2006.5.5(祝) | 大菩薩峠 | _ | 天狗棚山 | _ | 榧ノ尾山 | _ | 大ダワ | _ | 鶴寝山 | _ | 松姫峠 | _ | 奈良倉山 | _ | 佐野峠 | _ | 西原峠 | _ | 中風呂 |
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晴れ | 06:00食 06:55発 | 07:30 07:40 | 08:30 08:45 | 09:50 10:05 | 11:00 11:40 | 12:00 12:05 | 12:40 12:55 | 13:35 | 14:00 14:50 | 15:50着 17:25発 |
朝、日の出は4:40頃とのことなので、4:30起床。親不知ノ頭まで行ってみました。 |
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6時からの朝食を済ませ、出発。熊沢山を越えると、またあの素晴らしい眺めです。 【石丸峠から狼平、小金沢山 奥に雁ヶ腹摺山、右に富士山】 |
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朝日を受け、時々立ち止まりながら笹原を下ると石丸峠。振り返りつつ登り返すと牛ノ寝通りと小金沢山の分岐です。牛ノ寝通りへは左へ下って行くのだけれど去り難く、ちょっと上の1957地点(天狗棚山?)まで行ってみます。 |
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上日川ダムの向こうはまだ雲海が広がり、南アルプスは朝より霞んで更に見えにくくなっていました。 |
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分岐に戻って、牛ノ寝通りへ向かいます。しばらくは急な下りで、芽吹き前の明るい道を下って行くと長峰分岐の道標で、右には細い踏み跡。左へ下って行くと見覚えのある「山道」の道標があり、左から山腹道が合流。山肌に沿って昨日の「荷渡し場」に通じているのか、下の沢に下りていくのか・・・ |
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やがて榧ノ尾山に着きました。 |
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ここからは緩やかな山の散歩道。ポツポツ咲いているミツバツツジやブナの大木、カラマツの新緑など見ながらの平坦な道が、緩くカーブしながら右に左に続きます。 |
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伐採地の大ダワに着きました。 |
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この先の分岐で小菅への道を左に見送って、真っ直ぐ松姫峠方面の道に入ります。すぐに大マテイ山の巻き道分岐になりました。右の「大マテイ山・鶴寝山(日向みち)」と記されている明るい道へ進みました。大マテイ山の南側を巻く淡い芽吹きの道で、ミツバツツジもちらほら咲いています。巻き終わった先からは、木々の間に葛野川ダムが見えていました。 |
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平坦な道を進んでいくと小菅村の立派な道標があり、左は「トチの巨樹、わさび田」「小菅の湯」と記されています。ここからも小菅へ下りられるようです。 |
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明るい芽吹きの自然林の道はまだまだ続き、 |
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やがてベンチのある鶴寝山に着きました。 |
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鶴寝山から下って少し行くと、鶴寝山を北に巻く「二輪草コース」という道標が立っていました。大マテイ山から松姫峠のあたりまで小菅村が整備しているようで、あちこちに立派な道標が立っています。フデリンドウが咲いている落ち葉がいっぱいの明るい雑木林を行くと、松姫峠の手前の伐採斜面に出て、ここで寛いでいる人もけっこういました。すぐ下の松姫峠に下りるとバス停やトイレがあり、富士急バスが期間運行しています。 |
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すぐ先に奈良倉山の登山口がありました。平行して林道も延びているようですが、ゲートがあるので車は通らないようです。 |
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林道のすぐ北にある登山道は芽吹きの自然林。エイザンスミレが咲いていました。 |
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途中で林道と合流。南側を行く林道はやがて新緑のカラマツ林になりました。 |
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林道はそのまま南を巻くように延びていますが、途中に奈良倉山への登り口がありました。小さな道標があり雑木林と植林の境を真っ直ぐ登って行きます。足元にカタクリの花が3輪だけ咲いていました。 |
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道標が見えてきました。ここが奈良倉山のようですが、あまり山頂という風情の所ではありません。 |
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ここで鶴峠に下りようかとも思いましたが、天気もよくまだ早い。時間的には坪山経由で飯尾に下りる事も出来そうなので、予定通り尾根伝いに進むことにしました。すぐ下が林道の終点かと思っていましたが、先まで続いています。尾根を僅かにずれていますが概ね尾根伝い。右に左に巻くように続いていて、途中で下ってしまわないか心配しながら進みました。 |
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地図の実線は1234地点の北を巻いているのでそのまま林道を進み、巻き終わると今度は何やら右に下り気味になってきました。”えー?どこ行くの?” と心配になり、左の尾根に上がろうとすると同じように思った人がいたのか薄い踏み跡がついています。ややヤブっぽい道を行くと左へ下り始めたので、”ちょっと待って、西原峠を確認してから” と思い右を見ればさっきの林道がまだ平行していたので、一旦強引に林道に出ました。(後で思えばこのヤブ道が正解だったようです。実線になったからといって、必ずしもはっきりした道とは限らないようです。) |
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林道を少し下ると、さっきの道標の所からは見えない位置に、中風呂への下り口がありました。ここが西原峠のようです。 |
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ここから午後の光が差す明るい雑木林を下っていきます。ジグザグに下って行くと、左下に集落や車道が見えてきました。やがて民家のすぐ脇を通ると、手作りの古い道標があり、今来た方向を指して「佐野峠」と表示されています。??? |
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下は渓流つり場になっていて、ちょっと奥まで歩けます。切り立った岩が迫り雰囲気はいいけれど、ダムから流れているからか、水はあまりきれいではありませんでした。 |
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丹波大菩薩道は長いけど緩やかで静かな道でした。途中に明るい休憩ポイントもあり、とてもいい道なので、また季節を変えて歩きたいと思います。牛ノ寝通りから松姫峠は伸びやかで、まさに山の散歩道。でも葉が茂っている時の方が先の景色が見えずわくわくするので、もう少し新緑になってからの方が楽しめたかなとも思いました。奈良倉山からは地図にはないのにずっと林道になっていました。見晴しはいい道なので雪が積もって林道が隠れている頃なら楽しいかも。 |
佐野峠と西原峠 |
古いエアリア地図にはないけれど新しい地図にある西原峠はもともと佐野峠と呼ばれ、今日下りて来た登山道は東京へ抜ける昔の国道だったそうです。今でも地元の人達はここを「佐野峠」と呼んでいるそうで、確かに橋を渡ってバス通りに出た時も「←佐野峠」の比較的新しい道標が立っていました。一軒家の脇で見た「佐野峠」という手作りの青い道標も地元の呼び名の佐野峠(地図の呼び名は西原峠)のことのようです。「地図屋が勝手に名前を動かしたので今度抗議する」と言っていました。坪山方面への取り付きが分からなかったと言ったら「今度ちゃんと道標を立てとくよ。」と言ってくれました。 |
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