウマのほかにレイジンソウもチラホラ咲いています。 |
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大幡八丁峠からひと登りで清八山です。 |
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僅かな急下りで清八峠です。笹子駅への道を左に見送り、真っ直ぐ行くと展望のいい大岩の上に立ちます。でも今日は雲も多く、富士山も霞んでいるので通過。ここからは岩尾根で、日差しもあるけど今日は爽やかな秋の気配。やはり初夏の7月と晩夏の9月では風が違うようです。 |
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本社ヶ丸の山頂に着きました。 |
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昨年レンゲショウマの蕾を沢山見たのはこの先の東峰からです。山頂から下ってブナ林へ入りました。この辺りは気持ちのいい林です。 |
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が、レンゲショウマはイマイチ少ない。今を盛りと咲いているのはテンニンソウばかりで、所々にサラシナショウマも咲いている程度。 |
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しかし下るにつれ、あちらこちらに見られるようになってきました。自然林で雰囲気のいい1541地点と思われるあたりから下ると更に多くなり、開きかけの蕾もまだ残っていました。 |
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やがて送電鉄塔の建つ小笹斜面に出ました。ここは明るく、正面に鶴ヶ鳥屋山が見え、右には「宝の山ふれあいの里」への道が分岐しています。 |
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小笹斜面を下って、また林の中に入ると、落ち葉の中に見たことのない赤い果物のような実が目につきました。 |
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その先の1377地点の角研山は木々に囲まれて、展望はありません。地図は直進ですが、道標は右へ急下りです。 |
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少し下ってまた登り返し、次の狭い小岩ピークに立ちました。ここは見晴しがいいのでぐるっとあたりを見回してから真っ直ぐ下りました。しばらく行くと以前は見なかった「登山道」の標識が木に掛けられていたので、新しく整備されたのかなと思いました。やがて壊れたヤグラが現れ、ちょっと以前と雰囲気が違うなあと思いながらも、道ははっきりしているので更に下ると二つ目のヤグラ跡。「あれっ、ヤグラって2つもあったっけ・・・ 私ってすっかり忘れてる・・・」と思いつつ更に下って行くと急に道が怪しくなり、突然なくなってしまいました。 |
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まったく、どうすると2度歩いた道を3度目に間違えることが出来るんだろうかと我ながら情けない。しかも途中2度目のヤグラを不思議に思いながら、物忘れのせいにして、そのまま進むオメデタさ。その時すぐに地図で確認していればもっと早く気付いたはずなのに3度目だからという気の緩みがあった訳で、道迷いは何も初めての道に限った事ではないんだなあと思いました。 |
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やれやれ参ったなあーと言いながら登り返して行くと小岩ピークの直下に来て、ここで右に巻く道があったのを思い出しました。落ち葉道をトラバースすると、ようやくあのヤグラが見えてきました。 |
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このすぐ先が鶴ヶ鳥屋山と笹子駅の分岐。時間はちょっと遅くなったけど、ともかく休憩しましょう。前と同じ木の下に腰を下ろしました。 |
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送電鉄塔の先からはまた急な下りで、滑りやすいジグザグ道。転ばないように注意しながら下まで行くと沢に出ます。あとは沢沿いに何度か渡渉しながら下って行くと林道になり、笹子駅ももうすぐです。 |
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三ッ峠ではマツムシソウよりタムラソウの方が多いようでしたが、木無山の花畑からは今回も富士山を見ることが出来たので嬉しかったです。本社ヶ丸のレンゲショウマは思ったより少なかったものの、木陰にひっそりと俯きながら咲く花は愛らしく、ぼんぼり蕾もいくつか見ることが出来たので、やはり来て良かったなと思いました。そして、”オカシイと思ったら、すぐ地図を見ること” 今日の教訓でした。 |
三ッ峠~本社ヶ丸の花々 |